NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想4週20話
2016年10月25日(火)放送
べっぴんさん4週テーマ「四葉のクローバー」
べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで4週20話
良子はすみれを、家に招き入れました。
「誰かが来るの、待ってたの?」すみれは、自分が訪ねた時に慌てた様子で中から飛び出して来た良子が気になったのでした。
良子もすみれと同様、夫が戦地から戻るのを待っていたのでした。
息子の龍一と2人きりの暮らしぶりは、厳しそうです。
金沢の親戚に疎開していましたが、いつまでも頼る訳にもいかずに戻って来たのだと悲しそうに言います。
すみれにも、その意味はよく分かりました。
貯金を切り崩したり、他の親戚に助けてもらったりしてやってきたが、生活が行き詰まり、夫からのプレゼントだった腕時計を売ったのだと悲しそうに話します。
すみれは、話題を変えようと、龍一が着ている服について聞きます。
厳しい暮らしの中でも、工夫を凝らした洋服を息子に作るなど、良子のセンスは変わっていませんでした。
良子は、いつも洋服を作りながら、君枝だったら素敵なデザインを考えるのだろうと思うと話します。
2人は、君枝は今どうしているのかと気になるのでした。
大阪・梅田の闇市にて・・・
潔はかつての得意先を回る為、栄輔にゆりの事を頼み、バラックを後にします。
ゆりは、我慢していた何かが溢れ、潔の後を追います。
「あんまりやわ!何で私を置いてくの?」一番苦しい今こそ一緒に頑張るべきだとゆりが食い下がります。
この頃の旅は危険でした。潔はゆりを危ない目にあわせたくなかったのでした。
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「待っとってくれ。」と潔はゆりをなだめるように言うと、得意先回りへと出かけて行くのでした・・・
その頃・・・
すみれと良子は、君枝が嫁いだ村田家を訪ねていました。
焼けずに残った村田家の大きな屋敷は進駐軍に接収され、君枝たちは、義母・琴子と君枝の子・健太郎と共に、敷地内の使用人用の家で暮らしていました。
琴子が、すみれ達を招き入れてくれます。
元々身体が弱かった上に軍国少女だった君枝は、終戦後、気落ちしてしまい寝込んでいると言います。
すみれと良子は、君枝の部屋に案内してもらい、3人は再会を果たすのでした。
良子と君枝は、将来が不安だと漏らします。
部屋で君枝のミシンを見つけたすみれは、自分で作った子供の為の物で、商売したいと考えている事を2人に打ち明けます。
そして、3人で何かできないかと相談します。
しかし、商売をするなど考えた事がなかった2人は消極的なのでした。
すみれと良子が帰ろうとすると、琴子が見送りに出てきてくれます。
「また遊びに来て下さいね。でも…商売に誘うのは止めて下さい。」と、琴子はすみれたちに柔らかくくぎを刺すのでした・・・つづく