NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想25週148話
2016年9月22日(木)放送
とと姉ちゃん25週テーマ「常子、大きな家を建てる」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで25週148話9月22日(木)
昭和40年1月。
あなたの暮し出版にて・・・
常子は、以前花山から「何か書いてみないか」と言われていた、そのテーマを見つけたと話します。
常子は、君子と過ごした時間の中で“何気ない日常の愛おしさ”に改めて気が付いたと話し、ごく普通の暮らしについて、そっとお知らせするように綴ってみたいと言います。


そして、私は母親から教わった事を自分の子供に伝える事ができない。
しかし、多くの読者になら記事を通して伝えられる。
人生に彩りや安らぎを添えられる言葉や知恵を、読者に伝えたいと話すのでした。
常子の言葉を聞いた花山は、自分が読みたいからすぐに書くようにと常子に言いつけるのでした。
そして、花山は満足そうに笑みを浮かべるのでした。
早速、常子は原稿に取り掛かります。
この企画は「小さなしあわせ」というエッセイとなり「あなたの暮らし」の読者から多くの支持を集めるのでした。
さらに7年の月日が流れ、昭和48年の事。
日本は、東洋の奇跡と言われる高度経済成長を果たし、世界第2位の経済大国となっていました。
そして、あなたの暮し出版は社員の7割を超える女性が、自由に活躍する職場となっていたのでした。
2階では、休憩中の若い社員達が盛り上がっています。
最近創刊されたファッション雑誌を見て、流行のサングラスを購入したというのでした。
1970年以降、既製品の洋服や小物を掲載した女性ファッション雑誌が次々と創刊され人気を博していました。
婦人雑誌の様相も随分変わったと、創業以来の社員・岡が言います。
モノのない時代から、消費の時代へと日本が進む中、読者の傾向も大きく変わって来ていたのでした。
編集長室にて・・・
花山は5年前に心筋梗塞で倒れ、現在は、あなたの暮し出版の自室にベッドを置き、休みながら仕事を続けていました。
花山と常子、水田が話していると、寿美子が”商品試験”のスチームアイロンを運んできました。
雑談の中で、寿美子は、自分が働いている事で子供がからかわれたり、近所の人から貧しいから共働きなのだと噂されたりしている、と話します。
それは康恵や綾も同じで、女性が働くという事に対して、世間ではいまだに大きな偏見があるというのでした。
そんな声を聞き、常子は自分に何ができるのかと考え始めるのでした。
そんな昼下がり・・・
あなたの暮し出版に、一人の女の子がやって来ました。
成長し大学生になった「たまき」が、常子の忘れ物を届けにやって来たのでした・・・

つづく