NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想23週132話
2017年3月10日(金)放送
べっぴんさん23週テーマ「あいを継ぐもの」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで23週132話
3月10日(金)

昭和48年9月、キアリス本社にて・・・
孫娘にデレデレの紀夫に、武と中西からお祝いのプレゼントが渡されます。早速、箱を開けると、8ミリカメラが入っていました。


これで藍をたくさん撮ろうと、紀夫は嬉しそうにするのでした。

「レリビィ」にて・・・
すみれ達キアリスのメンバーは、どんどん変わっていくキアリスに戸惑っていました。しかし、自分達もいずれは引退するのだからと、口出しはせずにいようと語り合います。

そこに、2人の女性客がやって来ます。

メニューを注文した女性達は、おもむろに話を始めます。

「キアリス、随分変わってしもとるなぁ。」店頭に良いと思う商品が無かったと言い、さらに、肌着が無かったと話します。

それを聞いたすみれは、思わず女性客に声を掛けます。「肌着、ございますよ。」そう言い、肌着を取って来て女性客に手渡すと、2人は笑顔で礼を言うのでした。

坂東宅にて・・・
さくらは、藍を見ながら「サミーちゃん」のデザインを描いています。そこに、君枝が訪ねて来ます。

君枝は、昼休みの時間を利用して孫の顔を見に来たのでした。

昼食はまだだと言う君枝に、さくらは食事の用意をします。

そんな中、君枝は「うちやったらね、私が全部してあげるのにね。」と言い、また夕方に来ると言うのでした。

夜になり、健太郎が帰宅します。さくらは、君枝が1日に何度も訪ねて来て迷惑している事を話し、健太郎から君枝に話して欲しいと頼みます。

健太郎は、渋々ながらも、きちんと言うと答えるのでしたが・・・

翌日の事
さくらが疲れてうたた寝をしていると、誰かが毛布をかけてくれました。君枝が来ていたのでした。さらに、溜まっていた藍のおしめも洗っておいたと言います。

その夜、さくらは、君枝にはっきり言えなかった健太郎に対して怒りを露わにするのでした。

「レリビィ」にて・・・
次の日曜日、キアリスのメンバーと家族が集まり、紀夫の8ミリカメラの上映会が開かれました。映し出される藍の姿を見ながら、すみれ達は、自分達が子育てをしていた頃を思い出します。

「ねぇ、なんか、なんかなぁ…」すみれにアイディアが浮かびます。子育ての知識を映像に残せないかと言うのでした。すると、映像版の「キアリスガイド」が良いのではないかと、皆も賛同するのでした。


昭和48年11月の事
この頃、第一次オイルショックが日本を襲い、戦後から続いた日本の高度経済成長が、終わりを迎えていたのでした・・・つづく

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▮紀夫のモデル・坂野通夫氏は7男でガキ大将?>>

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べっぴんさん23週132話・感想まとめ 

そうでした、そうでした。オイルショックです。思い出しました。あの時は、大騒動でしたよねぇ。

そして、今日も出ました。朝ドラにもかかわらず、果敢に仕込まれている「べっぴんさん」だけの独特な小さな毒…。これもとっても気になりますが、最初はオイルショックの時を思い出してみましょう。

オイルショックのお話し

オイルショックと聞くと若い方はお笑いのコンビ芸人「イワイガワ」の岩井ジョニ男を、いの一番に思い出すのだそうですが、なぜでしょう?

それはさておき、オイルショックの時は大変な騒ぎでしたよねぇ。当時はまだ、一人暮らしでしたので、トイレットペーパーを求めて走る廻る主婦を横目で見ておりましたけれど、あの喧騒はよ~く覚えています。

ある種、能天気な若者から見ていると、お祭り騒ぎの様にも見えました。実際には、オイルショックいわゆる石油危機は世界的には2度起きているのですが、2度目の時は、欧米諸国とは違い日本は第1次オイルショック後に構造転換を図っていたため、それが効を奏し目立った混乱はありませんでした。

今日のべっぴんさんの中で、はなさんがナレーションしていた状況は、昭和48年11月ですから、第一次オイルショックの時ですよね。1973年、昭和48年の11月には第4次中東戦争が勃発していています。そして、OAPEC(アラブ石油輸出国機構)が原油の生産を削減し、原油の価格を引き上げました。

さらには、アラブの産油国はアメリカやオランダなどのイスラエル支援国に対する石油禁輸措置を講じています。結果、これまでの石油の価格は更に引き上げられてしまいました。そのため、それまでは殆ど動きのなかった原油価格が、僅か3ヶ月で3ドルから約4倍の11.65ドルに急騰したのですから大変なわけですよね。

このことは多かれ少なかれキアリスやオライオンそして、栄輔君のエイスにも影響を与えることになるのではないでしょか。

君枝ちゃんVsさくらちゃん

古今東西、普遍的な問題が嫁対姑…。ある意味、対立構造ですからドラマとしては面白いのでしょが、リアルすぎるのは朝ドラには不向きだろうなぁ、という心配をよそに果敢に毒を忍ばせるのがべっぴんさんならではですね。

世の中の嫁姑の問題の絶妙な間合いを、実にリアルに君枝さんとさくらちゃんに演じさせて、視聴者の胸をチョッピリざわつかせます。

その目論見は見事に成功して、微妙な空気感が漂っていて、妙にニヤニヤしてしまいます。それにしても、健太郎君の態度が若かりし頃の昭一さんにそっくりで笑えます。

親子ですから似ていても不思議はありませんけれど、さくらちゃんがあまりすみれちゃんには似ていない(顔はそっくりですが)と思うのでなおさら、面白い!

母親の琴子さんと君枝ちゃん、どちらにもいい顔していた正一さんとは少し違って、健太郎君の気持ちはわかりますよ。たぶん、さくらちゃんの気持ちも母親の君枝ちゃんの気持ちも同じぐらい良くわかってしまうので、言い出せないのでしょう。

健太郎君は優しいのですよね。(正一さんが優しくないという意味ではありません)悪人がいないのですから、なお厄介です。さくらちゃんは強いしはっきりしていますよねぇ。同じ状況下だったら、すみれちゃんならどうしていたか、興味のあるところです。

勝二さんの喫茶店

キアリスメンバーの憩いの場と化してきた感のある勝二さんのお店ですが、今や龍ちゃん色の染まりつつありますね。懐かしい当時のサイケ調のポスターなどのレイアウトが勝二さんのチョイスとは考えられませんしねぇ。

テーブルカウンターに置いていた太陽の塔の小さなオブジェは消えていましたが、水飲み鳥、別名平和鳥は健在ですね。是非、あのカウンターでコーヒーを飲んでみたいものです。

ではでは
感想by香風

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