NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想24週136話
2017年3月15日(水)放送
べっぴんさん24週テーマ「光の射す方へ」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで24週136話
3月15日(水)

坂東宅にて・・・
いよいよ「ようこそ赤ちゃん」の撮影が始まりました。

監督・紀夫もすみれ達も、主人公・藍の愛らしい表情に見とれるその一方で、栄輔は脚本を先読みしながら、冷静に段取りを提案してゆきます。

そんな中で、沐浴をさせるシーンがやって来ます。

みんなが準備を進める中、栄輔は「赤ちゃんを気持よう風呂に入れる方法ってなんやろ?」と明美に質問します。

明美が、沐浴の30分くらい前に授乳させておくのがベストだと答えると、栄輔は亀田に、先にベランダのおしめの干してあるカットを撮ろうと采配し、その間に藍に授乳をさせるよう促がします。

すっかり浮足立っていた、監督・紀夫は栄輔の的確な指示を聞きながらも、落ち込むのでした・・・

やがて、昼食時間になり皆が雑談をしている中、栄輔があるシーンに説明を補足することを提案します。

すると、紀夫はここぞとばかりに、本で得たばかりの受け売りで「映画は、答えを明示するものやない。見ている人に考えさせるもんや…」と、したり顔で話すのでした。

「そんな映画やった?」「ちゃんと答え教える映画やで」と、君枝と明美から鋭いツッコミが入ります。


さらに「それ、監督のバイブル本の一説そのまんまやないですか」の亀田のダメ押しで、紀夫はばつが悪そうに部屋を抜け出して行くのでした。

野上宅にて・・・
その日、帰宅した潔は「実は…、今考えていることがあるんや」と、ゆりに語りかけます。

日本中の男をかっこよくしたいという、栄輔の志は立派で、ある意味やり遂げたと話します。

そして、その功績を残せないだろうかと言うのでした。

潔は、オライオンの紳士服の復活を考えていたのでした。

ゆりどう思う」潔はゆりに客観的な意見が聞きたいと相談したのでした。

ゆりは満面の笑みを浮かべて「いいと思う!そんなんやったら買いたい人いっぱいいると思うわ」と答えるのでした。

坂東宅にて・・・
今日も撮影は順調に続いていました。やがて曲の話になると、亀田は何曲か発注してあると答えます。

すると作詞をどうするかと紀夫に促がすように栄輔が言うと、紀夫もここぞとばかりに「僕がします」と手を挙げるのでした。


その夜、作家並みに書き散らかした紙の山の中、紀夫は苦悩していました。その姿を見たすみれは、全部抱え込まないで、私たちにも任せていいのよと優しく微笑むのでした・・・つづく

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べっぴんさん24週136話・感想まとめ 

紀夫監督、撮影の休憩時間にまで『映画監督という生き物』なんていう本を読んでいましたね。そこに書いてあることがすべてだと思ってしまっているようです。

でも、こんなに一生懸命監督の勉強をしているのに「脚本協力者」の栄輔くんのほうがみんなに頼りにされているなんて、立場ないですよね。

栄輔くんのプロデュース力

栄輔くんは、どうしたら人に喜ばれるものが作れるかということをよくわかっていますよね。わかりやすいようにナレーションを入れたらどうかという提案は、映画を見る側の立場にならなければできません。

そういえば、かつて流れていたエイスのCMには栄輔くん自身が出演し、大阪万博のショーにも「総合演出」と言いつつ出演していましたが、それは別にカッコつけたかったわけではなく「時代の寵児」と呼ばれる自分が登場することで、たくさんの人に見てもらおうとしたんでしょうね。

それに、効率よく作業を進めるのも得意です。藍ちゃんに授乳させてから沐浴のシーンを撮影するなんて、スケジュール重視の紀夫監督からすると時間の無駄に思えたでしょう。

でも、お腹が空いたままでは藍ちゃんの機嫌が悪くなって、いい映像が撮れなくて、きっと撮り直しになってしまいますよね。それこそ時間の無駄です。

こんなふうにクオリティーと効率を両立させられる栄輔くんだから、エイスをあそこまで急成長させることができたんですね。社員に対してはもっと厳しい口調で指摘していたのかもしれませんが、栄輔くんがどんな社長だったのかを垣間見ることができた気がします。

ところで、抜群のプロディース力を発揮する栄輔くんに、良子ちゃんは思わず「さすが栄輔さんやわぁ」ときゃぴきゃぴしてしまっていましたね。久しぶりに乙女な良子ちゃんが見られてうれしかったです。

潔兄貴の男気

潔くんが「栄輔の功績を残せないやろか?」と言ったとき、一瞬「まさか殿堂入り!?」と思ってしまいました…。そんなわけありませんよね。

さてさて、エイスにならってたくさんのファッションブランドが現れたのでしょうが、若い頃からエイスの服でセンスを磨かれてきた人たちは「やっぱりエイスじゃないと」と思うかもしれません。

そんな人たちのために、エイスの精神をオライオンで復活させる、さらに、商品展開も細かくする、という潔くんの考えを、ゆりは頭の中でいろいろ思い浮かべながら聞いているようでしたね。昔の目の輝きが戻ってきたようでした。

このオライオン・紳士ライン復活計画、もちろん栄輔くんも参加しますよね。でも、「エイスを潰したあの岩佐栄輔が関わっているのか」と、良い印象を持たない人も少なくないはずです。

オライオンのイメージダウンにもつながるかもしれません。それでも栄輔くんの功績を残そうとする潔兄貴の男気、カッコいいです。

「今のやり方を続けたら、お前は爆発する」とエイスの倒産を予感した頃から、潔くんのかつての親分気質が再び見られるようになった気がします。潔くんもゆりも、栄輔くんのことになると、どうしても昔の自分に戻ってしまうようです。

すみれさん手作りの服を…

さて、話を「ようこそ赤ちゃん」の撮影に戻しましょう。栄輔くんは「さくらちゃん、すみれさん手作りの服を着とったなと思って」と言って「キアリスの洋服たち」の撮影で手作りの服を撮ることを提案していましたね。

その提案を聞いただけでもぐっとくるのに、追い打ちをかけるように小さなさくらちゃんを栄輔くんが抱き上げるシーンが流れて、本当にうるうる来てしまいました。これは、栄輔くんの頭の中で流れていた映像ですよね。

栄輔くんの中では、さくらちゃんといえば成長したさくらちゃんではなく、幼いかわいい盛りのさくらちゃんなのでしょう。とっさにあの頃の光景を鮮明に思い出せるくらい、本当にさくらちゃんのことを愛していたんですね。そして、その母も・・・

そんな栄輔くんのことを、紀夫くんはどう思っているのでしょうか?潔くん、ゆり、すみれが闇市時代の話をしているとき、紀夫くんは居心地が悪そうです。やっぱり、自分が知らない昔の話を、特にさくらちゃんの話をされると辛いでしょうね。

そういう気持ちを吹き飛ばすためにも、監督としての役割を果たそうと躍起になっているのかもしれません。

「ようこそ赤ちゃん」、手作り感満載の温かい映画になりそうです。紀夫監督作詞の曲もどんな曲になるのか楽しみですね。

ではでは
感想byふう

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