NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想17週94話
2017年1月25日(水)放送
べっぴんさん17週テーマ「明日への旅」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで17週94話
1月25日(水)

大急百貨店にて・・・
潔と大島社長の打ち合わせの場に登場した栄輔。『AIS』は以前から大急百貨店への売り込みをしていたのでした。大島社長は、潔の口添えもあったことから、10日間限定で大急百貨店での販売を許可するのでした。

きよし94応接室を出た潔は、栄輔との10年ぶりの再会を喜びます。

潔は、立派に事業を成功させている栄輔をみて、嬉しそうに接しますが、栄輔はなぜか一線を引いた態度で接します。

そして、潔が家に遊びに来るよう誘い、すみれの娘・さくらもいると言うと栄輔は関心を示すのでした。

その頃、さくらは・・・
「東京に行きたいの…」ジャズ喫茶『ヨーソロー』のカウンター越しに五月に話しかけます。神戸にいてもしょうがないから東京に行きたいと言うさくらに、目的もお金もないのに東京に行けるわけがない「まったくさくらは、お嬢さんやなぁ…」と五月に一笑されてしまうのでした。

野上家の夕食にて・・・
ゆりと正太、さくらの三人で夕食を囲む中、さくらはあることを考えていると言います。『進路』の事でした。

さくらはゆりに『東京』に行きたいといい、ゆりは東京の大学に進みたいなら、それもいいことだと話します。

しかし、さくらは「今すぐにでも行きたい」と言うのでした。ゆりは困惑しますが、さくらは友達もいない、何の意味もない学校を辞めて『東京』に行きたいというのでした。

そんな所に、潔が帰ってきました。栄輔と一緒でした。

栄輔を見たゆりは、10年前、突然失踪したことを怒り、そして、無事に再会できたことを喜び涙するのでした。

そして、再開の宴が始まるのでした。そんな中で、潔はさくらをなだめながら、学校は続けたほうが良いと説得するのでした。

えいすけ94せやろか!?」その時、栄輔の声が飛びます。

潔の言うことはもっともだが、固定観念にとらわれずに、古いものをぶち破ってこそ新しい道が開けるのではないかと、栄輔は語るのでした。

さくらは、感慨深そうにその話を聞くのでした。

翌日の事
ゆりは、キアリスの事務所を訪れていました。さくらが学校を辞め東京に行きたがっていることをすみれに報告します。すみれは帰宅すると、紀夫にそのことを話します。

紀夫は、明日はさくらの所に行こうとすみれに言いますが、すみれは何故か同意しません。業を煮やした紀夫はひとりでさくらに会いに行くことにするのでした。

その夜・・・
すみれは、明美と『ヨーソロー』に来ていました。すみれは、十代で母になり、さくらを育てながら大人になって来た自分は、今のさくらに、どうしたらいいのかわからないのだと明美に語るのでした。

そんなところに、女主人のすずが加わります。すずは『ヨーソロー』を始めるまでのいきさつを、とつとつと語って聞かせるのでした。

ヨーソロー94

すずの波乱にとんだ半生の話は、すみれの抱えるディスプレイのテーマ『女の一生』への、大きなヒントを与えてくれるのでした・・・つづく
 
▮栄輔のモデル(的)石津謙介氏とは?>>
▮さくらと駆け落ち予想も?二郎役の林さんの事…

べっぴんさん17週94話・感想まとめ 

「東京に行きたい」だなんて、さくらちゃんはもう二郎くんのことしか考えられなくなっているようですね。ゆりに「進路のことを考えていた」と言っていましたが、『進路』という言葉を、恋に突っ走るための隠れ蓑にしているように見えます。

◇ 本当に「ちょっと言ってみただけ」? 

紀夫くんには、東京に行きたいという話は「ちょっと言ってみただけ」と言っていましたね。

ゆりがさくらちゃんの発言にいちいち疑問を投げかけたり、潔くんが正論で高校は卒業するべきだと説得してきたり、紀夫くんが不自然に突然訪ねてきたりして、さくらちゃんは周りの大人たちが自分のことでああでもない、こうでもないと言うのを鬱陶しく思ったのかもしれません。

さくら17w今でいう『ウザい』ですね。とりあえず東京行きのことはもう考えていないと思わせておいて、何も言わずに旅立ってしまおうとしているのかな、と嫌な予感がします。

栄輔くんだけは「固定観念にとらわれるべきではない」と言っていました。栄輔くん自身、アメリカまで行って、それまで日本にはなかった感覚を身につけて帰ってきて成功しているのですからね。

それに、栄輔くんはすみれとさくらちゃんのナイトクラブでの修羅場を目の当たりに見ています。あんなに激しく反発しあうのなら、遠く離れて暮らすのも手だと思ったのかもしれません。

ところで、栄輔くんの言葉は、潔くんに向けられたものでもある気がしませんか?「商売にも新しい感覚が必要だ。あなたのやり方は古い」と。さりげない宣戦布告、といったところですね……。

それにしても、栄輔くんのあの影のある感じは一体何なのでしょう?すみれたちの前から姿を消している間にいろいろとあったのだと思いますが、それが栄輔くんの口から語られることはあるのでしょうか?とても気になります。

◇ 昔のことを思い出す、すずさん 

『ヨーソロー』の壁に”BELLA CUCINA”(ベラ・クッチーナ)と書かれた看板が飾ってありますよね。これはイタリア語で「美しいキッチン」という意味なんだそうです。

みせ船でコックをしていたという、すずさんのご主人の思い出の品なのかもしれません。ご主人はきっとイタリア料理など、いろいろな国の料理を作ることができたんでしょうね。

それでも結婚するために船を降りるなんて、すずさんと離れたくなくてしかたがなかったんでしょうね。

何日か前に、五月ちゃんが買ってきた野菜をカウンターに並べているシーンがありました。すずさんはご主人と洋食屋さんを営んでいたということですから、その頃の料理を『ヨーソロー』でも出しているのかもしれません。喫茶店だからそんなに手の込んだものではないでしょうけど。

昔の話をするすずさんの様子を見ていると、クルーザーをイメージした店内は、ご主人を偲んだものなのではないかと思わずにはいられません。そして、ご主人も息子さんもいなくなってしまったけれど、ひとりで生きていく覚悟をした自分に向けて、店の名前を「前に進め」という意味の『ヨーソロー』にしたのではないかとも。

すずさんはどうして急に身の上話を始めたのでしょうか。きっと、子育てに悩むすみれを見て、かつての自分を思い出したのでしょう。

「うちの息子なんて……」と具体的に何があったかは言いませんでしたが、男の子ですし、ご主人も亡くなっていたでしょうから、すみれたちが想像できないくらい大変なことがあったのではないでしょうか。だから、さくらちゃんが家出したと聞いても微笑んでいたんですよね。

◇ いろいろな人たちとの出会いを糧に 

さくらちゃんがすみれに反抗するようになってから、すみれはすずさんを始めとして今までの生活では知り合うことのなかった人たちと出会い、世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな事情を抱えていることを知りました。

このことはすみれの人生にプラスに作用するはずです。仕事をうまく続けていくためにも、さくらちゃんとの関係を修復するためにも…。

時間はかかっても、自分なりに納得のいく答えを見つけてから、さくらちゃんに会いに行ってもらいたいものです。

ではでは
感想byふう

<前回93話次回95話>