NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想7週38話
2019年5月14日(火)放送
なつぞら第7週テーマ「なつよ、今が決断のとき」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!7週38話
無事に帰ってきたなつの顔を見て、全員が安堵した。
なつは、森に住む彫刻家の阿川に助けてもらったことを伝え、心配をかけたことを謝った。
天陽の帰り道…
なつは、朝日から啓示を受けた気がして、まず天陽に話したいと思い、途中まで送っていくことにした。
「アニメーターになるって、今朝決めた。天陽君に一番に話したかった。」となつ。
「そうか…決めたか…」と、遠くを見る天陽。
そして、「なっちゃんの決意が聞けて良かった。」と言い、頑張れとなつを励ました。
自分道が見えたと、嬉しそうに家へと駆け戻るなつ。
その後姿を見つめながら、天陽も何かを決意したようだった…
夕食時…
いつもの食卓で、なつは阿川父娘に助けられた話をはじめた。
弥市郎たちが熊の出るような森に住み、熊を彫っていることを話した。
怖がる明美に、熊がラブレターのサケを砂良に持ってくる話を楽しそうに話して、食卓は笑いにつつまれた。
食事が終わると、なつは居ずまいを正して「私を、東京に行かしてください」と切り出した。
和やかだった食卓の空気は一変する。
東京へ行ってどうしたいのかと聞かれたなつは、答えを一瞬ためらって、そして、嘘をついた。
それは、幼いころからの、なつの気づかいからの嘘でした。
なつは、東京にいる兄を近くで支えながら、妹の千遥を探して、また3人で会いたいのだと言った。
ただ、柴田家への恩返しもできていないので、何年かは牧場で働くと言うのでした。
泰樹は嘸然とした。
「行きたきゃ、行けばいいべ…」
そして、なつは牛飼いとも、この家とも何の関係もないというと、「お前の顔は、二度と見たくねえ!…勝手に出てけ!」と、怒りをむき出しにした。
「わかった…わかりました。」なつもその言葉に反発した。
なつは、泰樹に頭を下げて立ち上がると、二階の自室に駆け上がった。
部屋にて・・・
あふれる涙をこらえつつ、なつはかばんに荷物を詰める。
そして、机の前の父の絵を剥がそうとしたとき、富士子が言った。
「こんな時間に出てけば、みんなに迷惑がかかることぐらい、もう分かるべさ!」
剛男と夕見子、明美も心配そうな顔で立っていた。
「だけど…ここにはもう、申し訳なくていらんない」
その時、ピシャリと富士子がなつの頬を打った。
「したら、これで、帳消しにすればいいべさ!」
富士子は険しい顔で、もう一度手を振り上げる。
「出てくあんたに、申し訳ないなんて言われるくらいなら、憎まれたほうがよっぽどましだわ…」
富士子の、その母の形相に、なつのかたくなな悲しみが溶ける。
そしてなつは、富士子の胸にすがりついて子供のように泣いた。
なつが落ち着いたところで、剛男が穏やかに言うのでした。
「どっちにしろ、ちゃんと学校は出てくれ。」
そして、今後の事はこれからじっくり考えて自分で答えを出せばいい。
なつが本当に望むことなら、誰も反対しない。
「じいちゃんだって、本当はそうなんだ」と諭した。
いつの間にか、夕見子と明美もなつを囲んだ。
みんなの、そして家族の思いに、なつの目から涙は消えていた。
なつは皆の思いに感謝して、自分勝手を反省するのだった・・・
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なつぞら 感想・最終回まで!7週38話
森に住む彫刻家の阿川父娘に助けられ、自分の目標に向き合えたなつ。
ところが天陽にアニメーターになりたいと宣言したまでは良かったのに、いざ家族に伝える時になったら、「嘘の理由」を伝えてしまったことで混乱を招く・・・。
柴田家への感謝と気遣い、そしてアニメーターとして生きる自信が持てなくて、激しく揺れ動くなつの心情。
また、なつが好きという思いを隠して、なつに決断を強く迫ってしまう天陽。
実は繊細であるが、寂しさも重なり、つい突き放した対応をしてしまう泰樹の葛藤。
母親という自負から強い愛情で立ち向かう富士子・・・。
なつを見守るみんなの心情が交錯する様々な状況は、新たな道に踏み出すための産みの苦しみともいうべき展開ということなんでしょうか!
