NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想17週95話
2017年1月26日(木)放送
べっぴんさん17週テーマ「明日への旅」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで17週95話
1月26日(木)

大急百貨店にて・・・
ある日の事、すみれがエレベーターホールの広場で夏の展示のレイアウトを考えています。その側で栄輔の店『エイス』が出店に向けて準備を進めていました。

すみれに気付いた栄輔が、声を掛けます。

えいすけ95栄輔は、明日からよろしくお願いしますと頭を下げます。

そして、潔の元に身を寄せているさくらの事を話します。

「家族仲良く暮らしてるもんやと思てました。」栄輔の言葉に、すみれは、自分や紀夫もそう思っていたと言い、家族で乗り越えなければと答えるのでした。

キアリスの事務所にて・・・
その夜、キアリスの経理の手伝いで勝二と昭一が来ていました。そこに、滋賀まで営業に出ていた西城が戻ります。勝二が疲れ切った表情の西城に声をかけ食事に誘います。

居酒屋にて・・・
この日の男会は、勝二と昭一と武、それに新人の西城と中西が加わります。西城は、田舎での営業周りに嫌気が差しているようで、会社での仕事が思い描いていたものとは違うとこぼします。

さいじょう95勝二は、それだけ紀夫から期待されている証拠だろうと言いますが、西城はそんな事はないだろうと、酒の手を進めます。

勝二と昭一は、戦時中から比べれば恵まれていると嗜めます。

しかし、酒が入りまたもや酔っぱらった西城は「まぁた説教かい!楽しかないの!」そんな話は聞きたくないとくだを巻くのでした。

翌朝、出社してきた西城は、突然辞めると言い出します。西城はずっと考えていた事だと言い、話し合おうと言う紀夫を振り切りそのまま辞めてしまうのでした。

ヨーソローにて・・・
さくらが学校帰りに立ち寄ると、女主人・すずが声を掛けます。すずは、先日すみれが明美と飲みに来た事を話すと、さくらは意外な顔をします。

そんなさくらに「お母さんの事、こういう人やと決めつけんほうがええで…」とすずは言うと、人を自分の好き嫌いや自分の尺度だけで判断していては、上手く行く事も上手く行かないようになるとさくらに説きます。

そして、さくらに何がしたいのかと聞き、腕を引き寄せると「自分の人生の舵取りは、自分でせなね。」と強く語るのでした。

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初めて聞くすずの忠告が、さくらの心には深く染みるのでした。

坂東宅にて・・・
すみれはさくらの部屋に入り、何気なくノートを開いてみます。そこには、さくらが描いたイラストがありました。

すみれは、さくらが少女漫画を好きな事さえも知らなかったと、喜代に話します。

喜代は、どんな親でも子供の全てを知っているものではないのだと言い、五十八もそうだったと笑いながら話します。そして、それでも見守っている、それが親なのだと語るのでした。

すみれ95

すみれは、喜代やすずの言葉から、“女の一生”には人それぞれ色々な道があるのだと改めて気付くのでした・・・つづく

 
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べっぴんさん17週95話・感想まとめ 

実際の会場を見ながら「女の一生」の展示を考えるすみれ。すずの言葉も思い出しながら、「女の一生」について思いを馳せますが・・・。

◇ 栄輔とすみれ 

すみれに気付いた栄輔。他人行儀に挨拶をするすみれに、さくらの話を蒸し返します。それまでの「ですます調」の話し方から、昔のようにフランクな物言いに切り替えるすみれ。

それでも、先日のゆりと栄輔の会話に比べると、どちらもよそよそしい雰囲気が隠しきれません。

栄輔にとってすみれやさくらは、一度は「家族」になりたいと思った相手。みんなは急にいなくなった栄輔を責めますが、すみれとさくらと紀夫が、復員のドタバタを乗りこえて、本当の「家族」になったと感じたからこそ、自ら身を引く決心をしたのです。

