NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想11週61話
2016年12月12日(月)放送
べっぴんさん11週テーマ「やるべきこと」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで11週61話
12月12日(月)

キアリスにて・・・
すみれ達は、大急百貨店への10日間の出店の成功を祝い、昼食会を開きました。すみれ達メンバー4人と、武、麻田、販売員を務めてくれた悦子と富士子、順子、そして商品作りを手伝ってくれた時子達4人も集まり、賑やかな会となりました。

kiriasu61その中で、時子達は、キアリスの商品作りを通して自分達にもできる事があるのだと自信が持てたと言い、もっと上手く作れるようになりたいと思ったと語ります。

そして悦子も、未来への希望に繋がる時間だった、そんな充実した10日間だったと言い、すみれ達に感謝の言葉を伝えるのでした。

そんな皆の思いを知り、すみれは大急百貨店の社長・大島からの正式出店の話を思い返します。「皆とやったら…できるかな…。」すると、キアリスのメンバー達は「できる。」と、笑顔で頷くのでした。

坂東営業部にて・・・
ゆりが戻り、紀夫が早退した事、そして倒れた原因が極度の緊張だったという事を伝えます。それを聞いていた社員達は、紀夫が社長では頼りないと言い出します。

そして、「ゆりさんは、どう思います?」と聞かれると、ゆりは一瞬戸惑いますが、正直に潔が社長になれば良いと思っていると答えるのでした。

その夜

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潔は、ゆりに、社員の前で何故あんなことを言ったのかと、不機嫌そうに問いただします。そして、社長には紀夫がなるべきで、自分はなる気は無いと改めて告げるのでした。

坂東宅にて・・・
翌朝、紀夫はまだ布団の中でした。すみれは紀夫に大丈夫かと声を掛け、枕元から少し話を聞いて欲しいと言います。

sumire0261そして、大島社長がキアリスに来店し、大急百貨店に支店を出店さないかとの誘いがあった事を伝えます。

「え…!」驚いた紀夫は、思わず起き上がります。

そして、紀夫は賛成し「やりたい事があるだけでもすごい事やのに。やりたい事とやるべき事が一致している。奇跡のような事やな…」と言い、再び横になるのでした。

その日、それぞれ家族の了承を得たメンバー4人は、大急百貨店を訪れます。そして、大島社長に支店の話を受けたいと伝えるのでした。開店は、11月を目指す事になりました。

坂東営業部にて・・・
すみれは、潔やゆりに大急百貨店への支店出店の報告をし、紀夫の欠勤を詫びます。すみれは、そこで初めて紀夫の体調不良の本当の理由『緊張のあまり失神』した事を知り、紀夫が悩んでいる事に気づくのでした・・・つづく

 
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べっぴんさん11週61話・感想まとめ 

キアリスの「大急百貨店での10日間」は大成功に終わりました。今週は「女会」の打ち上げパーティーから始まります!

◇ 未来への希望に繋がる時間 

すみれたち四人は、必死で手伝ってくれたメンバーをねぎらい、お礼を言います。
でも、時子や悦子たちにとっては、むしろ自分たちの方が感謝したいほどの素晴らしい時間が持てたようです。

tokiko52時子は、戦争により夫を亡くし、幼い子どもを抱えながらシングルマザーとなりました。

今では、ほとんど使わなくなった言葉ですが、当時の言葉で言えば、「未亡人」です。

「未亡人=夫が亡くなったのに、まだ後を追って亡くならない人」。
現在の常識でよくよく考えてみれば、何ともおかしな言葉ですが、女性はまだ「男性の付属品」のような考え方だった当時は、それほど違和感なく使われていたのでしょう。

とはいうものの、現実的には、仮に時子が後を追って死にたくても、それは不可能。なぜなら、彼女には命に代えても育てなければならない、幼い子どもがいるからです。

今は、時計屋を営むお父さんが健在ですが、いつまでも頼っているわけにはいきません。「自分の手で何かを作り出す」今回の体験は、シングルマザーとして生きる時子の人生に大きな意味を与えてくれたはずです。

金銭的な面はもちろん、「自分の生みだしたものが誰かの役に立つ」という経験は、まさに「仕事人」として生きる大きな「初めの一歩」となりました。

そして、それは、もちろん時子だけの話ではありません。「未来への希望に繋がる時間」そう悦子が説明したように、彼女たちがこれから先、どんな生き方をしようとも、決して無駄にはならない大切な瞬間を共有できたのです。

「女会」メンバーの誇りに満ちた顔。やるべき仕事をやりきった「仕事人」の笑顔は頼もしくさえ思えますね。

◇ 武、頑張れ! 

久しぶりに、麻田が登場しました。しばらく顔を見なかったのに、当たり前のように「女会」に馴染んでいる姿は、「さすが!」の一言ですね。なかなか素直になれない「男会」の面々にも、少しは見習って欲しいところです(笑)。

そして、もう一人、またもや自然に「女会」に紛れ込んでいる男性が・・・。そう、武です。でも、パーティーがお開きになった後の様子からは、少しいつもとは違う雰囲気を感じます。

原因は・・・もう言うまでもありませんよね!?思わず勢いで告白してしまった明美との関係です。

takeshi60武にしてみれば、たとえば「キアリスの10日間の出店がうまくいったら、告白しよう!」といった計画があっておこなったわけではありません。

寂しそうに去っていく明美の背中を見て、感極まって言ってしまった言葉。

その後、明美とどう向き合っていけばいいのかなんて、考えているはずもありませんよね。私たち視聴者も、「武は若い!」と気がついていますが、実は、NHKの公式サイトによると、武の年齢はまだ15歳だとか。

想像以上の若さに、ビックリしてしまいました!それに引き換え、苦労人の明美は、そうでなくても年齢より大人びているでしょうから、なかなか一筋縄ではいかないような気もします。

これからも、テレビの前で「武、頑張れ!」と力がこもるシーンがたくさん出てきそうですね。

◇ 今週のテーマは紀夫の「やるべきこと」探し? 

成功に沸くキアリスのメンバーと裏腹に、まだ独り、苦悩を引きずっている紀夫。
前回、せっかく任されたイベント中、大勢のお客さんの前で倒れるという失態をやらかし、さすがに立ち直れそうにもありません。

適材適所の配置を主張し、社長は潔に・・・と考えるゆりや坂東営業部の他の社員たち。でも、潔は頑として譲りません。

「やりたいこととやるべきことが一致している。奇跡のようなことやな・・・。」
そう言いながら、洗濯物を取り入れ、丁寧にたたむ紀夫の姿は、大急百貨店への正式な出店が決まったすみれとあまりにも対照的です。

冒頭のシーンで、すみれがキアリスの出店を「みんなとやったら、できるかな?」と問いかけると、他の三人は「できる!」と声を揃えて答えてくれました。でも、紀夫には、そんな風に後押ししてくれる仲間もいません。支えてくれる社員たちの心も、もはや離れてしまっています。

もともと小さい頃から「口ベタ」という共通点を持っていたすみれと紀夫。似ているはずの二人の置かれている現状が、ここまで違ってしまったのはどうしてなのでしょうか?

その答えがわかれば、紀夫の未来も大きく開けてくるような気がします。

悦子の言う「未来への希望に繋がる時間」、紀夫の言う「やりたいこととやるべきこと」。今週のテーマはどうやらこの辺りになりそうですね。深く思い悩むすみれや紀夫たちから、今週も目が離せませんね!

ではでは
感想byありす

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