NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想18週101話
2017年2月2日(木)放送
べっぴんさん18週テーマ「守るべきもの」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで18週101話
2月2日(木)

翌朝、五十八は何事もなかったかのように近江へと帰ります。「親とは有り難いもんやな…」紀夫とすみれはそう言いながら、後姿を見送るのでした。

キアリスの事務所にて・・・
紀夫は、アルバイトをしてくれている健太郎と龍一に、最近さくらと会っているのかと聞きます。龍一は会っていると答え、さくらが『ヨーソロー』でアルバイトをしていると話すと、その答えに、紀夫は驚くのでした。

大急『AIC・エイス』店にて・・・

さつき101その頃、行方が分からないままとなっている五月は、大急百貨店にいました。

五月は、栄輔を訪ねると神戸を出て来たと思いつめたように話し、雇ってほしいとたのみます。

栄輔は事情を察すると「よっしゃ、ええで。」と笑顔で答えるのでした。

五月は、ヨーソローのママ・すずが、栄輔の事を「人を蹴落とすだけやと、ここまでやって来られへん。きっと、助けても来たはずや。」と話していたのを覚えていて、頼ってきたと話すのでした。

大急百貨店にて・・・
栄輔は、潔に『エイス』と『オライオン』を業務提携させ、主要都市にあるオライオンの店にエイスの売り場を設けないかと持ち掛けます。

エイスには集客力もあり、オライオンにとっても悪い話ではないだろうと言うのでした。潔は考えさせてくれと言い、その話を保留にします。

潔101

栄輔の再会後の言動が腑に落ちない潔は、終戦直後のあの時、なぜ突然姿を消したのかと改めて栄輔に問います。

栄輔は、そんな昔の事とはぐらかしますが、潔はメリヤス工場の事を聞いたと言い、わだかまりが無いのなら何故昔のようにキアリスの力になってやらないのかと言います。

栄輔は、その答えに詰まるのでした。

キアリスにて・・・
夕方、栄輔がキアリスを訪ねて来ます。明美は自分たちの非を認めながらも、生地が用意できず困っている「何とかして」とダメを承知で栄輔に言ってみます。

えいすけ101すると、「はい…」と栄輔が二つ返事で答えます。

その言葉に、明美を始めみんなも驚くのでした。

栄輔は、メリヤスを編む機械を残す事にしたと告げると、今後の取引もよろしくお願いしますと頭を下げ、そのまま店を出ていくのでした。

すみれは、栄輔を追いかけお礼を言い、そして、一つ聞いてもいいかと栄輔に話しかけます。

『人の心が分からない』と言ったのは、さくらの事かと尋ねます。栄輔は「そうです。」とだけ答えるのでしたが・・・

ヨーソローにて・・・
さくらが店に1人でいると、二郎がやって来ます。二郎は、さくらに大丈夫だと言われて勇気が出たと言い、東京に行く決心がついたと話します。

さくら101

そんな二郎に、さくらは自分も一緒に東京に行きたいと言い出すのでした。

その夜、すみれは近江に戻った五十八に電話を掛けます。栄輔が助けてくれた事を告げ電話を切ると、五十八は倒れこむように布団に入り横になります。

五十八はすみれ達を思い、患っている事は伝えずにいたのでした・・・つづく
 
▮昭一役の平岡さんはジュノン・ボーイ?>>
▮君枝役の土村さんは新体操インターハイ出場?>>

べっぴんさん18週101話・感想まとめ 

いよいよ「べっぴんさん」も100話を超え、残すところあと50話となりました。
全体の3分の2が終わったところで、昨日、苦しむようなそぶりを見せていた五十八の体調が心配です。
今日は、冒頭、何事もなかったかのように、近江に帰っていきましたが・・・。

◇ ポケットに忍ばせた栄輔の本心 

二郎の元を離れた五月が久しぶりに現れた先は・・・なんと栄輔のところ。雇ってくれと頼む五月を栄輔はすんなりと受け入れます。わずかに浮かべた栄輔の笑みに、当の五月以上に私たち視聴者がホッとしてしまいましたね。

もちろん五月の生活も心配ですが、何より、以前から変わってしまった、変わらなければならなかった栄輔の心が心配でならない・・・というのが、私たち視聴者の本音でしょう。