離れていた間も、きっと栄輔はすみれやさくらが「家族」で幸せに暮していると信じて、事業に邁進していたはず。それが、すみれとさくらのあんな修羅場シーンで再会してしまったら・・・。

私たち視聴者も、薄々、栄輔は昔のような、ただ優しくて裏表のない男ではなくなってしまっているということに気がついています。今回すみれは、そんな栄輔の変化を知ってか知らずか、逆に「家族」内の問題だから、というニュアンスで栄輔を暗に遠ざけました。

昔の関係を知っている私たちとしては、また、すみれとさくらと栄輔が、たとえ「家族」ではなくても、昔のように屈託なく笑い合える日が来てほしいと祈らずにはいられません。

◇ 西城の突然の退職 

「思い描いていた現実と違う」タノシカ(ナイ!?)の飲み会でそうぶちまけた西城は、なんと次の日、キアリスを辞めてしまいます。社長自ら引き留めようとする紀夫にも、「いえ、もう話したところで・・・」と拒絶の意思を示す始末。

あれだけ目をかけてくれていた紀夫に対して、さすがにこれは、社会人として以前に、人間としてどうなのか・・・と思ってしまいます。「べっぴん」を作るキアリスに、能力の有無はどうあれ、「べっぴん」な心を持っていない人物は必要ありません!

私なら、思わずそう啖呵を切ってしまいそうなところですが、「べっぴん」で上品なキアリスのメンバーはきっとそんなことは言わず、温かく送り出したのでしょうね(笑)。

それでも、落ち込む紀夫に新生「タノシカナ~会」のメンバーは、優しい声を掛けます。
武と中西、そう紀夫には何者にも代えがたい「べっぴん」な宝物があるのです!

◇ 「明日は明日の風が吹く」 

この西城の一連のシーンの間、BGMには武の歌う「明日は明日の風が吹く」が流れます。前にも一度聞いたことがありましたが、武の歌声は、本当にいい雰囲気を出していますよね。

今回の歌は、1958年に石原裕次郎さんと北原三枝さんの主演で公開された同名の任侠映画の主題歌です。石原裕次郎さんは皆さんもご存じの名俳優で、当時は日活の大スターでした。

北原三枝さんとは、映画「狂った果実」以後、何度も共演し、後に結婚することとなります。北原さんは、その後引退しましたので、「北原三枝」という名前より、「石原まき子」という名前の方がピンとくる人が多いのかもしれません。

実は、この石原裕次郎さん、ちょうど「べっぴんさん」の現在の舞台となっている1960年に、日本芸能界初とも言われる記者会見を開いたことでも有名です。

当時は絶対にタブーだった同事務所の大物同士の恋愛。なんと二人は恋を成就させるため、海外に駆け落ちしてしまうのです。そして、説得されて帰ってきた石原裕次郎さんが、記者会見を開いたのですね。

さくらも二郎を追って東京に行きたいような口ぶりでしたが、はたして、この二人のように「すべてを賭けられる恋」となるのでしょうか!?二郎からはそんなそぶりも全く感じられませんが・・・

◇ 「女の一生」は一本道じゃない!? 

さくらのノートの落書きを見つけ、自分はさくらのことを知らなかったと嘆くすみれ。「全部を知っている親子なんておりません。」喜代はすみれをそんな言葉で元気づけます。

喜代、すず、明美、ゆり・・・。
ここでも何度か書いてきましたが、本当にすみれは、周りの人間に恵まれています。これまでも、それぞれ生き方の全く違う女性たちから、色々なアドバイスをもらってきました。

今回の最後のシーンで、すみれは何かに気がついたように、企画書を見つめ、女の一生について考え直します。今までのように、一本の道ではなく、いくつにも枝分かれした道を書いたすみれ。

ステレオタイプの「女の一生」に囚われ続けていたすみれの何かが変わったのかもしれません!暗い雰囲気が続く「べっぴんさん」ですが、そんな期待を胸に、明日の放送を待ちたいと思います~♪

ではでは
感想byありす

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