NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想6週36話
2019年5月11日(土)放送
なつぞら第6週テーマ「なつよ、雪空に愛を叫ベ」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!6週36話
天陽のところに行くというなつを、泰樹は呼び止め二人だけで集乳所に行った。
集乳所にて・・・
泰樹はなつに背を向けたまま「結婚する気はあるか・・・」と切り出した。
困惑するなつに、照男はどうだと言います。
「何言ってんのさ…」と困惑するなつに、泰樹は堰を切ったように話し出す。
すでにこの話は照男には伝わっていて、照男もたぶんその気はあると言います。
「お前と照男が一緒になってくれたら、この柴田牧場は…わしは、何よりも…」
「どうして…どうしてそんなこと話すの!」なつは泰樹の思いを測りかねた。
「…嫌なのか?」
「嫌とかどうとか、そういう問題じゃない…そういう問題じゃないよ!」なつの目が潤む。
なつは、自分がそういう目で見られていたのかと思うと、恥ずかしくてたまらないと言い、「それは、照男兄ちゃんに対して、失礼だよ!照男兄ちゃんに悪いよ!」と、泰樹を見据える。
なつの逆上する声を聞き、富士子が心配そうにやってきた。
さらになつは、そんな風に思ったらもう家族には戻れないと言い、「じいちゃんは、私から大事な家族を奪ったんだよ!私を裏切ったんだよ!」と、やるせない怒りをぶつけるのでした。
これまでどんな逆境にも動じることなどなかった泰樹が、なつを前にうろたえる…
「なつ…わしはただ、お前と本当の家族になりたかっただけだ…」
「それは私を他人だと思ってるからでしよ…」と、なつの目に悲しみがあふれた。
その成り行きを見ていた照男が、二人の間に割って入った。
高ぶるなつに照男が言う。
「だいじょうぶだなつ、なんも変わってないから」となつをなだめる。
そして、祖父・泰樹に向き直ると、なつは妹にしか思えない、泰樹を気遣って今まで言えなかったのだと話すと「なつのことは、なつに任せよう。」と泰樹に語ります。
そして、なつに向い「じいちゃんの気持ち、少しは分かってやれ」と、優しい兄の目で言うのでした。
なつは気持ちが落ち着くと、自分の言動が急に恥ずかしく思えてきました。
「じいちゃん…ごめんなさい…」
だが、泰樹は動揺を隠せないままに「謝るな…」とつぶやくと立ち去っていくのでした。
なつが追いかけようとすると、照男は天陽のところに行くようにと促します。
なつは、今の出来事を胸にスキーで天陽の家に向かった。
雪が音もなく降ってきた・・・
泰樹の部屋にて・・・
自室でうなだれていた泰樹に、富士子が「お汁粉作ったから」と言って入ってきた。
「すまん…なつの言うとおりじゃ…なつの心は、もう戻らんかもしれん…」
すっかり威厳をなくしたような泰樹に、富士子は優しく言った。
「何があっても、受け入れる…それが家族でしよ」
その言葉にうなずくと、泰樹はそろりと汁粉を手に取りすすった。
天陽は悪化する外の様子を見ながら、なつが来ないことに不安を感じていた。
暗くなった猛吹雪の中、なつは雪の中で意識を失っていたのでした。
柴田家にて・・・
帰宅した剛男は、富士子からなつが戻らないことを聞き不安になる。
照男は、なつは天陽のところに行ってるから大丈夫だと、皆を落ち着かせるように言う。
「このまま天陽くんの家の人になっちゃうかもよ」と夕見子は得意の毒舌を吐いた。
すると、父・剛男は「今、結婚の話はどうでもいいだろ!」と、反射的に夕見子をにらんだが、余計なことを言ってしまったと慌ててごまかした。
外は胸騒ぎを覚えるような音を立て、雪は縦横無尽に舞っていた。
そのころ、なつは見知らぬ家で目覚めた・・・
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なつぞら 感想・最終回まで!6週36話
皆さんからの感想のご紹介です。
なつが「私を他人と見ていた」の言葉にたじろぐ泰樹を見て可哀想に思いました。
今後がどうなるのか目が離せないです!
なつを引き取って以来、家族の誰よりもなつと濃密な時間を過ごしてきた泰樹さん。
彼女の将来を誰よりも真剣に考えてなつに接し、なつもそれに応えてきていましたもんね。
このまま手元に置いておきたい泰樹さんの純な気持ちもわかりますし、なつの裏切られた気持ちもわかるのですが・・・気持ちを伝えることって本当に難しい。
第34話で富士子さんが言った「私は今のまんまがいい、ずっと、今の家族でいたい」が重く残ります。
そして今日の事態を受けて「何があっても受け入れる。それが家族でしょ」もグッときました(><)
私もあの河原のシーンを思い出して胸が締め付けられました。
こういうことを積み重ねながら本当の意味での『家族』になっていくことを期待したいですね。
でも、見ているほうは辛い・・・。
今回の場面は、なつが自分の道を見つける重要なポイントになりそうですね。
なつ、天陽、爺ちゃんや家族など、周りにいる大切な人の気持ちを考えて行動している姿にキュンキュンです。
これからの柴田家の中心にふさわしい青年に間違いなし。
今週の照男くんは、今まで以上に重要な立ち位置でしたね。
なつへの気持ちも当然あると思うのですが、その気持ちを出すことなく、なつを陰でそっと支えてくれる頼りがいのあるお兄ちゃん役に徹していましたね。
ここまでイイ人だったら、なつと結ばれて柴田牧場を盛り上げていく物語を見たいという願望まで芽生えてきてしまいます。(^^;
裏でなつがピンチとはいえ、前半の重苦しい雰囲気を払拭してもらいました!
重苦しい場面も入り婿の剛男さん、夕見子や明美、悠吉さん菊助さん親子の存在が、重苦しい場面を和ませてくれますよね。
なつが東京に行ってしまったら、この愛すべきキャラクター達をなかなか見られなくなると思うと寂しくなりそうですね。
この二人が命の恩人ということですね。
作業する後ろ姿の木彫り師と少女。ずらっと並ぶ木彫りの熊。影のある雰囲気が興味をそそりますね。
このお二人は、なつよりも柴田家との関りが深くなる方々ですね。
ネタバレ読者さんはもうご存知の事と思いますが、この遭難事故が、のちに「なつの恩返し」と語り草になると言うオチに繋がるわけですね。
第6週「なつよ、雪空に愛を叫ベ」は今日で終了です。
次週第7週は
「なつよ、今が決断のとき」です。
ではでは
by朝ドラ♪ランド♬・一同