べっぴんさん ネタバレ11週64話感想あらすじ【12月15日(木)】|NHK朝ドラfan

NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想11週64話
2016年12月15日(木)放送
べっぴんさん11週テーマ「やるべきこと」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで11週64話
12月15日(木)

大急百貨店にて・・・
開店の前日。商品の陳列をして、一通りの準備は整いました。一同がほっと笑顔になる中、売り場を見るすみれの表情は冴えません。明美がどうしたのかと声を掛けると、すみれは「なんか、なんかな…。直しても良いかな?」と言い出します。

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すみれを信頼するキアリスのメンバーは、納得できるまで直していいと言い、さらに、君枝は、預かっているさくらをこのまま家に泊めると言ってくれるのでした。皆が帰った後、すみれは一人で試行錯誤しながら陳列に没頭するのでした。

坂東営業部にて・・・
坂東営業部に、大量のはがきが届いていました。

kiyosi64それは全て、洋裁教室の受講希望者からのはがきでした。

そのあまりの反響ぶりに、ゆりも社員達も驚きます。

潔は「教室を増やす事も考えんとな…」と言い、東京の『松島屋デパート』から洋裁教室を開かないかとの話がある事を明かします。

それを聞いた一同は、これを機にオライオンを世に知ってもらえると大いに盛り上がります。

「ゆりのおかげや。さすが、わしの惚れた女や」と、潔はゆりの企画を褒めると、ゆりも満面の笑みでそれに応えます。しかしその後に、なぜかゆりの表情が曇ったことは誰も気づきませんでした。

病院にて・・・
ゆりは入院している喜代を訪ねますが、元気の無いゆりを喜代は心配します。

yuri64「潔さんは、仕事をしてる私が好きなんやろな・・・」と、ゆりは喜代に打ち明けるのでした。

やがて、看護師がやって来た事を期に、帰ろうと立ち上がったゆり。

ところが、なぜか気分が悪くなりその場にしゃがみこんでしまいます。

そばにいた看護師はゆりの様子みて言うのでした。
「産婦人科で診てもらったらどうですか?」

坂東宅にて・・・
夜になり、紀夫が仕事から帰宅しますが、家の中は真っ暗で、すみれとさくらの姿がありません。紀夫は心配になり、急いでキアリスに向かいます。

明美からさくらは君枝の家で預かっていると聞き、慌てて訪ねます。ところが、さくらはいましたが、すみれの居場所は分からないのでした。

大急百貨店にて・・・
その頃、時間も忘れて作業をしていたすみれは、施錠され、外に出られなくなっていました。どうする事もできず、その場で夜を過ごします。

朝になり警備員に起こされたすみれは、慌てて自宅に戻ります。息を切らし家の戸を開けると、一晩中一睡もせずに玄関に座り込んでいた紀夫がいました。

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紀夫さん…ごめんなさい。」
その瞬間、すみれの頬に紀夫の平手が飛びました・・・つづく

 
▮君枝役の土村さんは新体操インターハイ出場?>>
▮紀夫のモデル・坂野通夫氏は7男でガキ大将?>>
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べっぴんさん11週64話・感想まとめ 

待ちに待ったミシンが2台、到着したようです。
さあ、いよいよ大急百貨店正式出店の日が目前に迫ってきました!

◇ 期待する武にかけられた言葉は・・・ 

何とか当初の予算で、中古とはいえ2台のミシンを買うことができました。現代の感覚では、相変わらず少し上から目線の「男会」の発言が気になるところですが、ここはすみれたちも素直に喜び、口々にお礼を述べます。

良子から順番にそれぞれのパートナーに「ありがとう」の言葉・・・、そして最後に明美が武に声を掛けました!思わず目がハートになる武(笑)。

テレビの前の私たちも、「おやっ?!」と思ったのも、つかの間・・・。明美からの言葉は、ただの業務命令、まんまと肩透かしを食らいました。
今回も報われない武ですが、明美に変に気を遣われ、ギクシャクするよりはよっぽどマシのはずですよね。

