NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想10週60話
2019年6月8日(土)放送
なつぞら第10週テーマ「なつよ、絵に命を与えよ」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!10週60話
試験会場にて・・・
なつは一心不乱になって描いた。
終了後、一緒に受験していた三村茜が、驚いた様子で声をかけてきた。
「あなたってすごいのね、よくこんなに描けたわ」
なつは「全然ダメだった…」と悔しそうに答えた。
所長室にて・・・
規定15枚。
なつの描いた枚数は30枚以上でダントツの一番だった。
しかし、完成度が低かった。
仲は、なつは独学でここまでやったとアピールする。
「それじゃ、勘じゃないか」と露木。
「その勘が、彼女にはそなわっている」と、仲は熱弁をふるう。
審査は遅くまで続いた・・・。
作画課の会議室にて
原画アニメーターの仲と井戸原に呼び出され、試験の結果を伝えられた。
なつは、試験に落ちた。
結果を聞いたなつは「悔しいが、自分のせいだ」と二人の前で自分の未熟さを認めた。
井戸原は、30枚も書かずに規定の15枚を丁寧に仕上げればよかったのにと、不思議そうに聞いた。
すると、なつは「イメージが湧き、どうしても描きたくなった。でも、手が追いつかない。下手だとよく分かった。それが悔しくて…」と言い、うつむきます。
そして、動画の勉強は今後も続けさせてほしいと、意を新たにするのでした。
部屋を出ると作画課の仕事場だ。
なつはセカンドアニメーターの麻子と目が合った。
麻子が茜に指導をしている様子を見て、一緒に受験した茜は合格したとなつは知った。
会議室では、井戸原と仲が話している。
「まいったね…イメージに手が追いつかないか…あれでもう、われわれと同じことで悩んでいるんだからね」井戸原は驚きを隠せないと微笑んだ。
仲も、満足そうにうなずくのでした・・・
十勝の阿川家・・・
菊介と天陽が見守る中、熊の毛皮をかぶった照男が砂良に告白した。
「砂良ちゃん好きです。結婚してください。どうか俺と一緒に生きてください。」
照男が砂良に告白できないことに業を煮やした菊介が、天陽にも協力させ、照男が砂良ににプロポーズする喜劇じみた作戦を立てた。
危うく父・弥市郎に銃をぶっ放されそうになったが、作戦は見事に成功した。
年が明けた・・・
天陽のアトリエにて・・・
<なつから天陽への手紙>
『天陽くん、元気ですか?
照男兄ちゃんと砂良さんのこと、心からうれしいです。
ばかなことを考えた菊介さんと、天陽くんにも、心から、ありかとうと言いたい。
今は毎日、仕上の仕事、彩色に打ち込んでいます。それも、まだまだ未熟です。
当分、北海道には帰れません。帰りません。
十勝に帰りたい…みんなに会いたい…だけど今は、振り返りません。
私はここで、生きていきます。』
なつの決意を、改めて突きつけられた天陽。
なつには『待たない』と宣言し送り出した天陽。
だが、なつとのこれまでの手紙は、天陽にとってなつとのつながりの証しだった。
『私はここで、生きていきます。』なつは別の世界で生きていく人となった。
家業を継ぐために、自分の家族を持つべき時が迫っている天陽。
その道に、なつはいないのか・・・
手紙を読み終えると、天陽は描きかけの絵に向かった。
その絵は、膝を抱えて座り、じっと正面を見つめているなつの絵だ。
こぼれ落ちる涙をぬぐいながら、天陽はその絵を塗り潰し始めた・・・
つづく
スポンサーリンク
なつぞら 感想・最終回まで!10週60話
感想記事は、放送後掲載させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。