NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想4週22話
2019年4月25日(木)放送
なつぞら第4週テーマ「なつよ、女優になれ」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!4週22話
「魂なんてどこに見えるんですか?魂なんて作れませんよ」
「何か言いたいんだ?」。
倉田がギロリと天陽を見た。
にらみ合うような倉田と天陽に、なつは、大変なことになったと息をのんだ。
「なっちゃんのままでいてはだめなんですか?ほかの魂を作らなくちやだめなんですか?」
「おい、分かったようなこと言ってんじやねえよ!」
見かねた門倉が、天陽の胸介をつかみそうな勢いでほえる。
倉田はそれを制し、「彼の言うとおりだ。彼はよく分かってる。俺の言いたいことも、ほぼ彼と同じことだ。」と言う。
台本の中の役作りは、それぞれ自分の責任だ。
台本に書かれたセリフを、言っているだけでは演劇にならない。
ひとりひとりがその意味を考えろと言い、当分口出ししないと言い残し倉田は稽古場を出て行った。
倉田が出ていくと、なつは、天陽のそばに駆け寄った。
「ごめんね、私をかばってくれようとしたんでしよ?」
「いや、ついイライラして…」
「先生に?」と雪次郎も寄ってきた。
「なっちゃんの芝居に」
雪次郎となつはめんくらった。が、天陽はけろっとしたものだった。
柴田家の居間にて・・・
稽古を終えて、帰り道、雪次郎は柴田家に立ち寄った。
なつは、借りていたい『俳優修業』を返そうと思い、寄り道してもらったのだ。
雪次郎は本を手に取り「なっちゃん、この本を読んでどう思った?」と尋ねた。
「どうって…私には難しかったかな。何となくしか理解できてないと思う」
雪次郎の質問に、答えられないなつ。
う~んと考え込むなつの横で、夕見子があっさりと言ってのける。
「要するに、台本は与えられた環境にすぎなくて、その中で生きるのは自分自身だってことだよ」
「そのとおりだよ!なんで夕見子ちゃんに分かるの?」と仰天顔の雪次郎。
「その本に書いてあったから」と、夕見子。
演劇部稽古場にて・・・
ある日のこと、稽古中、セリフとなつの心情が重なって、なつはセリフを言いながら自然と涙があふれた。
「だから…私か家族を守るんです!」
迫真、とはこういうことを言うのか。
部員たちの目には、なつにスポットライトが当たって見えた。
なつは、初めて自分の感情を使って芝居をし、見る者の心を震わせた・・・
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なつぞら 感想・最終回まで!4週22話
感想記事は、放送後掲載させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。