NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想25週145話
2017年3月25日(土)放送
べっぴんさん25週テーマ「時の魔法」
べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで25週145話
ある日の事。
健太郎が新聞の取材を受けることになり、それに応えていました。
そこで美幸と小雪のエピソードを話すと、その話が新聞に大きく掲載されるのでした。
レリビィにて・・・
すみれ達四人もその記事を嬉しそうに見ています。
するとそこに電話がかかってきます。健太郎からで、大至急みんな本社に来てほしいと言うのでした。
キアリス本社にて・・・
すみれたちが本社についてみると、そこには大量の荷物が届いていたのでした。
それは、新聞の記事を見たお客様からの、お直しの依頼だったのでした。
その荷物を一つ一つとくたびに、その昔、一針一針懸命に縫っていた洋服が次々に飛び出し、みんなは驚きと満面の笑顔に包まれます。
この状況を、どうしたらいいかと聞く健太郎に、四人は言うのでした「もちろん直すわよ~!」
すると社長の武が、会社で部署を作ってきちんとやりましょうと言い『お直し部』が新設されるのでした。
一方そんな嬉しそうなすみれ見ながら、紀夫は自分の手持無沙汰を感じると「僕も何か見つけたいなぁ」と独りごちるのでした。
キアリス本社にて・・・
ある日の事、さくらが藍を連れて会社を訪れました。さらにそこには、若手メンバーが集合します。健太郎はみんなを集めると、ある相談を始めるのでした。
お直し部にて・・・
すみれたち四人が集まり、届いた荷物を解きながら段取りを話していると、そこに、時子、千代子、綾子、文の元商店街のお針子チームがやって来ました。
すみれたちの第二の人生は、ここにあったのでした。
好きなことを仕事にする喜びを噛み締めながら、人生を楽しみながら、お直し部はスタートするのでした。
坂東宅にて・・・
「二人とも、今週の土曜日時間を空けて頂けませんか」と健太郎が言い、本店に来てほしいと言うのでした。
それは、君枝や良子、明美にも伝えられていました。
当日、キアリス本店に出かけると、みんなも家族連れで店の前に集まります。そして、どうぞと開かれた扉からお店に入ると「ようこそ!キアリスのリトル・ワンダーランドへ!」と、健太郎たちが迎えるのでした。

リトル・ワンダーランド・・・と、つぶやきすみれは店内を見回します。するとそこは、すみれたちが夢に見たキアリス・ワンダーランドのミニチュア版に模様替えされていたのでした。
嬉しそうにほほ笑むすみれたちに向かい「いつか必ずビッグワンダーランドを作ります」と、宣言する健太郎たち若い社員の言葉に、皆はありがとうと口をそろえるのでした・・・つづく
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べっぴんさん25週145話・感想まとめ
『キアリスお直し部』の発足で第二の人生をスタートさせたすみれ。それに対し「僕も、何か見つけたいなぁ」「社交ダンスをひとりでしてもなぁ!」と、ぼやく紀夫くん。
もうおじいちゃんなのにすねるところ、笑えます。「べっぴんさん」のホームページによると、すみれ役の芳根京子さんは「(紀夫くんは)おじいちゃんになるにつれていとおしさが増している」と感じているのだとか・・・
カメラにはまる紀夫くん
そんな紀夫くんですが、割とあっさりとカメラという趣味を見つけられましたね。タケちゃん社長と中西くん(今の肩書は何でしょう?)からもらった8ミリカメラはどうしたんだろうと気になりますが。
「やめて」と言うさくらちゃんと健ちゃんを連写する姿は、まるで『ちびまる子ちゃん』に登場するたまちゃんのお父さんのようです。そういえば、『ちびまる子ちゃん』の連載が少女漫画雑誌『りぼん』で始まったとき、こういう作風の漫画も少女漫画なんだと、小学生ながらも衝撃を受けた覚えがあります…。
それはさておき、たまちゃんのお父さんのカメラはライカですが、紀夫くんのもやっぱりライカでしょうか?ライカといえば、「昔は家を建てられるくらいの値段だった」と言われているほどの高級カメラですよね。
でも、そこまで高かったのは1930年代から1940年代頃の話なんだそうです。とは言っても、現在の値段から考えてみても、奥さんに何の相談もなしに買ったら普通は恐ろしいことになるはずです。
紀夫くんのカメラがライカかどうかはわかりませんが、「ええも悪いも、もう買うてるやないですかぁ」なんて笑ってしまうすみれ、懐が深すぎます。元社長と元専務の夫婦なので、経済的には余裕があるんでしょうけど。それに、すみれはカメラになんてまったく興味がなくて、高価だとは知らなかったのかもしれません。
予告では、カメラを構える成長した藍ちゃんの姿がありましたね。赤ちゃんの頃から毎日のように写真を撮られていたら、自然に興味を抱きますよね。どうやら、カメラは紀夫くんと藍ちゃんをつなぐ役割を果たしそうですよ。
幸せそうな明美ちゃん
もうすぐ明美ちゃんと栄輔くんの家の工事が始まるんですね。図面見たかったです。お酒が好きな明美ちゃん、美味しく飲めるスペースを作るんでしょうか?栄輔くんの書斎は絶対にありますよね。
2人でひなたぼっこできる縁側があるといいかも…って、ついつい妄想してしまいます。でも、住むのは2人だけですし、年齢的に欲もあまりないでしょうから、こぢんまりとした家になりそうな気がします。最終回までに2人の家を見ることができるでしょうか?
それにしても、明美ちゃんと栄輔くんがどんな生活を送っているか、気になりますよね。すみれたちも気になっているようです。
明美ちゃんは、すみれの「家はどう?」という質問に対しては「家の図面見る?」、君ちゃんの「栄輔さんお仕事忙しそうねぇ」という言葉に対しては「お土産はホワイトチョコレートと辛子明太子やった」と、補足情報まで提供しています。淡々としているようで、実はのろけていませんか?
今週は「べっぴんさん」ホームページで『プレイバック明美・誰かと生きる道。』がアップされていました。その中で明美ちゃん役の谷村美月さんは「栄輔さんという存在は、最初の出会いから引っかかっていたのでは?」と話していました。
思い返してみると、明美ちゃんは初めから栄輔くんに対してきつめに接していたような気がします。気になる存在だから、ついそういう態度を取ってしまっていたということなんでしょうか。
でも栄輔くんは突然姿を消して、そのあとタケちゃんが登場。もう、明美ちゃんはタケちゃんと一緒になるんだとみんな思っていましたよね。
そのタケちゃんは、たぶんただ一人、明美ちゃんと栄輔くんの関係を疑っていました。明美ちゃんへの想いを募らせすぎて妄想気味になっているのかと思っていましたが、そうではなかったんですね。タケちゃん、すごすぎます。
でも、2人が一緒に暮らすと知ったときには「なしか!」と思ったでしょうね。明美ちゃんは一生独身でいると断言していたんですから。…でも、タケちゃんもたみ子さんと幸せに暮らせているようで、結果オーライの人生ですよね。
来週はついに最終週!予告で流れた、さらに年を重ねた4人の姿が「えぇぇ?」という感じでしたが…。何はともあれ、素敵なハッピーエンドを期待しています。
ではでは
感想byふう
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