NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想22週132話
2016年9月3日(土)放送
とと姉ちゃん22週テーマ「常子、星野に夢を語る」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで22週132話
ある日の夜の事。
常子は星野宅の玄関にいました。
相次ぐ投石事件の状況をつたえ、ここにまで危険が及ばないようにと、しばらく星野家に近寄らないことを報告に来たのでした。
それだけを伝え、帰ろうとする常子を星野は抱きすくめます。
そばにいて守っていたい、そんな星野の気持ちがそうさせたのでした。
あなたの暮らし出版にて・・・
投石による嫌がらせは他の社員たちの家にも及び、社内は不安と恐怖に包まれていました。
そんな最中、村山と酒井を引き連れた、「アカバネ電器製造」社長・赤羽根憲宗が現れます。
先日の村山と酒井のお詫びに来たと言います。
柔和な表情を浮かべ、丁寧な物腰ではありましたが明らかに偵察であることを匂わせていました。
そして、投石の件に話が及ぶと、赤羽根は常子たちをあざ笑うかのように挑発します。
「まあ、しかし、そうなってしまったのも、おたくらにも責任があるんじゃございませんか?あれだけほかの会社の製品にケチをつけてりゃあ、恨みを買って当然でしょう」
すると常子は、赤羽根の威圧的なもの言いに、毅然とした態度で答えるのでした。
「私たちは屈しませんから。何をされようが、私は社員たちを守り抜いてみせます!どんな卑劣な行為にもとことん戦っていくつもりです!」
そう落ち着いた態度で言いのけると、赤羽根は「社員を守りたいのは私も一緒だ・・・」と、捨て台詞を残しながら帰って行くのでした。
赤羽根たちを追い返した常子の心には、これまで感じたことのないほどの怒りがわき起こります。
このいきさつから、皆もやはり嫌がらせの首謀者は赤羽根たちだと確信します。
そんな状況にひるむ社員もいる中、花山が「皆、ジャーナリストとしての誇りを持て!ペンは剣よりも強い!」と熱弁を振うと、社員も頑張ろうと口々に思いをにじませるのでした。
そんな不安な日々の中で、ようやく電気釜の“商品試験”が終了しました。
やはり、「アカバネ」の製品には欠陥が多く、最低ランクの評価となっていました。
そして、その記事も印刷所に入稿され、最新号完成も目前に迫っていました。
そんなある日。
常子のデスクの電話が鳴ります。星野からの電話でした。
星野は、常子の仕事がそろそろ落ち着く頃かと見計らい、週末に子供たちと一緒に動物園に行こうと誘ってきたのでした。
常子は一抹の不安を感じながらも、久々に星野親子と過ごせる事を楽しみにするのでした。
一方その頃、赤羽根は新たな行動に出ようとしていたのでした・・・
つづく