NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想22週124話
2017年3月1日(水)放送
べっぴんさん22週テーマ「母の背中」
べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで22週124話
キアリス本社にて・・・
初日の売り上げを挽回しようと、健太郎の発案で日本語と英語でポスターとチラシが制作され、それぞれ手分けをして配布することにしました。
特に、英語で作られた広告物は、万博会場周辺で外国人に配布することになりました。そこには、健太郎の読みがあったのでした。
そんなある日の事・・・
キアリスを訪ねて、栄輔がやって来ました。万博の終盤を飾る大きなショーを演出することになったと話します。
栄輔は「キアリスさん、ご協力願えませんか」と言い、詳しい事は『KADOSHO』で話させてほしいと紀夫とすみれに話すのでした。
後日、紀夫とすみれが『KADOSHO』を訪問します。
栄輔は、ショーに世界の子供たちを出演させるので、その子供たちの衣装をお願いしたいと言います。
テーマは「21世紀を生きる世界の子供たち」だと説明します。
古門は、この機会に、日本の力と『KADOSHO』の名前を知らしめてやると豪語するのでした。
その頃・・・
『ベビーショップあさや』には、健太郎の読みが当たって多くのお客様に交じって、外国人グループも来店し、連日にぎやかな状況となっていました。
やがてその日の夜、阿部が売り上げの集計をするとナント「6万円!」みんなは大喜びに沸き立つのでした。
健太郎は、今回の商品構成から、まず万博会場から外国人客を呼び寄せることを考えました。
その外国人客の影響で近隣のお客を呼び込もうと計画したのでしたが、健太郎の思惑以上の成果となり、みんなもその手腕を認める事となるのでした。
勝二の喫茶店にて・・・
12日目にして、見事完売をした仮店舗スタッフの慰労会が開かれています。料理はすべて龍一が作っていました。しかも、ロシア、韓国、スイス、イタリア等々、世界各国を回ってきた龍一の見よう見まねで作る料理はみんなにも評判でした。
そんな中で、会が始まると明日香が「リーダーが、頑張ってくれました」と、健太郎を認めるのでした。
数日後、デザイン室にて・・・
君枝の描く、万博ショーのデザイン画が出来上がりました。そのデザイン画を取り囲む4人の顔は、昔と変わらない笑顔が並びます。
その仕事ぶりを、さくらは羨ましそうに眺めながら、『涙色の青』や『ワクワク』について、少しだけ分かりかけてきたような気がするのでした・・・
いよいよショーの準備が始まりました・・・つづく
べっぴんさん22週124話・感想まとめ
今回も冒頭で万博の映像が流れていましたね。本当に盛り上がっていた様子が伝わってきます。BGMは石川進さんが歌う『オバQ万博へ行く』。石川さんは『オバケのQ太郎』『ど根性ガエル』など、多くのアニメソングを歌った方です。楽しい声が特徴的ですよね。
この『オバQ万博へ行く』、ボーカルグループ・ボニージャックスが歌う『世界の国からこんにちは』のB面(懐かしい響き……)だったんだそうですよ。こういう組み合わせ、今では考えられませんよね。
『リーダー』健ちゃん
『おぼっちゃん』の健ちゃん、見事に『リーダー』としての役割を果たしましたね。冷たい態度の明日香さんたちにもひるまず、自分の考えを貫き通した健ちゃん、男らしかったです。
開発宣伝部に配属された悔しさと、なんとかして早く一人前になって、さくらちゃんと幸せになりたいと思う気持ちが原動力になっていたのかもしれませんね。
ただ、「明日香さんたちの品揃えはハイセンスすぎる」なんてヒヤッとするようなことをサラッと言ってしまうところがあるので、そのあたりはさくらちゃんがフォローしてあげないといけないようですが…。
さて、取引先の外国人のご婦人を案内して『ベビーショップあさや』を訪れた『KADOSHO』古門社長に「せっかくの万博を利用しない手はありません」と話した健ちゃん。古門社長に「君ならうちでも、いや、どこででもやっていける」とお褒めの言葉をいただきました。
突然あの『KADOSHO』の社長に言葉をかけてもらって、すごく驚いたでしょうし、うれしかったでしょうね。
なのに冷静な態度で古門社長たちにお店の案内をする健ちゃん、大物になる予感がします。
古門社長と健ちゃんのやり取りをそばで見ていた西城くんは、ちょっと悔しそうな顔をしているように見えました。
あっという間にキアリスを辞めてしまった西城くんは、たぶんこの将来有望そうな青年が君ちゃんの息子だということは知りませんよね。
もし西城くんがキアリスで働き続けていたら、健ちゃんの入社には断固反対していたことでしょう…。
明日香さん、心を開く
ぱっと見、典型的な意地悪キャラのような明日香さんですが、もしかしたら無理してツンツンしていたのかな、と思ってしまいました。
商品を買ってくれたお客さんを送りだしたあと、思わず小躍りしてしまっていましたよね。まるで『サザエさん』のエンディングのように。でも、一旦は健ちゃんとさくらちゃんに否定的な感情を抱いていると言ってしまった以上、引っ込みがつかなくなってしまったんでしょう。
対立していた人と和解したら、その後はとてもいい関係を築けたという経験はありませんか?明日香さんの「リーダーが、頑張ってくれました」という言葉を合図に、若手6人が一気にひとつになれたようです。
またこのメンバーで何かを企画することはあるのでしょうか?そのときはもっといろいろな意見が出て、とても面白いものが出来上がりそうですよね。
料理人龍ちゃん
龍ちゃん、本当に世界中を旅してきたんですね。関西人の美代ちゃんを連れて帰ってきたので疑ってしまったのですが…。ごめんなさいね~♪。
しかも、ただ旅をしただけでなく、現地の人とのふれあいも大切にしていたようですよね。初めて見る食材もあったはずですから、それは現地の人に聞かなければわかりません。
日本にある食材で再現するにも、もとの料理が何でできているか知らなければできませんよね。
龍ちゃんが「これなに?これなに?」と聞きまくっている様子が目に浮かびます。
勝二さんもさすがに龍ちゃんのことをすごいと思ったでしょうね。勝二さんと龍ちゃんが『名前のない喫茶店』を一緒にやったらいいのになぁ、と思ってしまいますが、どうなるでしょうか?
ところで、美代ちゃんはもういなくなってしまったんですね。良子ちゃんとバトルする間もありませんでした。
でも、これだけの料理の才能があれば、声を掛けてくる女の子は多いと思いますよ。龍ちゃんもいい子に出会えるといいですね。
ではでは
感想byふう