NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想8週48話
2016年5月28日(土)放送
とと姉ちゃん8週テーマ「常子、職業婦人になる」

とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで8週48話
5月28日(土)

入社当日、浄書室にて・・・
緊張の面持ちで職場の扉を開くと、パチパチとタイプの音が聞こえ、身なりのよい大勢の女性たちがタイプライターを打っていました。
その中で、テキパキと指示を出し業務を仕切っているのは、浄書室のリーダー・早乙女朱美(さおとめあけみ)でした。

上司の山岸は面倒くさそうに常子を紹介すると「早乙女君、後はよろしく」と言って立ち去ります。

とと姉ちゃん_浄書室48

早乙女は、常子にタイムカードの押し方や業務内容を事務的に説明すると、同じ和文タイプ担当の“多田かをる”を紹介し「わからないことがあったらなんでも聞いてちょうだい」と仕事に戻ります。

常子は、実際の職業婦人を目の当たりにして、その姿に感激し負けずに頑張らねばと身震いするのでした。

しかし、
夕方になっても常子に仕事が回ってくることはありませんでした。常子はしびれを切らし早乙女に仕事を与えてほしいと申し出ますが、ひらすら「待機」を命じられるばかりでした。

そして、
その状況は翌日も、その次の日になっても変わりませんでした。仕事をさせてもらえない理由が分からず落ち込む常子を励ましたのは、やはり星野の言葉でした。

退社後、常子は星野を甘味屋に呼び出して相談に乗ってもらっていました。

とと姉ちゃん_ほしの48常子は不安だったのでした。入社後、数日間何も仕事を与えられず、自分は不要な人材でクビになってしまうのではないか、そんな考えが頭をよぎるようになっていたのでした。

すると星野は「常子さんらしくもない。“どうしたもんじやろの~”時は思い悩んだりせず動いてみる。今までの常子さんはそうしてきたはずですよ。僕の観察によると・・・」と、星野らしい常子への観察眼を披露するのでした。

その言葉に励まされ、常子は元気を取り直します。そして「家族にも話せないことを星野さんには素直に話せる、不思議です・・・」と言い、いつもの常子の笑顔に戻るのでした。

翌日、鳥巣商事にて・・・
浄書室で仕事がないのならほかの部署で仕事を探そうと、常子は男性社員に声をかけて回りますが、迷惑がられるばかりで最後は追い出されてしまうありさまでした。

そんな光景を通りかかった早乙女が見ていました。常子を浄書室に連れ帰ると、早乙女は常子に仕事を言い渡すのでした。「この原稿、4時までにお願いできる?」

とと姉ちゃん_常子48

待ちに待った仕事に喜々としてタイプを始めた常子を、早乙女は冷たい眼差しで見つめているのでした・・・ つづく

【今日のポイント】
ちょっと時代背景の整理をしてみます。昭和12年(1937)は、ある意味日本が太平洋戦争へと進む発端となった年とも言われています。7月に中国での支那事変を期に、その色を濃くして行きます。でも、国内ではまだ庶民も楽しむ余裕があったようです。

当時の中心は「浅草六区」で、劇場、映画館、寄席が立ち並び、正月の人出は百万人を越えたそうです。宝塚では26期、乙羽信子、越路吹雪、が入団した年でした。

映画も人気の娯楽で、「丹下左膳」「鞍馬天狗」などが人気で、当時のブロマイド売り上げでは、上原謙(加山雄三の父)、佐野周二(関口宏の父)、高田浩吉(大浦龍宇一の祖父)。高杉早苗、高峰三枝子、轟夕起子、田中絹代などが上位だったそうです。

しかしながら、映画館では冒頭に必ず「挙国一致」「銃後を守れ」などの戦意高揚スローガンを入れることとなった、そんな年でもあったようです。
 
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 とと姉ちゃん8週48話・感想まとめ 

 

タイムレコーダー

鳥巣商事では、出勤と退勤の時間をタイムカードに記入する機械、タイムレコーダーが出てきました。常子ちゃんもタイムカードの初押しに、お勤めの実感を味わっていたようでしたね。

