NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想11週66話
2019年6月15日(土)放送
なつぞら第11週テーマ「なつよ、アニメーターは君だ」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!11週66話
昭和32年(1957年)の夏。
ついにアニメーターになったなつは、興奮を隠しきれませんでした。
会議の場にて・・・
仲と井戸原がスタッフを集め、次回の長編映画『わんぱく牛若丸』の制作が決定したと発表した。
そして、仲が無記名でキャラクターを募集し、検討会を開きたいと言った。
登場人物表の入った脚本を、手にしたなつの胸は高鳴った。
「期限は、お盆休み明けまで。奮って参加するように」と井戸原が言うと、「はい!」と皆が威勢よく返事をして散会となった。
なつは興奮が止まらず、セカンドの麻子に声をかける。
「いきなりキャラクターを考えろと言われても…」と悩んで見せるが、「期待されていないから、楽でいいじゃない」と、あっさり麻子に言われてしまうのでした。
作画課にて・・・
大杉社長が取り巻きを引き連れて作画課にやってきた。
大杉は、『白蛇姫』の大ヒットを感謝し、次回作もいい漫画映画にしてくださいとあいさつした。
「しかしアータ、ここは女の子もたくさんいていいね」と、ぐるりと見回す大杉。
突然目が合い、凝視されたなつはしかたなく会釈した。
幸いにも、大杉はなつの存在を忘れていたようだ。
大杉は女性スタッフ全員に語りかけた。
「お母さんは昔、こんな漫画映画を作っていたんだと、自分のお子さんに誇れるような、立派な仕事をしてください」
昼休みの中庭にて・・・
なつは、大杉社長の挨拶について、茜相手に文句を言い続けた。
「結婚や、子どもが生まれたら、仕事を辞めるのはおかしい。努力してやっとアニメーターになったんじゃないですか!」と怒りが収まらない様子だ。
「やめろって言わせなきゃいいんじゃないの」
いつのまにか麻子が背後に立っていた。
文句を言う前に、会社から引き留められるくらいのアニメーターになればいいだけだと麻子は言い、その場を去っていった。
「あんなふうになりたいの?」となりで見ていた茜は、麻子の背中を見送りながらぽつりと言った。
自宅にて・・・
なつは、富士子を思い浮かべながら、常盤御前を描き始めた。
イマジネーションが湧き、鉛筆がすらすら動いた。
その時、「信哉が来ている」と、咲太郎がなつに声をかけた。
信哉が、千遥の転居先を調べて知らせに来てくれたのでした。
千葉の船橋まで行き、それらしい女の子を見かけたものの、声はかけないままに帰って来たという。
その子が千遥かどうかは、分からないとのことだった。
会いたいというなつの願いに、固い表情だった咲太郎もようやくうなずいた。
家に居そうな時を考え、お盆の8月15日に会いに行くことに決まった。
そして8月15日・・・
なつと咲太郎は、せまい路地裏で信哉が知らせてくれた「栄春荘」を見つけた。
「どうする?」と咲太郎は、珍しくおじけづいたような顔をする。
「ここまで来たら、行くしか…」と言うなつも、もじもじしていた。
すると、不意に一室のドアが開いた。
そこから17才ぐらいに見える少女と、つえを突いた中年男性がゆっくり現れた。
少女は優しく、男性を介助している。
「千遥…」なつは、ついたまらず声をかけた。
少女と男が振り返る。
なつは、その少女の顔をじっと見つめるのでした・・・
つづく
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なつぞら 感想・最終回まで!11週66話
感想記事は、放送後掲載させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。