NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想16週86話
2017年1月16日(月)放送
べっぴんさん16週テーマ「届かぬ心」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで16週86話
1月16日(月)

坂東宅にて・・・
すみれ達が帰宅すると、喜代が慌てた様子で駆け寄って来ます。さくらが友達の家に行くと言って出たきり帰っていないと言うのでした。

すみれは、自分が繁華街で見たのはやはりさくらだったのだと確信します。探しに出ようとするさくらと紀夫。

そこに、健太郎と龍一に付き添われたさくらが帰宅し、玄関先で鉢合わせになるのでした。

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紀夫は、子供たち3人を家に入れ、高校生がこんな時間まで出歩き、しかもナイトクラブに出入りするとは何を考えているのかと説教します。

さくらが「ごめんなさい。」と素直に謝ると、紀夫は「これからは気を付けるように。」と言い、そのまま席を外そうとします。

ちょっと待って!」しかし、すみれの不安は収まりません。すみれは謝れば良いという問題ではないとさくらを咎めますが、紀夫はもう遅いからと話を止めるのでした。

キアリスにて・・・
君枝は、健太郎が夜遊びをするとは信じられないと、頭を抱えます。それはすみれも同じ思いでした。

そんな2人に、龍一がさくらと健太郎を誘った事もあり、良子は申し訳なさそうに謝ります。

良子8601「ごめんね、うちの龍、アホやから…」と詫びる良子に、すみれは「アホでは済まないわ。夜の世界よ…」何かあったらどうするのかと強く責めてしまいます。

そして、龍一の事を甘やかしているのではないかとまで言うのでした。

その言葉にカチンときた良子は、行きたいと言って付いて行ったのはさくらだと言い返すと、二人の間には険悪なムードが流れるのでした。

そんな雰囲気の中、この日から出社する新入社員の2人、西城一朗と中西直政がやって来ます。

キアリス事務所にて・・・
社長の紀夫が、初出勤の二人を紹介しそれぞれに自己紹介をさせました。

西城86  中西86

弁舌さわやかに話す西城。朴訥とした語りの中西。対照的な二人をそれぞれに歓迎するのでした。

やがて、すみれが二人に初の課題を出しました。
キアリスの製品を見て「新商品の企画」または「商品の改善点」などのアイディアを提出するようにと言うのでした。

その後、紀夫が打ち合わせの為に店を出ようとすると、西城は自分も連れて行って欲しいと熱望します。その積極性を買い、紀夫は西城を同行させるのでした。

夕方になり
すみれはさくらを心配して自宅の喜代に電話をかけますが、まだ帰っていません。

すみれ86心配するすみれの姿を見て、どうしてそんなに心配なのかと明美が声を掛けます。

さくらが女の子だからだと答えるすみれに、明美は「自信が無いからやない?」と、自分の愛情が子供に伝わっているのか不安なのではないかと言います。

 
明美の言葉に、すみれは何も返せないのでした・・・つづく

 
▮十代の子供たち・さくら・健太郎・龍一のこと>>
▮明美のモデル・大ヶ瀬久子さんとは?>>

べっぴんさん16週86話・感想まとめ 

夜の街ですみれとさくらがすれ違う・・・といった波乱含みで終わった先週。
さあ、気になる今週のべっぴんさんが始まりました!

◇ 素直に謝るさくらと納得のいかないすみれ 

紀夫とすみれの前に座らされ説教を受ける3人。正直にさくらをかばう龍一を見て「決して悪い子ではないのだな」という印象を受けた人も多かったのではないでしょうか。

そして、さくらも言い訳をせずに、素直に頭を下げて謝ります。紀夫はそれで許そうとするのですが、すみれはそれだけでは全く納得がいかない様子です。

確かに、最近のようにスマホやGPSがある時代でもありません。今では、夜遊びだけでなく、塾通いや学校のクラブ活動などで、夜遅くに高校生が三宮を歩いていることも珍しくありませんが、この頃の常識、特にお嬢様として育ったすみれの常識では、三人の行動は全く理解できないことだったのでしょう。

「大人扱い」と「子ども扱い」を都合良く切り替えてしまうすみれ。さくらが最も嫌がる部分です。でも、すみれ自身は、心配のあまり、自分がそんな風に切り替えていることさえ、少しも気がつきません。

さらには、「男の子」と「女の子」という話まで持ち出して・・・。これでは、さくらにも不満ばかりが膨らんでしまいそうですよね。

◇ すみれの怒りの矛先は・・・? 

