NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想123週136話
2016年9月8日(木)放送
とと姉ちゃん23週テーマ「常子、仕事と家庭の両立に悩む」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで23週136話
キッチン森田屋にて・・・
星野は、今日は常子に話があって呼んだと言います。
星野は、食事を終えた大樹と青葉には外で遊ぶように言いつけます。
二人だけとなった店の中に、星野の緊張感が走ります。
そして、意を決したように小さく自分にうなずくと、星野は名古屋支社への転勤を、常子に告げるのでした。
突然の話に、常子は呆然とします。
星野は、転勤の辞令が出た時は迷い、撤回しようかとも考えたと話します。
しかし、心を決めたのは大樹の事だと言うのでした。
大樹が火傷の痕を同級生からからかわれていたことを、父親の自分が全く気付いてあげられなかった事、そして、誰にも言えず悩んでいたそんな大樹の事を知ったとき、親としての責任を果たせていなかった自分を知ったと話します。
親子の絆とは、自然にできるものではなく、時間をかけて作り上げて行くものだと知ったと語り、それを大事にしたいと言います。
そして、その為には子供達との時間が作れる、名古屋へ行く事が一番だと決心したと告げるのでした。
そして、常子の事はとても大切で『一緒になれたらどれだけ素晴らしい人生になるだろう・・・』とも思ったが、親の責任は重いものと感じていると話します。
そこまで一気に話すと、星野は「身勝手な事を言いますが、名古屋へ行く事を許して下さい。」と頭を下げるのでした。
星野の気持ちが分かると言い、子供達の事を真剣に考える人だから、自分は星野を好きになったのだとも話すのでした・・・
あなたの暮し出版にて・・・
突然、「ちとせ製作所」の田中社長が訪ねてきます。
田中は、見せたい物があると言い、皆の前で新しいトースターをひろげます。
そして好調に売れていると笑顔を見せるのでした。
田中が「色々あったけど、あんたらには感謝してる。」と告げると、その言葉に、常子も嬉しくなるのでした。
星野宅にて・・・
名古屋へ旅立とうと玄関を出たところに、常子がお弁当をもって駆けつけました。
青葉や大樹と別れを惜しむと、星野には今までの感謝の気持ちを込めお礼を言い、そして、四人で過ごした時間を「幸せでした。」と告げるのでした。
すると、星野は「常子さんは、僕の誇りです。」と言い、2人は長い握手を交わすのでした。
三人を精いっぱいの笑顔で送る常子。
そして、その姿が見えなくなった途端、ずっと堪えていた涙が溢れ出すのでした・・・つづく