NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想8週45話
2016年5月25日(水)放送
とと姉ちゃん8週テーマ「常子、職業婦人になる」

とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで8週45話
5月25日(水)

和文タイプの特訓に明け暮れる常子、暗記の苦手な常子にとって2,273文字の位置を覚えることは、気の遠くなるような作業で大苦戦をしています。

とと姉ちゃん_綾45そんな中、常子の親友・綾は「私も結婚が決まったの…」と常子に告げます。

突然の話にびっくりする常子、と同時に次の質問が…「お相手はどんな方なの?」やはり常子も年ごろの娘、気になるところです。

綾は「医大生という事以外は何も…」親が決めたことだから…と言い、顔も知らない人に自分の人生をゆだねることは、少し怖い気がすると不安な少女の顔を見せるのでした。

ある日の事
・・・
今日も練習でくたになった常子が、森田屋の玄関までたどり着くと、まつから弁当の配達を頼まれてしまいます。配達先は、帝大生・星野のところでした。常子は、渡された地図を手に星野の下宿先に弁当を届けに行くことになりました。

とと姉ちゃん_下宿45初めての道をようやくたどり着くと、玄関先で大家らしき女性が植木の手入れなどをしていました。
常子が星野の下宿先ですかと確認すると、そうだと答えながら「葉っぱの学生さんにも、女友達なんてものがいたんだねぇ」と驚くのでした。

ここでもやはり「葉っぱの」と呼ばれているようでした。

部屋にいると言われ、常子はおじゃましますと玄関から2階へと上がります。
部屋の前で、常子は中に向かい声をかけますが返事がありませんでした。何度呼んでも返事がなかったため、常子は部屋の襖を開けます。

すると、目と耳をふさいだ星野が、花に鼻をつけてうずくまっているという、異様な光景を目にします。肩をたたかれようやく気付いた星野は、花を匂いだけで探る研究をしていたと言います。

そして、
星野と話すうちに、常子は日頃のプレッシャーからか、つい不安を漏らしてしまいます。
とと姉ちゃん_星野45「不採用になった場合、ほかに働くところが見つかるか分かりませんし。仕事が決まらなかったら妹を大学に入れてあげられない・・・」

家では気丈にふるまう常子でしたが、星野の前ではつい弱音を吐いてしまいます。すると、星野も実家の弟が出征したことを伝え、今後は自分が親を支えるべきではと、自分自身の進路に迷っていることを話します。

そして、いつものように植物に例えながら、生真面目に常子を励まします。そんな会話のたびに常子は癒やされるのでした・・・

昭和11年12月のある朝。
常子の就職試験の当日がやってきました。

とと姉ちゃん_小橋一家45

仏壇のととに手を合わせると、玄関先に立ち、家族に見送られて試験会場へと歩き出すのでした・・・ つづく
 
■綾ちゃんのモデル中野家子さんとは?

 とと姉ちゃん8週45話・感想まとめ 

 

ジャイアンツの歴史

冒頭で宗吉さんが読んでいた新聞に、巨人軍がアメリカで活躍したという記事がありましたね。この年(1936年)は、ちょうど日本のプロ野球が誕生した年でした。東京巨人軍(現在の読売ジャイアンツ)は、この年の春季リーグ戦を欠場し、アメリカとの遠征試合に出向いています。実は前年にもアメリカに遠征しており、この時が二度目でした。
そして巨人軍は、アメリカを相手に42勝32敗1引き分けという、好成績を残しています。

1934年に大日本東京野球倶楽部として発足し、その後、1936年に東京巨人軍となり、1946年までその名称は変わりませんでした。1947年から、現在の読売ジャイアンツとなりました。ジャイアンツの名前は、アメリカのメジャーリーグ・チームであるニューヨーク・ジャイアンツ(現在のサンフランシスコ・ジャイアンツ)から取ったものだそうです。
 

結婚への不安

常子ちゃんが就職を目指す一方で、友達の綾ちゃんは結婚が決まりましたね。この時代の女性は、卒業したら結婚、という人がほとんどだったのでしょうね。しかも、おそらく綾ちゃんはお金持ちのお嬢様です。名家との縁談話が親同士で進められるというのは、ごく自然な流れだったのでしょう。

とと姉ちゃん_綾32結婚の話が決まってもすぐに常子ちゃんに伝えなかった理由について、綾ちゃんは「特に聞かれなかったから。」とクールに話していました。

ですが、本当は不安でいっぱいで、自分の中でもまだ心の整理ができていなかった為かも知れませんね。相手の情報は“医大生である”という事しか知らないというのですから、それは不安にもなりますよね。

それに、常子ちゃんに話せば、「どんな方?歳はいくつ?何をしている方?」と、質問攻めになりそうな気もします。心配そうな常子ちゃんを安心させようと、「大丈夫。お相手に会えば、不安は無くなる。」と言っていましたが、まるで自分自身に言い聞かせているようにも見えましたね。お相手の男性が良い方であるよう、願うばかりです・・・。
 

親密な二人?

星野君は、大学院に進学するか、それとも実家の親元に戻るか、進路を迷っているようでした。弟さんが兵隊として召集され、そんな状況下で自分だけ好きな事を続けて良いのか、という思いがあるのでしょうかね。

そんな星野君ですが、不安気な常子ちゃんを元気付けようと、また名言を語ってくれましたね。今回は翌檜(あすなろ)、以前には向日葵(ひまわり)を引用していました。さすが葉っぱのあんちゃん、励ます時の例え話はいずれも植物の話から入って、星野君らしく個性的に応援していますね。

常子ちゃんはタイピストになる為に毎日頑張っていますが、どうやら暗記が苦手な様子。あの膨大な数の文字の並びを全て覚えるというのは、並大抵の事ではできそうにありませんよね。一生懸命に練習する常子ちゃんの横で、「この子、本当に大丈夫かしら・・・?」といった表情で心配そうに見つめる東堂先生。そのハラハラ(というよりもイライラ?)している様子を観ていると、こちらまで心配になってきます・・・。

ところで、森田屋のまつさん、お重に詰めた料理を常子ちゃんに持って行かせていましたが、「もしかして、恋のキューピッド役を買って出た?」と思う私は、少し考え過ぎでしょうか?まつさんのあのウキウキしたようなニコニコ笑顔は、単に葉っぱのあんちゃんを思っての優しさだけではなく、若い二人の良い雰囲気を察知しているのではないか、と思うのです。

女性は感が良いですし、まつさん程の年齢の方なら、人生経験も豊富ですからね~。
さあ、いよいよ就職試験です。家族の為に、頑張れ、とと姉ちゃん!

ではでは
感想byさら☆彡

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