◇ 仕事と育児の両立 

kotoko10w56正式出店を翌日に控え、子どもたちは、琴子のもとに預けられることになりました。

最初は、すみれたちにとって、最大の難敵のように思われた琴子ですが、喜代が倒れた今、この援助は本当にありがたいもの。

今年、流行語トップ10にも選ばれた「保育園落ちた日本死ね!!!」からもわかるように、女性の社会進出が謳われる現在でさえも、働く女性の一番の悩み事は子どもの預け先なのです。

私自身、2児の子どもを持つ母親ですが、女性にとって、「仕事」と「育児」の両立は、簡単には解決できない問題。今も昔も変わらず、大きな課題として、常に女性の前に立ちはだかっているようにも感じます。

そして、この問題に立ち向かう女性が一人、また増えそうな気配があります。先日から、たびたび吐き気を感じているゆり。どうやら妊娠の兆候が現れているようです。

喜代の言うように、子どもの頃からの夢をすべて叶えてきているように見えるゆり。赤ちゃんが欲しくてもなかなか授かることができない人もいる中、本当なら、待望の妊娠を喜ばなければならないはずなのですが・・・。

ゆりの脳裏には、仕事のことや潔の信頼を失うかもしれないという不安ばかりが浮かんでくるようです。情緒不安定になるのも、ある意味、妊娠の兆候なのかもしれませんが、浮かないゆりの横顔に、何とも心配になってしまうシーンでした。

◇ 「朝帰り」に紀夫の怒りが爆発! 

ディスプレイが気に入らないからと、独り大急百貨店の売り場に残り、あれやこれやと手直しをするすみれ。朝まで刺繍に没頭した幼い日から、少しも変わっていません。

%e3%81%b9%e3%81%a3%e3%81%b4%e3%82%93%e3%81%95%e3%82%93_%e3%81%99%e3%81%bf%e3%82%8c1一つのことに集中してとことんやり抜く姿勢は、もちろんすみれの最大の長所。

でも、本を読んだり刺繍をしたりした翌日は・・・、そういえば、いつも寝坊をして、ゆりに叱られながら起こされていましたよね。

そういえば、麻田の仕事がみたい一心で、大事件になりかけたこともありました。

そういう意味では、すみれの周りが見えなくなってしまうこの特徴は、欠点とまではいかなくても、弱点になってしまいかねないものだったのです。そして、今回は、まさにそれが大変な事態を招いてしまいました。

夢中でレイアウトの変更に取り組むあまり、時間が経つことも忘れてしまっていたすみれ。近くのテナントの店員が、せっかくカギの心配をしてくれていたのに、それもまったく耳に入っていなかったようです。大急百貨店の中に、独り閉じ込められてしまいました。

当時はもちろん、今のように携帯電話もありません。いつでもすぐに連絡が取れるスマホ社会の私たちが想像する以上の緊急事態です。

すみれたちは、あっという間に移動していますが、キアリスの本店から大急百貨店までは、現代の交通事情でも、35分から40分は見ておきたい距離。当時は電車の本数も少ないでしょうから、もっと時間がかかっていたはずです。

昭和23年は戦後まもなくということもあり、まだまだ治安も悪い時期です。犯罪の認知件数こそ160万件と、現代の200万件よりも少ないですが、これはあくまでも「認知」された数。凶悪犯だけを見ると、殺人が現在の2倍、強盗もちょうど昭和23年にはデータ史上最高の1万件超えという数字です。

もともと、非常事態に強そうには見えない紀夫が、すみれを心配するあまり狼狽してしまうのも無理のないことだったのですね。

感情が高ぶると口よりも行動に出てしまうタイプの紀夫。「朝帰り」となってしまったすみれに、思わず手を上げてしまいました。

何とも気になるシーンで終わった今回の「べっぴんさん」。珍しく緊張感を引きずりつつのエンディングでしたが、なんとも明日が気になるところです・・・

ではでは
感想byありす

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