べっぴんさん ネタバレ8週43話感想あらすじ【11月21日(月)】|NHK朝ドラfan

NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想8週43話
2016年11月21日(月)放送
べっぴんさん8週テーマ「止まったままの時計」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで8週43話
11月21日(月)

紀夫の帰還の知らせを受け、五十八と忠一郎、ゆり、潔がすみれの家に集まります。皆は紀夫との再会を喜び、盛大に帰還祝いを開こうと盛り上がります。そして会場の話になり、すみれが「新しい方のお店でやったらどうかな?」と言います。

beppin_norio43あの、店って・・・?」皆の会話の意味が、紀夫には理解できませんでした。すみれは、戦後を生き抜く為に友達と商売を始めたのだと、「キアリス」開店の経緯を紀夫に伝えるのでした。

「苦労をかけたな・・・。」紀夫が申し訳無さそうに呟きます。

そして、「坂東営業部」が無くなった事を聞くと「僕が、坂東営業部を復活させます。」と、紀夫は五十八に向かいその決意を語るのでした。

五十八は、紀夫の言葉を頼もしそうに受け止めます。潔も、自分達が「坂東営業部」の土台を築いて紀夫に渡し、力になっていきたいと話します。

紀夫は、皆が大変な苦労をした事を知る一方で、自分がいない間に起こった様々な事に複雑な思いを覚えるのでした・・・

その夜の事
さくらが寝付くと、すみれは、出征前に預かっていた「懐中時計」を紀夫に渡します。紀夫は止まったままの時計をじっと見つめ、語り出します。
「この国は変わったな・・・。」

神戸の商店街にて・・・
翌日、すみれと紀夫は、商店街の人達に挨拶をします。皆が紀夫の無事を喜ぶ中、知らせを聞いた紀夫の両親・田中夫妻が神戸にやって来ました。2人は、息子の無事を涙ながらに喜ぶのでした。

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オープン前の「キアリス」には、紀夫の生還祝いの為に皆が集まってくれました。「おかえり!」潔の掛け声が上がり、拍手が巻き起こります。「ありがとうございます・・・ほんまに、ありがとうございます。」紀夫は、深々と頭を下げます。

和やかに会が進む中、良子の夫・勝二と君枝の夫・昭一が紀夫に声を掛け、挨拶を交わします。
beppin_otto43昭一も勝二も、初めは妻達の商売が心配でしたが、今は応援していると笑顔で話します。

すると、紀夫は2人に向い「女ばかりでこないな所借りて、本格的な商売をやるなんて。それを男が笑って見ているなんて。」自分には理解できないと言い、会の雰囲気を壊してしまうのでした。

自宅にて・・・
帰宅したすみれは、昭一達に対する紀夫の発言を咎めます。紀夫は心配しているのだと言い、家賃も高いだろうし商売に失敗したらどうするのだと言います。

すみれは、周囲の人達の力添えを受けている事を伝え、理解を求めますが、紀夫は逆に、簡単に人を信用してはいけないとすみれに忠告をするのでした。

さらに、「坂東営業部」は潔に任せ、自分は別の仕事を探してすみれたちを養うと言い出します。

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そして、「僕の出る幕は無い・・・。」そう言うと、紀夫は部屋の隅に子供のようにうずくまるのでした・・・つづく

 
紀夫役の永山さんはあの俳優の弟さん?>>
麻田のモデル・元田蓮氏はファミリア初代社長?>>

べっぴんさんネタバレ8週43話・感想まとめ 

満開の桜の木の下、無事に再会を果たしたすみれと紀夫。
やっとすみれの生活も落ちつくのかと思いきや・・・。

◇ 「喜びの帰還」のはずが・・・ 

やっと帰ってきた紀夫。自分が一家の当主のはずなのに、喜代に90度以上頭を下げてお礼をいう姿は、昔の真面目な紀夫そのものです。紀夫の顔にも、すみれの顔にも安堵の笑顔が見受けられます。

このあたりまでは、再会を喜ぶすみれたちの様子を微笑ましく見ていられたのですが・・・。

駆けつけてきた潔や五十八たちが、紀夫の生還祝いの話をどんどんと進めていきますが、ここで、紀夫は居住まいを正し、五十八に坂東営業部について尋ねます。
この紀夫の質問で、私たち視聴者も「あっ、そうか!」と重大な事実に気づかされます。