それにしても手作り感まるまるの木製でしたね。銀座に構える商社にしては・・・と思ったのですが、タイムレコーダーが誕生したのは19世紀のアメリカだそうで、日本では、昭和6年(1931年)に天野修一氏によって電気式のものが発明されたそうです。
ですから、これはたぶん当時の最新式のタイムレコーダーなんでしょうね。

とと姉ちゃん_タイムレコーダー  とと姉ちゃん_タイムレコーダー (1)

ちなみに、こちら1960年代のイギリス製のタイムレコーダーだそうですが、まだ木製ですもんね。(画像:Amazon* http://www.amazon.co.jp/)

現在でも、タイムレコーダーは多くの企業で使われていますが、今は、指紋や声帯を照合して個人の勤務時間を管理できるシステムが、現在研究されているそうですよ。
ハイテクですね~。
 

いざ、初出勤!が・・・

ガチャガチャ、チーン。華やかな女性達がバリバリ働いていて、タイプを打つ音が賑やかでしたね。タイピストは、当時の働く女性達の中でも憧れの職業だったようですし、お見事なその仕事ぶりに、観ている私も朝から圧倒されました。

ですが、常子ちゃんが「よろしくお願いします。」と頭を下げても、挨拶さえ返して下さらない諸先輩方。あれ?こんなシーン、以前にも観た事があるような?そうです、常子ちゃんが浜松から東京の女学校へ転校した時の、初日の事を思い出してしまいました・・・。浄書室の先輩方の冷たい態度と視線が、私の不安を煽ります。

常子ちゃんが早乙女さんの事を「あけみさん」と呼んだ時、一瞬ですが、早乙女さんの表情が引きつったように見えました。うーん、早乙女さんは職場の先輩ですし、下の名前で呼んでしまったのは常子ちゃんの未熟さの表れですかね。

一方、同じ和文タイピストとして働く多田さんは、他の方とは違っておっとりとした雰囲気の方でしたね。せめて、多田さんだけでも優しい方である事を期待したいところです。

だって、上司・山岸課長は「面倒な事には関わりたくない。」といった様子が見え見えですし、頼りにはならなそうですからね。

仕事を回してもらえないのは「初日だから職場の雰囲気に慣れなさい!」という事なのかなと、私なりに前向きに考えたりもしたのですが・・・。何日経っても、全く相手にされない常子ちゃん。も、もしかして、これは新人いびりでしょうか? ((+_+)) おぉ~

出社して、何もせずに朝から夕方までただ座っているというのは、本当につらいですよね。特に、常子ちゃんのような行動派な子にとっては、手持ち無沙汰でどうしようもないのでしょう。ですが、仕事を探して他の部署まで乗り込んでしまうのは、いかがなものかと・・・。

いきなり他の部署の人間が入ってきて、書類でいっぱいの机の上を触ったり、仕事は無いかと言ったりしてきたら、それはチョットやり過ぎですよ~、やる気満々16歳の常子ちゃん!。
 

女の子の優しさにドキドキ!

常子ちゃんからケガをしていた手にハンケチを巻いてもらった星野君は、常子ちゃんの優しさにドキドキしていた様子。どうやら、少しずつ女性として意識しているように見えますよね。

そう言えば、浜松にいた頃にもこれに似た事がありましたよね?玉置三兄弟の長男・茂雄君が運動会でケガをした時です。茂雄君も、優しい常子ちゃんにドキドキしていましたもんね。

男性×ハンケチ=恋の予感」ん~、使えそうな方程式です。常子ちゃんありがとう。

そして、常子ちゃんも「星野さんには何でも話せる。」と言っていました。
それはつまり、“星野君が特別な存在”という事?つまり、恋??・・・ですが、常子ちゃん本人は恋という気持ちには全く気付いていない様子。二人とも、恋愛には奥手そうですし、今後どうなっていくのか、なんとも気掛かりなところです。

さて、来週からは、末っ子の美子ちゃんを演じる女優さんが根岸姫奈ちゃんから杉咲花ちゃんにバトンタッチです。可愛らしい姫奈ちゃんのお顔が観られなくなるのは名残惜しいですが、成長した美子ちゃんも楽しみですね~。

ではでは
感想byさら☆彡

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