NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想4週21話
2019年4月24日(水)放送
なつぞら第4週テーマ「なつよ、女優になれ」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!4週21話
翌日、本格的な稽古開始の日、天陽が自転車に乗ってやって来た。
天陽の自転車はずいぷんとくたびれたもので、天陽は器用に乗りこなしていた。
倉田は台本を読んだという天陽に「好きに描いてくれ」と任せた。
「君の絵には、十勝の土に生きる人間の魂が見事に表現されていた・・・」
「は?」と小首をかしげる天陽。
時々好きなときにここへ来て、芝居の稽古を見て感じたことを、背景にしてくれればいいと倉田は言います。
いよいよ芝居の稽古と思ったら、やはりまずはランニングからだった。
天陽も一緒に走った。
準備運動をして体をほぐし、それからいよいよ演じてみるのだ。
ペチカ役のなつと、ポポロ役の雪次郎は稽古場の中央に立ち、掛け合いの場面を演じ始めた。
「だめだ!」芝居の途中で倉田が止めた。
「奥原、お前何を考えてる?ちゃんとやれ!」
「…あの…ちゃんとやってますけど…」
「ポポロに答えるセリフから、もう一回やれ」
なつは戸惑いながら、もう一度セリフを言った。
「だめだ、もう一回!」
「だめ、もう一回!」
何度やっても倉田は「だめ」と言うだけなので、「分かりません!どうすればいいんですか?」と、ついになつは、音を上げた。
「どうすればいいか、俺にも分からん。だが、お前がだめなのは分かる。自分で考えれ」
何しろ、芝居をするのが初めてなのだ。なつはすっかり萎縮していた。
そして、「下手以下だ」と言う倉田に、なつは呆然とするだけなのでした・・・
夕食時・・・
なつは帰宅するが、食卓にもつかず部屋で膝を抱えて泣いた。
夕見子が心配し部屋をのぞく。
「…悔しい…悔しいよ…。私は、何もできないよ…できなかった…」すっかり落ち込むなつに、毒舌家の夕見子も、ただ黙ってなつを見ているしかなかった。
演劇部稽古場にて・・・
翌日の稽古でも、倉田はなつの芝居を厳しく責めた。
「お前のセリフには魂が見えないんだ!もっとちゃんと気持ちを作れ!」
なつは混乱するばかり、ほかの部員も押し黙っている。
そんな時、つぶやくように、しかし、はっきりと天陽が言った・・・
「魂なんてどこに見えるんですか?魂なんて作れませんよ」
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なつぞら 感想・最終回まで!4週21話
感想記事は、放送後掲載させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。