五月は、すずが言った「人を蹴落とすだけやと、ここまでやってこられへん。きっと、助けてもきたはずや。」という栄輔への評価を伝えます。すると、たちまち栄輔の顔が何かを避けるように曇り、一瞬姿を見せていた、昔と変わらない栄輔の表情を覆い隠してしまいました。

お気づきの方も多いかと思いますが、再登場してからというもの、栄輔は、常にポケットに手を入れています。

「エイス」という若者ブランドを展開する栄輔ですから、自分が広告塔となるべく、モデルのように格好良くキメるために、そんなポーズを取っている、というのもあるのかもしれません。

けれども、それ以上に深い理由があるような気がしてならないのです。もちろんビジネスのシーンでは、手をポケットから出しますが、手は固く組まれたまま・・・。

少し調べてみたところ、心理学では、手のひらを隠すという行動は、心を開いていないという心理の表れだそうです。

両手を挙げて降伏を表すポーズや、握手などのように相手に手のひらを見せる行為は、反対に、「すべてを包み隠さずお見せします!」という意味があるそう。
さらに、ポケットに手を突っ込むのは、不安や自信のなさ、後ろめたさを意味するともいいます。

今や何もかもが順調なはずの栄輔。けれど、住む家もお金も何も持っていなかった戦争直後の居候時代の栄輔の方が、自信に満ちあふれ、太陽のようにキラキラと輝いていたように感じるのはどうしてなのでしょうか・・・!?

◇ 紀夫の苦悩 

またまた口を滑らせた龍一の言葉に驚き、ヨーソローへとおしかけた紀夫。本当に似たもの夫婦ですね(苦笑)。紀夫の非礼を詫び、さくらに気がついても黙っている武の方が、何だか大人びて見えるほどです。

それでも、「どんなことがあっても待っている」とだけ伝言を残し、去っていく紀夫。五十八から、少しでも「父親像」というものを学ぶことができた証拠でしょうか。

家ですみれと話をする紀夫の背中に、年頃の娘を持った父親の哀愁を感じてしまいますね。

◇ 栄輔とすみれ、再び・・・ 

栄輔は、潔からの説得もあり、すみれたちに、今まで通りのメリヤスの提供を約束します。
「やっぱりあなたは人の心がわからん人や。」先日の放送で、そうすみれに言い放った栄輔。

人の心の動きに鈍いすみれは、今回、これまた鈍感に、直接、栄輔にその言葉の意味を問いただしてしまい、見ている私たちをハラハラさせますが・・・。

あの言葉こそが、栄輔がひた隠しにしようとしている本音の一部のような気がしてなりません。

「大事なのは未来やと思うんです。」ビジネスの話の中で、潔にそう告げた栄輔ですが、未来だけを大切にするのではなく、大事な過去の「想い」も何とか上手に昇華することができたら・・・。

そして、いつかポケットから手を出し、すべてを照らす「栄輔スマイル」を取り戻すことができたら・・・。

以前、大島社長が栄輔に尋ねた「あなたは、どこを、何を目指していますか?」という問いに対する本当の答えが見つかるのではないでしょうか!?

◇ そして、五十八は・・・ 

五十八に電話で、メリヤスのことを報告するすみれ。メリヤスとさくらのことで頭がいっぱいのすみれは、五十八の永遠の別れを告げるような言葉や、声の不自然さに全く気がつきません。

でも、ここは、すみれの鈍感さを責めるより、五十八の子どもに対する愛情の深さを褒めるべきなのでしょう。五十八は、自分の不調をかえりみず、すみれを心配させまいと、一世一代の大芝居で元気に振る舞って見せたのです。

その姿からは、かつて、死の直前にお屋敷へと帰ってきて、いつも通りの笑顔で娘たちを包み込んだ、彼の妻・はなを彷彿とさせます。

この深い両親の愛情をたっぷりと受け、ここまでやってきたすみれ。本当に「人の心がわからない」はずがありませんよね。いつかさくらとも栄輔ともわかりあえる日がきっと来るはず・・・。

そう信じて、残り50話の「べっぴんさん」も楽しみたいと思います♪

ではでは
感想byありす

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