NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想14週84話
2016年7月9日(土)放送
とと姉ちゃん14週テーマ「常子、出版社を起こす」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで14週84話
さっそく常子たちは「スタアの装ひ」を増刷すると、勢いに乗って売りまくろうと店に持ち込みます。
ところが、三女の美子があるものを見つけ常子を呼びます。
そこで小橋一家が見たものは「スターの装ひ」とそっくりの雑誌の数々でした。
「スタアの洋服」「スタアファッション」「スタアの着物」「スタアの彩り」さらに「装ひのスタア」と、マルパクリ物まで堂々と並べられていたのでした。
評判になった本はすぐに真似される時代。
そこには様々な出版社から同様の雑誌が、安く、しかもよい紙質で販売されていたのでした。
「スターの装ひ」は経費削減のため格安の紙を使ったため、紙がすぐにボロボロになってしまう雑誌との悪評も重なり、そのほとんどが売れ残ってしまいました。
常子たちは多くの在庫を抱え込み、ふたたび窮地に立たされてしまいます。
そんな最中、叔父・鉄郎はジーンズの事業に失敗し、これから京都の舞鶴に行くと荷造りをします。
そして「常子、鞠子、美子、あきらめないでもう一度出せ・・・」と珍しく真顔で言います。
自分は当分東京には帰らないが、自分の住む近所の本屋でも買えるような雑誌を作ってくれと言い残し、鉄郎は小橋家を去ってゆくのでした。
鉄郎の去った後、しばらく考え込んでいた常子は意を決したように鞠子と美子に向い「あと一冊、がんばってみない?」と、決意の眼差しで問うと二人も「うん!」とうなづくのでした。
数日後、甲東出版にて・・・
雑誌「新世界」の復刊をめざし活動していた甲東出版は、富樫も戻り新入社員も揃い、以前の活気を取り戻していました。
そんな中で、常子が「スタアの装ひ」の失敗を谷に相談していました。
常子は何かアドバイスをと申し出ますが、女性誌の事は畑違いで良いアドバイスができないと谷もすまなさそうにうつむくのでした・・・
常子が肩を落として甲東出版を出ると、五反田があとを追いかけて来ました。
五反田は、常子に花山伊佐次に相談してみてはどうかと、話を持ち掛けます。
花山は大手新聞社の編集長も経験していて、その才能はすばらしいものだと告げます。
常子は、花山との初めての出会いを思い出し、躊躇します。
しかし、五反田はとにかく会った方がいいと花山の住所を手渡すのでした。
五反田は、花山が二度とこの業界には関わらないと聞いているにもかかわらず、常子には花山に会うようにと勧めるのでした・・・ つづく
■花山伊佐次のモデル天才・花森安治さんとは?
■三女・小橋美子のモデル大橋芳子さんとは?