NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想6週32話
2016年11月8日(火)放送
べっぴんさん6週テーマ「笑顔をもう一度」
べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで6週32話
11月8日(火)
「ベビーショップあさや」にて・・・
すみれと明美が麻田と話しながら商品作りをしていると、君枝が店にやって来ました。君枝は、昭一に全てを打ち明け、働く事も許してもらえたと嬉しそうにすみれ達に話します。
「ええかな?今度は、ちゃんと責任持って働きます。」という君枝の言葉に、明美は「ええんちゃう?」と、不器用ながらも嬉しそうに答えます。こうして、すみれも明美も喜んで君枝を迎えるのでした。
翌朝の事。
すみれが出勤すると、早朝にもかかわらず、すでにお客の麗子が来ていました。
麗子は、友達に子供が生まれたと言い、いくつもの商品を買ってくれたのでした。
すみれ達は、売れた分の補充をしようと、商品作りを進めます。さらに君枝は、家に帰ってからも夜遅くまで商品作りに没頭し、翌朝には、大量の肌着などを持って出勤してくれていました。
麻田はそんな様子を嬉しそうに見つめ「ご主人、よう許してくれましたねぇ。」と言うと、「君ちゃんのとこは、恋愛結婚なんです。すごいでしょう!」とすみれが話します。
身体が弱かった君枝は子供の頃から入退院を繰り返していて、ある日、そこに怪我をした昭一が入院してきて知り合ったと言います。
そして、昭一は退院後もよく遊びに来てくれ、いつの間にか好意を抱くようになったと話します。
さらに君枝は、周りから結婚を反対されたが、昭一が皆を説得してくれ、そんな昭一のお陰で自分は幸せだと笑顔で語るのでした。
ある日の事・・・
すみれと君枝と明美は、いつものように商品作りをしています。皆で一休みしようと言立ち上がった瞬間、君枝は倒れてしまい、そのまま入院する事になりました。
「こんな体の弱い人が働くなんてとんでもない事や・・・」くれぐれも無理はさせないようにと、昭一は医師から釘を刺されます。
数日後の病室にて・・・
すみれと明美は、君枝のお見舞いに病院を訪ねます。君枝は、終戦後に塞ぎ込んでいた時、すみれに誘われて嬉しかったと話します。
しかし、役に立ちたい一心で頑張り過ぎてしまったと涙ながらに話すと、昭一から仕事を辞めて欲しいと言われた事を、つらそうに告げるのでした。
すみれは「はよう元気になってね」と、笑顔で君枝の手を握り病室を出ます。
明美は少し考え込むと「ほんまに、これでええの?」と君枝に言い残し病室を後にします。
君枝の心に、すみれと明美の言葉が深く響くのでした・・・つづく
紀夫役の永山さんはあの俳優の弟さん?>>
昭一のモデル・村井完一氏とは>>
べっぴんさんネタバレ6週32話・感想まとめ
今日は、やっと三つ葉のクローバーが「あさや靴店」に集合と思いきや…。良子ちゃんの出番もないままに、急転直下…、束の間の喜びでしたねぇ。
今週のタイトル「笑顔をもう一度」はいつになったら訪れるのでしょうかしら。
でも、いちえさん演じる麗子さんのような明るくて見るからに良い人の登場で、思わず笑顔に…。で、今日は見れば必ず笑顔になれる三人の天使のおかあさんの自慢話をご紹介します。
◇ 三人のお母さんの自慢ばなし
●さくらちゃんの自慢byすみれちゃん(芳根京子)
咲桜ちゃんという二歳の女の子が演じているのがさくらちゃんです。なんと偶然にも、役名と本名が同じです。
芳根さんは、さくらちゃんが安心できるように、撮影時も休憩時間も歌を歌ったり手遊びしたり、本を読んだりなるべく一緒にいるようにしているそうです。そして、さくらちゃんが帰るときは、ハイタッチをしてサヨナラがお決まりなんだとか。
また、背中でさくらちゃんが寝てしまった時は、待ち時間もそのまま、おんぶ状態を続けるんだそうですよ。母親として守るべき人がいると、頑張れるものですし、とても癒されていますとのことです。
そして、極めつけのさくら自慢は、『笑って〜』と言われるとする、つくり笑いが最高にかわいいことだそうです。
つくり笑いが世界最強です。あの、『にっ』を見せてあげたい!とのことでした。
●龍ちゃんの自慢by良子ちゃん(百田夏菜子)
龍ちゃんはどうしてか、百田さんの耳が大好きなんだそうです。
おんぶしていると、いつも後ろから耳を掴まれてしまうのだそうですが、百田さん以外の人にはしないんだそうですよ。
特に、画面にアップされそうなシリアスな場面には、必ず耳を掴んでくるんだそうです。そして、『龍ちゃん!』と止めようとすると、なぜか「してやったり」みたいな得意顔をするんだそうですよ。
また、龍ちゃんは百田さんにウインクをするそうなんですが、久しぶりに会った時などは、一人前に照れて、ちょっと恥ずかしがる様子をするそうで、それがまたとてもカワイイ!のだそうです。
また、龍ちゃんの自宅テレビに、着飾った百田さんが映った時は、『良子ママ!』『今日はきれい』と言ってくれるんだそうですよ。
●健ちゃんの自慢by君枝ちゃん(土村芳)
健ちゃんは、大阪は岸和田生まれらしく「だんじり」が大好きで、とてもマイペースな男の子なんだそうです。健ちゃんは、撮影現場に慣れるのに少々時間がかかりました。
そのため、セットの陰やカメラ下に健ちゃんの大好きなキャラクター写真を貼り、『ここは楽しいところだよ〜』、とスタッフさんが猛アピール作戦を展開したんだそうです。
泣いていた健ちゃんが『だーんじり』って呟いてくれたのは、土村さんの身体一面に「だんじり」の写真を貼った時だそうです。その甲斐あって、初めて泣かないで撮影できた時は、みんな大喜びで拍手喝采だったそうですよ。
健ちゃんのじんわりマイペースに、愛しさが倍増中の土村さんなんだそうです。
◇ 君枝ちゃんの決断
今日は、すみれちゃんの様々な想いをこらえた微笑みとそして、友を想う心根の優しさに、とても胸が打たれました。ですが、同時に君枝ちゃんの決断は、なんとも悲しいものでした。
君枝ちゃんは、へその緒を首に巻き付け未熟児で生まれたとのことですから、その当時では生存率もかなり低いものだったことでしょう。そして、多感な乙女時代は、日本の勝利を信じることで虚弱さを生きる力に変えた、軍国少女へ…。
敗戦後の抜け殻のような君江ちゃんは、ご主人・昭一さんと出会い健ちゃんまで授かったのですから、昭一さんから助けられ、生かされていると考えるのは良く理解できます。
なので、この決断は当然といえば当然なのでしょうけれど、残念ですねぇ。
一緒にお仕事ができることになって、すみれちゃんも明美ちゃんもあんなに嬉しそうでしたのに、ドクターストップがかかれば、ご主人が心配するのは当たり前ですし、無理はできません。いたし方ありませんね。
でも、最後のはなさんのナレーション…。『すみれの想いそして、明美ちゃんの言葉が君枝ちゃんの心に深く響いたのでした』、これって、まだ一縷の望みがあるということではありませんかしら?
ではでは
感想by香風