べっぴんさん ネタバレ7週38話感想あらすじ【11月15日(火)】|NHK朝ドラfan

NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想7週38話
2016年11月15日(火)放送
べっぴんさん7週テーマ「未来」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで7週38話
11月15日(火)

ベビーショップにて・・・
ある日の朝。4人が出勤したところで、麻田が、話があると声をかけます。

asada38あさや靴店の2軒隣に、空き物件が出たと言います。

麻田は、「ベビーショップ」を、客が増えて手狭となったあさやから、広い場所に移転してはどうかと勧めます。

麻田は早速、すみれ達を空き物件に連れて行きます。

そこは、これまでの場所よりも、多くの商品を置ける広さでした。

すみれ達が、さくらや龍一・健太郎が大きくなってきて、子供服も作らなければと話していたことを耳にしていた明美は、『ベビー用品』だけではなく『子供服』も置けるのではないかと言います。

その言葉に、五郎の訪問以来ずっと涙する日が続いていたすみれは「素敵やねぇ・・・。」と、新たな未来に向けて夢を馳せるのでした。

梅田のバラックにて・・・
ゆりと潔、栄輔が夕食をとっていると、誰かが戸を叩きます。東京に行っていた五十八と忠一郎が帰ってきたのでした。

isoya38五十八は『復員省』にも行きましたが、紀夫の安否は分かりませんでした。

ゆりは、五十八に母・はなが近江で働いていた昔の事を聞きます。

五十八は、はなは優しく、そして強い人だったと話します。

そして、つらい事や悲しい事を知る人間こそが強く優しくなれると、はなから教えてもらったと話すのでした。

翌日の事・・・
夕方、良子と君枝の夫たちが、新しい店の下見に来ました。

tenpo38勝二は家賃の事を心配しますが、麻田は、商店街の人達の好意もあり、相場よりもだいぶ安くなっているだろうと答えます。

そして、商店街の人達もベビーショップを応援していると話すと、昭一は「これまで通り、無理はせんようにな」と、君枝の体を気遣いながら賛成します。

そして、思案顔だった勝二も「・・・そやな」と、頷いてくれるのでした。

夕暮れの商店街を、良子の家族と君枝の家族が帰って行きます。その後ろ姿を、さくらはじっと見つめて動こうとしません。

父親に抱かれて帰る龍一や健太郎の姿を、さくらも羨ましく思っているのかと困ってしまったすみれ、その時、さくらが誰かにすっと抱き上げられました。

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「さくらちゃん、元気やったか。高い高~い。」それは、栄輔でした。さくらが栄輔に抱っこされ嬉しそうに笑うと、その姿に、すみれも笑顔を取り戻すのでした・・・つづく

 
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▮潔役の高良健吾さんの15個ピアスとは?>>

べっぴんさんネタバレ7週38話・感想まとめ 

今日も、明美ちゃんの一見素っ気なくも優しい助言『あんたはあんたで、淡々としとき』の言葉通り、健気にただ淡々と過ごそうとしているすみれちゃん。

一日も早く旦那様、紀夫君が復員してくることを願うばかりです。その一方で、まるで栄輔君の想いに気づかないすみれちゃんにやきもきするやらホットするやら、いずれにせよ、栄輔君の募る想いの行く末がとても気になりますよね。

気になると言えば、オープニングタイトルと主題歌にも気になることが…。

◇ タイトル映像に大きなカマキリが登場 

実は、清川あさみさんが手がけた素敵なオープニングタイトル映像には大きなカマキリが現れるバージョンとカマキリの登場しないバージョンがあるのですけど、皆さんお気づきでしたかしらね。

どうやら、オープニングタイトルにはロングバージョンとショートバージョンがあるようです。
ちょっと調べてみましょう。基本的に、90秒のロングバージョンが流れるのは、出演者の方が多い日とサブタイトルが変る週初めの月曜日なのだそうです。

そのロングバージョンの前半では、森に大きなカマキリが登場してすみれちゃんを怖がらせ、すみれちゃんは前に進むことさえ不安そうに、つまずきよろめくようにして歩いています。

母・はなさんからの贈り物の裁縫箱を手にしてからは、ショートバージョン(70秒)と同じ、自分の進む道を見つけスキップしながら、元気に進んで行きます。

タイトルにロングバージョンとショートバージョンがあれば、タイトル映像と一緒に流れる主題歌にも必然的にロングバージョンとショートバージョンがあるのが道理ですね。

主題歌のロングバージョンでは、カマキリの登場部分で『~太陽の防腐剤心の中に忍ばせる晴れたときばっかじゃない湿った日が続いても腐らぬように~』という部分が流れます。

で、この『太陽の防腐剤』という歌詞がミスチルファン以外の方にも何やら話題を提供しているようですよ。確かに、一聴しただけでは『太陽の防腐剤』の意味は良く呑み込みませんから、ミスチルらしいという声とともに喧々囂々だとか…。

個人的には歌詞の中の『優しすぎる嘘で涙を拭いたら虹はもうそこにある』が一番好きな箇所ですけれどもね。

◇ 戦後の色濃く 

大阪の闇市には靴を磨くシュウーシャインボーイがいて、そして神戸の港町商店には花を売る少女がいました。

明美ちゃんがお花を買った女の子を見て、なぜかマッチ売りの少女を思い出してしまいましたが、戦争の爪痕が色濃く残っていた時代なのでしょうねぇ。すみれちゃんのご主人紀夫君の手がかりもまだ何もないようですし…。

でもさすが、神戸ですね。あさや靴店の2軒隣りにできた空き店舗は輸入家具店だったとか…。そんなお店が戦後まで存続していたこと自体驚きです。

『あちらで、皆さんのベビーショップ開いたらどないでしょう』。手狭になった今の場所から広い場所に移転することで夢も広がるだろうと提案してくれる麻田さんの言葉に、すみれちゃん、良子ちゃんそして、君枝ちゃんは『夢…』と繰り返し、お嬢様育ちぶりを発揮してどこか鷹揚なリアクションを見せていました。

でも、続く4人目の明美ちゃんのリアクションは不安そうな『家賃かかるやろ』というものでした。明美ちゃんの言う通りですよねぇ。苦労人の明美ちゃんらしい反応ですね。

◇ 可愛い天使たち 

その輸入家具店に置いてあったお面を見て、急に泣き出した健ちゃん。それでなくともマイペースだという健ちゃん、どうやら今日は終始ご機嫌斜めのようでしたが、愚図る声まで愛らしい!

何とかの一つ覚えのように「カワイイ」を連発しても恥ずかしいので、この辺で止めておきますが…。さくらちゃんに龍ちゃんそして、健ちゃん、この天使たち、本当に可愛らしいですねぇ。栄輔さんも台本通りとは思えないほど、さくらちゃんにメロメロのご様子ですしね・・・

ではでは
感想by香風

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