NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想14週78話
2017年1月6日(金)放送
べっぴんさん14週テーマ「新春、想いあらたに」
べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで14週78話
1月6日(金)
昭和25年1月3日の朝。
神戸の商店街は、正月休みで静かです。明美が1人、あさやの店の外に出ると、そこに武が笑顔で走って来ます。
武は実家に帰省していましたが、神戸の商店街の方が落ち着くからと、早々に帰ってきたのでした。明美は、そんな武に雑煮を振る舞います。
そして、英語の本を開き読み始めます。
明美は、今までも英語で助けられたと言い、これからはもっと英語が必要になると思うと言いながら本に目を落とします。
そんな明美の姿を、武は尊敬と憧れのまなざしで見つめるのでした。
キアリスにて・・・
1月4日を迎え、商店街の正月休みが明けます。すみれ達キアリスのメンバーも、続々と晴れ着姿で出勤して来ます。すみれは、いつも通りのスーツ姿の明美に、お土産を持ってきたのでした。
明美に着てもらおうと、ゆりの着物を借りてきたのでした。
すみれに着付けをしてもらいながら、明美は「すみれちゃん、ありがとう・・・。」と少し恥ずかしそうに伝えるのでした。

皆が集まったところで、紀夫が新年の挨拶をします。そして、皆で持ち寄ったおせち料理を食べながら、今後の展望を話し合います。
すみれ達は、キアリスは“ベビーと子供服の総合店”を目指すと言い、家具や雑貨、おもちゃなど、子供の為の商品が何でも揃う店にしていきたいと改めて話すのでした。
時子達は、アメリカ製のベビーベッドや乳母車を見た事があり、可愛かったと盛り上がります。
そんなやり取りを、紀夫は興味深げに聞くのでした。
皆が帰った頃、仕事帰りの勝二と昭一がキアリスにやって来ます。
紀夫は、早速2人にアメリカとの取引を考えていると相談します。そうなると英語が話せる人が必要だという話になり、武が「英語っち言えば・・・」と言いかけますが、紀夫は英語の勉強をしていたゆりはどうかとすみれに聞きます。すみれも、ゆりに聞いてみると答えるのでした。
数日後、キアリスにて・・・
すみれはゆりに相談しましたが、今は子育てがある為に手伝えないと断られてしまったと紀夫に告げます。それを聞き、紀夫は困ってしまいます。すでに、大急百貨店の大島社長の口添えで、アメリカの家具メーカーの担当者と会える算段になっていたのでした。
そんな中、武が明美はどうかと提案し、外国人家庭のベビーナースを経験している明美なら適任だと、皆も同意するのでした。
大急百貨店にて・・・
翌週、すみれと紀夫と明美は、大急百貨店の応接室でアメリカの家具メーカーの担当者・ジミーと会います。
ところが、話を進める中、明美はビジネス用語に理解できない単語があり、ジミーからは英語が分からなければ話にならないと言われてしまうのでした。
英会話には自信のあった明美だけに、その落胆ぶりは痛々しいほどでした・・・つづく
べっぴんさん14週78話・感想まとめ
新玉の春を迎え、べっぴんさんも4日から再スタート、始まりましたねぇ。画面の中でも新春の挨拶が飛び交い、めでたいことです。先ずは、謹んでご挨拶させていただきます。『明けましておめでとうございます』
◇ 英語で会話ができる、できない?
キアリスも子供用品の総合店を目指してまっしぐら。アメリカとの取引を始めるのですものね。めでたい!でも、明美ちゃんはベビーナースとして立派に活躍していた人なのになぜ、今日のような結果になるのかさっぱり理解ができません。
すみれちゃんがまだ、さくらちゃんをおんぶしているころ、明美ちゃんが外国人のお母さんたちを集めて育児指導をしている場面があって、とても驚いた記憶があります。自分が、語学が苦手なこともあり、「明美ちゃんってすごいなぁ」と尊敬の念を抱きつつ、あの時代にどこで学んだのだろうか、きっと明美ちゃんは努力家の頑張り屋さんなのだと勝手に想像しておりました。
ですので、今日のジミー氏と周りの反応には同意できませんが、それは、いったんおいて置きましょうかしらね。
◇ 英会話検定や資格
さて、語学力は才能だとも言われているようですが、今は幼いうちから英会話を身につけさせようという親御さんが多いようです。時に、東京オリンピックを間近にして大人の方も英会話を学ぼうという方が増えたとか聞き及びます。で、英会話の検定や資格について少し調べてみました。
英会話検定とは、財団法人である日本英会話協会が主催する全国統一の新しいタイプの検定試験であり、英会話能力を測る資格検定試験なのだ、そうです。
最初の検定試験の英会話入門レベルが5級で、初心者レベルが4級、次に初級レベルが3級、2級でやっと中級の日常の会話レベルとなり、1級が上級ビジネスレベル。
その上級の上にもネイティブBと言うものがあり、ネイティブと同等の英会話レベル、そして、一番上がネイティブAのネイティブを超える英会話レベルとなるそうです。ネイティブを超えるというのがイマイチ何のことやらわかりませんが、とにかく2級の検定に受かれば英語での会話はできるということでしょうかしらね。
でも、この検定試験の歴史はそんなに古くなく2009年に創られたのだそうですよ。
『純粋に英会話力が正確に測られた資格がほしい』という多くの声にこたえて、1対1の面接形式の試験なのだ、そうです。とても魅力的な検定試験ですよね。
「一年の計で挑戦してみようかな」などと大それたことがチラッと脳裏をかすめましたがやめておくことにいたします。語学に関する国家資格や公的資格はそんなに多くはなく、国家資格は通訳案内士法に基づいた通訳案内士の一つだけです。
公的資格は、俗に言う英検、日本英語検定協会による実用英語技能検定と日本商工会議所のよる、日商ビジネス英語検定、日本工業英語協会による工業英語能力検定、国際交流基金と日本国際教育支援協会による日本語能力試験、日本学生支援機構による日本留学試験の5つだけのようです。
明美ちゃんなら、この検定の2級は間違いなく受かるはずですからジミー氏の英語が分からないと言う表現はぜひ撤回していただきたいですよね。会話が成立しているのですから。それに、すみれちゃんを始め他のキアリスのメンバーや紀夫君の反応はいかがなものでしょうかしら…。
◇ 着物姿の女優さんたち
今日は、麻田さんの『着物姿が眩しいですねぇ』のセリフの通り、晴れやかで美しく素敵な女優さんたちが勢ぞろいでしたねぇ。それぞれのカラーに合わせて羽織の上から肩に廻したショールや半襟も可憐だったり艶やかだったりと目の保養でした。
羽織の丈が昭和を思わせますが、色使いや半襟の使い方など今でも十分魅力的な着こなし術ですね。
ではでは
感想by香風