NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想15週85話
2016年7月11日(月)放送
とと姉ちゃん15週テーマ「常子、花山の過去を知る」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで15週85話
昭和21年7月。
激しい雨の降る日、常子は甲東出版の五反田から勧められた、花山伊佐次を訪ねるのでした。
花山の家に辿り着くと、ちょうど家の中から女性が出てきます。
「どちら様?」花山の妻・三枝子でした。

花山は、常子の姿を見るなり怪訝な表情を露わにします。
常子が5年前に会っている甲東出版の者だと挨拶をすると、相変わらず素っ気ない紋きり口調で「覚えている。」と言い、今はその甲東出版を辞めたと言うと「知っている。何だ、要件を言いたまえ。」と冷たく答えます。
常子は、自分たちの出版した雑誌を在庫に抱え困っている事を伝えます。
力を貸して欲しいと話すと「力など貸さん。帰れ。」と、呆気なくあしらわれてしまいます。
せめて一度見て、ダメな所を教えて欲しいと頼むと、花山は「ダメな所しか無い。」と言います。
花山は、闇市で常子たちの雑誌「スタアの装ひ」をすでに手に入れていたのでした。
花山は、まくしたてるように次から次へとその雑誌の欠点を、容赦なく常子に浴びせます。
掲載されているファッションは外国人や一部の富裕層の装いで、そんな洋服の作り方を載せても、それを作るための布地など、まったく手に入る時代ではありませんでした。
現実離れしたテーマとその内容を指摘された常子は、反論の余地もありませんでした。
的確すぎる花山の指摘を受けた常子は、五反田と会いそれを報告しました。
そんな中で、常子は花山に編集長になってもらえないかと考えるのでした・・・
その頃、花山は生活のためにと、友人から誘われている「医療の仕事」を始めようと考えていたのでした。
そして、今の生活では、幼い娘・茜が不憫でたまらないと妻に漏らします。
数日後・・・
常子は、バラック地帯にある花山のコーヒー店を訪ねます。
そこには、年配の店員・関元がいました。常子が花山を訪ねて来た事を告げると関元が呼んでくれますが、花山は、この日も常子を見るなり怪訝そうな顔をします。

さらに、二度とペンを握らないと決めた本当の理由は何かとまで質問すると、花山は「帰れ、目障りだ!」と、今度は怒り出してしまいます。
そして、君が帰らないのなら私が帰ると、本当にそのまま帰ってしまうのでした・・・ つづく
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