分かってはいるんですが、それでも涙がつい・・・(>_<)
皆さんからの感想のご紹介です。
なつからアニメーターになるという決意を聞いて、優しい目でなつ応援する天陽君の表情を見ると切なくて・・(TT)
番長を見習って、ストレートに思いを伝えてほしかった。。。
なつのウブさと、天陽くんのやさしさ。
ドラマとわかっていてもヤキモキしてしまいますよね。
東京編になると、もう天陽くんは出てこないんでしょうか?
なつとの結婚か?なんて話も巷では期待半分でちらほらと・・・
『天ロス』は今から覚悟しておきま~す。((+_+))
素直に「アニメーターになりたいから東京に行きたい、みんな応援して!」と言えないのかなぁ。
柴田家への恩義ややさしさを勘違いしています。この嘘は誰も納得できないし幸せにならないよ!
あの朝日を見て涙を流しながら決意した表情はなんだったのか?ですよね(^^;
とはいえ、なつの生い立ちを考えると、普通の親子のように思いのたけをストレートに伝えるのは難しいことも事実ですよね。
まして、朝ドラのヒロインなつです。単なる親子喧嘩や、不良少女になってしまうわけにはいきません。
なやみます、じれったいくらいにじたばたします。
この、なつの葛藤や、周りの人たちの人間臭さが、ある種の経験則を持った方々には染みるんですね。そして、涙腺崩壊~!
・・・、わたし達もここが意見の分かれるところでしたね。
いずれにせよ、事は良き方向に進む。それが「なつぞら」の本分ですから、安心して一喜一憂を楽しみましょう。
泰樹の頑固じじいぶりに萌えます。
自分自身が世界の中心として爆発した後に、寂しげにする様子。純粋無垢で家族思いのやさしさにあふれているのに、不器用すぎてたまらない♪
あの立派な天板の食卓を、キレ芸でちゃぶ台返しをしてほしい(笑)
柴田家がざわざわする震源は、高い確率で泰樹さんですよね。
北海道に来たなつを、成長させた張本人といっても過言ではない泰樹さん。
なつを思いやる愛情は、ほかの誰よりも強いですね。
そして、なつは自分の夢を背負ってくれている、希望の星でもあるんですよね。
メンバーのお父さん(71才)は、泰樹さん目線でドラマを見ているそうなんですが、「泰樹のふり見て、わが身を正す・・・」と、最近聞き分けのいいおじいちゃんぶりを発揮しているようです。(^^)/
まあ、朝ドラは出演者の年代層も幅広いですから、視聴者も感情移入しやすいですよね。
ところで登場人物の誰目線でドラマを見ていますか?
よかったら教えてくださいね。
パシッ!本当の母親として自負があるゆえの富士子の振る舞い。でも、今時珍しい愛情一発表現ですね。一部では、暴力まま母なんて言われてますけど。
叩かれたなつより、たたいた富士子の手が痛かった・・・、ということなんでしょうが。
でも、確かに最近は親が子をたたくというのは、特にビンタは見たことがないですね。
ということで、早速メンバーとそのお友達12人に聞いてみました。
そしたら、今までにビンタされたことアリの方は『0人』。
まあ、子供のころの兄弟(姉妹)喧嘩でも、小突きあったり髪の毛引っ張るくらいで決着はつきましたから、ビンタ経験は私もありませんね~(*^^)v
ただ、ビンタしたことアリの方が2人で、相手はいずれも元カレや元旦那さんだそうで…
明日はなつのホント告白が?・・・
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同