NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想123週138話
2016年9月10日(土)放送
とと姉ちゃん23週テーマ「常子、仕事と家庭の両立に悩む」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで23週138話
あなたの暮らし出版にて・・・
花山が、水田と美子、そして、常子を集めました。そのテーブルの向かいには、社員の松永がうつむいて座ります。
「私に話したことを、常子さんたちの前で言いなさい」と、花山が松永に促がします。
松永は、テスターの情報を漏らしたのは自分だと白状します。
面識のない連中に、テスターの情報を渡せば5万円くれると言われ渡してしまったと話します。
そして、自分の渡した情報からテスターに接し、お金で買収し嘘の証言をさせたのだろうと言うと、事の重大さにいまさらながら後悔するのでした。
そして、松永は会社を辞めると言い出します。
自分は編集者としてこの会社に入ったが、繰り返し飯を炊いたり、ひたすら鉛筆を削るという、およそ編集の仕事とは遠い仕事ばかりでもう耐えられないと言うのでした。
「今日限りで、辞めさせてください」と深々と頭を下げ、「ほんとうに、お世話になりました」と言葉を残し、松永は去ってゆくのでした。
小橋家にて・・・
その日の夜、常子は今日の出来事を思いなかなか寝付けずにいました。
そんな常子の気配を察してか、美子が声をかけます。「眠れないの?・・・」
「一人よがりだったのかなあ・・・」と、常子が身を起こしいます。
「あなたの暮らし」創刊当時からの思いで自分たちは”商品試験”をやり続けていたが、それを強いられている社員は、その責任と影響力を負担に感じているのではと、常子は弱気になるのでした。
あなたの暮らし出版にて・・・
翌日の事、常子は社員全員を集め話をします。
あなたの暮らし出版に「編集者」として入社したにもかかわらず、本来の仕事と違う”商品試験”ばかりやらされることに疑問を持つ人は、正直に言ってほしいと言います。
希望者には担当業務を見直したいというのでした。
常子は、会社からの一方的な押し付けや、納得のいかない業務をしていないか、改めて皆に確認したかったのでした。

すると、社員は口々に「この仕事に誇りを持っている!」と言いだします。
困難な状況の中でも、自らの仕事にプライドと信念を持って、この状況に立ち向かおうとする社員たちの姿を、常子は見ることになるのでした。
翌年、昭和33年1月の事。
「あなたの暮らし出版」では、電気洗濯機の“商品試験”が半年を経過していました。
そんな中、「大東京新聞」に「あなたの暮らし・商品試験」の記事が掲載されたのでした。
その記事には、 “商品試験”について、全国500店の家電販売店からのアンケート結果が掲載されていました。
その結果とは「疑問がある・47.2%」・・・、常子の顔色が変わるのでした。・・・つづく