ずっとすみれ目線でストーリーを追ってきた私たちにとって、坂東営業部が統制会社に吸収合併されたのは、もう遠い昔のこと。放送でいえば、第2週目のことでした。

けれども、紀夫は、坂東営業部がなくなったことも、潔の父で坂東営業部の社長であった正蔵が空襲で死んでしまったことも知りません。

この言葉で、「よかった、よかった」と思いながら見ていた私たちも、紀夫との「隔たり」のようなものを感じさせられました。どうやら、今週のべっぴんさんは、この紀夫と周囲の「心の隔たり」が大きなテーマとなりそうです。

◇ 止まったままの紀夫の心の時計 

次の日、すみれとともに商店街に挨拶へと行く紀夫ですが、何もかもが変わってしまっていて、ただただ驚き戸惑うばかりです。

紀夫は、もともと五十八や潔、栄輔のように社交的なタイプでも器用なタイプでもありません。思い返してみれば、私たちが知っている場面だけでも、幼い頃から、すみれ以上に何を考えているのかわかりにくく、周囲が理解しにくい言動も多い人物でした。

戦前から大きく変わった日本。待っていてくれたすみれたちの生活も、紀夫自身の想像をはるかに超えたものへと変わってしまっていました。

今まで、私たちは、「働く女性」として歩み出しているすみれの変化を毎日少しずつ見てきました。けれども、紀夫はもちろんその過程を全く知りません。さらに、戦前の多くの男性たちがそうであったように、「女性が働く」という価値観も持ち合わせてはいないのです。

今では、すみれの商売にたくさんのアドバイスを送っている五十八でさえ、戦前、ゆりが坂東営業部で働きたいと言ったとき、家を守るよう強く言って聞かせていました。

「お嬢様」であったすみれに恋心を抱き、自分の「奥さん」として守っていこう。戦争という体験を通して、さらにそう強く心に誓った紀夫にとって、すみれの変化に大きな戸惑いを覚えるのも当然です。

紀夫の生還祝いに集まってくれた昭一や勝二。今では「女性が働く」ということに理解を示している二人の言葉にも、紀夫は強く言い返してしまいました。

今回、すみれから、紀夫の手元に、出征のとき残していった時計が返されました。時計は、戦火を生き延び、相変わらず、淡々と時を刻み続けています。けれども、それとは裏腹に、紀夫の心の時計は、戦中のまま、止まってしまっているかのようです。

勝二と良子の時計が、もう一度、一緒に時を刻みだしたように、すみれと紀夫の時計もまた、仲良く時を刻み始める瞬間は訪れるのでしょうか?

◇ 紀夫とさくら 

今回、何度か紀夫がさくらを見つめる場面がありました。さくらが生まれる前に出征してしまった紀夫ですから、さくらにとっては、全くの未知の人。ちょうど人見知りも始まる時期の女の子ですから、なかなかすぐには、打ち解けてはくれません。

自分といるときは、なかなか目が合うこともないのに、栄輔に抱き上げられると、声を上げて喜ぶさくら。紀夫は賢く常識のある人物ですから、もちろん、仕方のないことだと頭では理解できているはずです。

けれども、そのさくらの様子によって、さらに、「自分のいなかった空白の年月の長さ」とその間の「すみれたちの変化の大きさ」を思い知ってしまうことになるのです。

なにやら、戦争のトラウマもあり、人を信じられなくなった紀夫。そのあたりの詳しい事情も、これからの放送で明らかにされていくことでしょう。

子どものように襖の影に隠れてしまった紀夫。
紀夫の「僕の出る幕はない。」という言葉は、もちろん直接的には、坂東営業部のことを指しています。ただ、その言葉の直前、紀夫が彼自身の声に怯えるさくらを見つめていた点は見逃せません。

「元通りの生活に戻る」と思っていた紀夫と、「今の新しい日常に紀夫が加わる」と考えていたすみれ。この言葉は、そんな二人の考えのギャップから生じてしまったものなのでしょうか。

君枝、良子の夫婦関係が安定した今、いよいよ主人公すみれと紀夫の関係が語られるときです。大きなターニングポイントとなりそうな今週、ドラマの進展から目が離せませんね!

ではでは
感想byありす

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