NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想16週95話
2016年7月22日(金)放送
とと姉ちゃん16週テーマ「あなたの暮らし・誕生す」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで16週95話
この中のいくつかは すぐあなたの暮しに役立ち
この中のいくつかは すぐには役に立たないように見えて
やがて いつの日か あなたの暮らし方を変えてしまうかもしれない
そんなふうに いつでもこの一冊は あなたの暮しによりそって息づいている
花山は、表紙絵と共に、新しい雑誌の前書きを考えていたのでした。
常子は神妙な顔でその文章を読み、良いですね、と笑顔で頷くのでした。


そして、雑誌のタイトルを「あなたの暮し」にし、出版社の名前を「あなたの暮し出版」にしてはどうかと提案します。
花山は、「社長さんが言うなら従うまでだよ。」と満足そうに返すのでした。
昭和22年4月。
新聞に「あなたの暮し」の広告が掲載され、ついに小橋三姉妹と花山伊佐次の希望を乗せた新しい雑誌が発売されました。
雑誌の発売日、常子達は事務所で感慨深げに「あなたの暮らし」を見ていました。
そこに、大量の郵便が届きます。
それは、全国の読者からの「あなたの暮し」を購入したいという依頼の手紙でした。
雑誌は期待以上の評判を呼び、好調な売れ行きを示します。
直線断ちの洋服はブームとなり、街には直線断ちの洋服を着た女性たちが増えて行くのでした。
事務所にて・・・
かかは、花山に、どうしてそんなに洋服などに詳しく女性的な視点を持っているのかと尋ねます。
花山は、オシャレが好きだった母親の影響だと話し始めます。
花山が中学生の時に母親が亡くなり、それ以来、花山は長兄として兄弟の面倒を見てきたと話します。
それを聞いていた美子が「かか兄ちゃんだ。」と言うと、花山は少し照れくさそうに笑みを浮かべるのでした。
ところが、そんな和やかな空気を一変させる出来事が起こります。
突然、花山が取材をした日の出洋裁学校の校長・小山内が怒鳴り込んできたのでした。
取材を受けたにも関わらず、全く掲載されていないと言い、さらに、直線断ちの洋服は許せない、あなたは洋裁学校を潰すつもりかと、花山に食ってかかります。
しばらく押し問答の末、常子が「社長は私です!苦情があるなら私に仰って下さい。」と言うと、小山内は「あなたが社長!?」と驚きます。
そして、常子の“読者への思い”を聞くと、不服そうな表情を浮かべながらも事務所を出て行くのでした。
花山は、洋裁学校が意識するという事はそれだけ良い記事なのだと言い、余裕を見せます。
すると、今度は綾が訪ねて来ました。
母親と息子も一緒で、二人も綾が作ったという直線断ちの洋服を着ていました。
ゆとりが出来て、母親とも久しぶりに会話が弾んだと嬉しそうに話す綾に、常子も笑顔になるのでした・・・

つづく
綾のモデル中野家子さんとは?今後どうなるの?
変人?花山のモデル、天才・花森安治さんとは?