NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想25週150話
2016年9月24日(土)放送
とと姉ちゃん25週テーマ「常子、大きな家を建てる」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで25週150話9月24日(土)
難関試験を見事パスしたたまきは、晴れて「あなたの暮らし出版」の社員となりました。
昭和49年(1974)4月の事。
入社後間もないたまきたちの同期生は、先輩たちからもみな優秀だと評価も高く、その仕事ぶりは、常子も目を細めずにはいられないほどの頑張りようでした。
一方、花山も63歳を迎えていましたが、相変わらず自他ともに厳しい姿勢を貫くその仕事ぶりは健在でした。
しかし、そんな花山を常子は心配のまなざしで気遣います。
実は、花山は5年前に心筋梗塞で死の淵をさまよった経緯があったのでした。
花山もまた、編集長室に用意されたベッドに時折横になり、我が身を自重しながらの仕事の日々を送っていました。
そんな花山が、部屋を訪れた常子に改めて語ります。
自分は常子と出会うまでは、男性としか仕事をしてこなかった。
しかし、実際に働いてみると、女性の柔軟な考え方や粘り強さに驚かされるばかりだ。
「もっと女性が活躍できる世の中になるべきだ。」と、つくづくと語るのでした。
「そうですね。」常子はそう答えると、創業時の“女性の為に役立つ雑誌が作りたかった”という言葉を思いだしながら、何かを感じ始めていたのでした・・・
そんなある日の事。
創業時以来の社員・寿美子が、会社を辞めたいと常子に願い出たのでした。
出産後復職していた寿美子でしたが、働きながらの子育ては厳しく、家庭と仕事の両立が困難になっていたのでした。
悩んだ末、寿美子は仕事を辞める道を選んだのでした。
そんな寿美子の話を聞いた常子は、これからも同じ立場の女性社員が出るのではと危機感を持ちます。
編集長室にて・・・
常子は「社内の仕組みを変えたいと思います。」と、花山に言います。
女性の為の雑誌作りを目指してきた我が社は、女性の働きやすい会社として社内環境の整備をするべきと、今後の方針を話していたのでした。
花山はその報告を頼もしそうに聞き、常子が部屋を出る姿を見送ります。
そして、一人となった花山が席を立とうとしたその瞬間・・・、花山の顔がゆがみます。
つづく