さらに、すみれの怒りの矛先は、龍一やその母親・良子に向かっていきます。「うちの龍、アホやから・・・。」そう言って、我が子の非を認め、きちんと謝る良子にも突っかかっていってしまいます。

さくらのことが心配なのはわかりますが、もう一度謝る良子に「ちょっと甘やかしすぎなんやない!?」ときつい言葉を浴びせかけるすみれ。

昔、龍一が保育所に預かってもらえないほどやんちゃだったとき、みんなで見守っていこうと提案したのは、すみれだったのに・・・。

それだけ動揺しているということなのでしょうが、龍一の言葉にのって付いていったさくら自身の問題や、自分の子育てを顧みず、周りのせいにしてしまっては、本当の解決策は到底見つかりませんね。これでは、さすがに良子が怒ってしまうのも無理はありません。

今回のさくらをかばう姿や、少し不良ぶっているけれど、今のところタバコやお酒、薬物等に手を出している様子もない龍一を見ていると、良子や勝二と龍一の心の関係はそこまでこじれていないのではないかなという気がします。

生まれ持ったやんちゃな性格は変わりませんが、喜代や琴子のような存在がなかった分、忙しいながらも、良子ができる限り龍一と向き合ってきたため、一線を踏み外さないという常識はきちんと培われてきたということなのでしょう。

それに比べると、さくらとすみれの関係は深刻です。今回、すみれは一方的に自分の意見をさくらに伝えるばかりで、娘の言い分を聞く時間をとろうとはしませんでした。

喜代に電話を掛けていたものの、せめて翌日ぐらいは何とか早く帰ってきて、しっかりと話し合っても良かったのではないでしょうか。

すみれが良子に「甘やかしすぎ」と言いましたが、逆に、すみれは、本当の意味でさくらを十分に「甘えさせてやる」ことができないまま時を重ねてきてしまいました。

もちろん、すみれもさくらに対する愛情はたくさん持っていますが、たびたび明美がアドバイスしてくれているように、「伝える」ということを怠ってきたのです。子どもの「甘えたい」という気持ちを真っ向から受け止め、金銭面や物質面ではなく、精神的な面で「甘えさせてやる」ことこそが、愛情を「伝える」唯一の方法だったのに・・・。

幼い頃から、「伝える」ことが苦手だったすみれ。ここに来て、さくらとの関係の上で、すみれの「苦手」が顔を覗かせてしまっているかのようです。今回のすみれの言動には、見ている私たち視聴者もハラハラさせられるばかりでした・・・。

◇ 人材育成も新たな課題! 

今回、キアリスに新しい社員が加わりました。初めの挨拶からまるで対照的な2人の姿が印象的でしたね。

爽やかでいかにも仕事ができそうな西城とフワッとした感じの独特な雰囲気を持つ中西。どんな人材に成長するのでしょうね。

思えば、子育ても部下の育成も、ある意味、同じ「人育て」です。キアリスは10年間、知り合いだけでやってきましたから、メンバー全員にとって、初めての人材育成ということになります。

今回、すみれから課題を与えられていた西城が、すみれに断りもなく、紀夫に同行を願い出ました。本来なら、「職務放棄」ということで、二人からきつく叱られても仕方のない場面ですが、紀夫は、西城の行動を「積極的」と評価します。

社長とはいうものの、坂東営業部時代を通しても、初めて正式な部下を持つことになる紀夫。はたして、上手に育て上げることができるのでしょうか?
子育て同様、社内の人材育成も、今後の見どころになりそうですね!

ではでは
感想byありす

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