『なつぞら』12週ネタバレあらすじ
一週間分お届けするコーナーです。
各話詳細は詳細あらすじページにてご紹介。
なつぞら第12週テーマ「なつよ、千遥のためにつくれ」
『なつぞら』12週ネタバレあらすじ|6月17日~22日
なつぞら12週のネタバレ情報と、史実からの時代背景をお届けしています。
なつぞら12週ネタバレあらすじ
昭和32年(1957年)8月15日。
12年前の終戦の日と同じように空は真っ青で、さんさんと日差しがふりそそぎ、セミの声が響いていました。
生き別れになった、妹の千遥(ちはる)らしき少女が住むという信哉の情報をもとに、咲太郎となつは千葉県船橋市へ足を運びました。
すると、千遥とおぼしき年頃の少女が、アパートの一室から出てきます。
我慢を抑えきれなくなったなつは、咲太郎の静止を振り切り声をかけました。
「ち…千遥…」
不意に名前を呼ばれ、不審な表情を見せる少女・・・。
しかし、その少女は、千遥ではありませんでした。
ひどく落胆するなつ。
そして、残念な気持ちと、どこかでほっとする咲太郎。
ところが、その少女から聞かされた話に、なつと咲太郎は動揺を隠しきれませんでした・・・。
そして、妹・千遥さがしは、振り出しに戻ってしまいまったのでした。
千遥への強い想いを抱え、なつは、アニメーターの仕事に打ち込みます。
『東洋動画』では、新作映画『わんぱく牛若丸』の制作準備がすんでいました。
仲の発案による、各自が持ち寄る「キャラクター検討会」の日。
なつは、苦心して仕上げた自信作を用意したのです。
それは、なつの育ての母・富士子をモデルにした、牛若丸の母親「常盤御前(ときわごぜん)」でした。
しかし、同じく常盤御前のキャラクターを提出した麻子と、なつは激しくぶつかり合ってしまうのでした・・・。
『わんぱく牛若丸』の制作が本格的に動き出し、なつは、ますます仕事に打ち込むようになります。
なつは、作品内やポスターに、アニメーターとして自分の名前が出れば、千遥が見つけてくれるかもしれない・・・と、あらたな希望をもったのです。
そして、失敗しながらも懸命に取り組むなつの仕事ぶりに、仲や井戸原はもちろん麻子も認め出すのででした。
一方、なつの知らないところでは、咲太郎と雪次郎の距離が近くなっていました・・・。
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なつぞら12週ネタバレあらすじ【史実・モデル編】
なつぞらキャストには、それぞれの「モデル」と言われている人たちがいます。そのモデルの方々の12週近辺の記録をつなぎ合わせてみると、「もう一つのなつぞら」の世界がみえてきます。
史実の整理
なつのモデルと言われている、奥山玲子さん(2007年没・享年70歳)。
奥山さんは、昭和32年(1957年)に、東映動画に2期生として入社しました。
初めて携わった作品は、昭和33年(1958年)の『白蛇伝』の動画です。
その次に、海外進出を試みた意欲作『たぬきさん大当たり』のチームに入りました。
構成・演出がアメリカ人ということもあり、誰もやりたがらない中で、奥山さんは大量に仕事をこなすことで、セカンド抜きで原画が回ってくるようにまでなったそうです。
そこでの仕事ぶりが高く評価され、この作品を機に、同期の中で初めてセカンドに抜擢されました。
非常に負けず嫌いな性格だった奥山さんは、当時1日15枚のノルマのところ、毎日40枚くらい描く人だったとのことなのです。
奥山さんの結婚は昭和38年(1963年)で、東映動画の後輩の小田部羊一さんと結婚しています。
一方、天陽のモデルと言われている、神田日勝(かんだにっしょう)さん(1970年没・享年32歳)
「画家である。農民である。」という言葉とともに、北海道で短い生涯を送った夭折の画家・神田さん。
19歳の昭和31年(1956年)に、帯広の公募展に「痩馬」を出品し初入賞します。
そして、青年団で知り合った地元の農家の娘と25才で結婚し、二人の子どもをもうけます。
やがて昭和45年(1970年)32才の若さで病死されました。
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なつぞら12週ネタバレあらすじ・まとめ
「なつぞら12週ネタバレあらすじ」情報と「史実・モデル編」でした。
展開が明らかになっていない12週がどうなるのか気になるところです。
物語の鍵をにぎりそうな、妹・千遥の行方。
そして、アニメーターとしての第一歩を踏み出したなつの奮闘ぶり。
亜矢美コーデのファッション、麻子やモモッチ、茜との関係。そして恋の行方も。
さらに、北海道で生きるみんなの様子も、引き続き描かれれることでしょう。
なつへの想いを抱く天陽くんはどうなるのか?
そして、新婚の照男兄ちゃんと砂良ちゃん。
柴田牧場の皆さん。
なつぞら12週が待ち遠しいですね。♬~
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同