NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想6週33話
2019年5月8日(水)放送
なつぞら第6週テーマ「なつよ、雪空に愛を叫ベ」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!6週33話
夕食時にて・・・
いつも通りの食卓だったが、祖父・泰樹と母・富士子、父・剛男は押し黙り、いつもと違う空気が漂っていた。その沈黙を破ったのは夕見子でした。
「なんだかおかしいよ、みんな黙って・・・」
その言葉をと取り繕うように、剛男と富士子が「普通でしょ!・・・」と話だす。
なつは話題を変えるかのように、授業でバター作りをした話をする。
だが、そこに漂う微妙な空気が、なつと照男に関わる事だったとは、なつに理解できるわけもない。
数日後、
なつは、天陽と共に帯広の映画館にディズニー映画『ファンタジア』を見に出かけた。
柴田家の長男・照男がチケットを二枚くれたのだ。
映画館にて・・・
いよいよ、ディズニー映画『ファンタジア』が始まった。
擬人化された動物たちや、コミカルな人の動きが壮大な音楽と共に繰り広げられ、その度になつは心から一喜一憂した。
そして、感動の中で映画「ファンタジー」は終わる。
すると、仰々しい音楽とともにスクリーンに『東洋』のマークが映し出された。
そして新社屋の前で、社長・大杉満(おおすぎみつる)が話し始めます。
日本で初めての総天然色、長編漫画映画を作る新しい映画スタジオが完成したと伝えます。
さらに、職場では多くの女性たちの働く姿が映し出されていました。
大杉は語り続けます。
初作品は、中国の昔詰を題材とした『白蛇姫』だといいます。そして、広く新しい人材を求めていると伝えるのでした。
大杉の言葉に、なつの心がざわつきます・・・
映画館を出たなつと天陽は『雪月』に向かいました。
雪月にて・・・
「ねえ、本当によかったよね、映画?」なつは再び感動をかみしめる。
「本当に…アニメーションって、何でもできるんだね…」となつ。
すると、
何でもできるってことは、なんもないのと同じだと天陽が真顔で答えます。
「え?…どういう意味?」
何でもできるっていうのは、何にもない広い土地に行くのと同じだと言う。
自分で土を耕す方法を覚えて、作れる種を見つけて、それを手に入れないとなにもできない。
それでも行きたいのか?そういう土地に…と、天陽はなつを見る。
「そうか…そういうことだよね…」
「無理だよね…。酪農だって中途半端だし…私にできるわけないよね、アニメーションなんて」と、言葉を並べるなつに天陽が見透かすように言う。
「なっちゃん…本当は行きたいんだべさ?」
「無理無理無理!」となつは、自分の思いをかき消すかのように笑顔を作ってみせるのだった・・・
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