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【なつぞら】井戸原昇(手越伸也)のモデルは誰?

 

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なつが勤める『東洋動画』の原画を手がけているのが、小手伸也(こてしんや)さんが演じる井戸原昇(いどはらのぼる)ですね。

シンデレラおじさん』の異名をとる注目の小手さんが演じている、ジャイ子ばりにベレー帽をかぶる井戸原昇に、モデルは存在するのでしょうか?

『東洋動画』のモデルは、『東映動画』(現・東映アニメーション)であることは、なつそらファンの間では周知の事実ですね。

そこで、井戸原のモデルになった人物も存在するのではと調べてみました。

すると、日本アニメ界初の作画監督と言われる人物が浮上してきました。

果たして井戸原のモデルになった人物とはどんな方なのでしょうか?

 

【なつぞら】井戸原昇のモデルは誰?日本初の作画監督とは!

井戸原昇は、第9週「なつよ、夢をあきらめるな」でなつが『東洋動画』の試験で提出した高く飛び上がる馬の絵を採点するシーンで初登場しました。

なつたちが取り組んでいる『白蛇姫』は、実際に『東映動画』で1958年に製作された『白蛇伝』がモデルになっています。

『白蛇伝』の原画を手がけたスタッフは2人で、森康二さんと大工原章(だいくはらあきら)さんです。

森康二さんは仲努のモデルになったとされる人物で、井浦新さんのイメージとも重なりますね。

一方、大工原章さんは実務肌で仕事も早く、部下を信じて任せるリーダータイプだったのだとか。

小手伸也さん演じる井戸原昇のイメージそのままです。

この事実から『なつぞら』の井戸原は、当時の大工原章さんがモデルではないかといわれています。

大工原と井戸原、なんとなく名前も似ていますしね。

 

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【なつぞら】井戸原昇のモデルは誰?大工原さんのプロフィール紹介

それでは、井戸原昇のモデルとされている大工原章さんとは、いったいどんな人物なのでしょうか?

絵描きを志した幼少期

 大工原さんは現在の長野県佐久市のお生まれで、幼い頃お兄さんたちが次々と結核で他界されます。

そのことから、自分もおそらく長くは生きられないだろうと覚悟し、好きな絵を描いていこうと決心したのだとか。

戦争に召集されますが結核を患って帰国、『鈴木宏昌漫画映画研究所』を経たのち、『新日本動画社』の設立に加わります。

 結核が再発し死を覚悟?

さらに『日動』へと入社し心機一転と思った矢先、結核が再発。

大工原さんは死を覚悟しますが、新薬『ストレプトマイシン』が開発されたため、死に至ることはありませんでした。

 日本初の作画監督に!

その後1954年公開の『とらちゃんの冒険』で日本初の作画監督を務めます。

東映動画初期の大工原氏

1958年東映が「東洋のディズニー」を目指して『日動』を買収、『東映動画』を設立し、大工原さんはそこで原画を担当。

そして、日本初の長編フルカラーアニメーション映画『白蛇伝』で原画を担当し、大ヒットを収めたのです。

動物のキャラクターや可愛らしいしぐさが得意だった森さんとは対象的に、大工原さんは動きのあるアクションシーンを得意としていたため、2人で役割分担して仕事に当たったといいます。

 

日本を代表するアニメーターを数多く輩出

『白蛇伝』は原画担当がたった2人という、現在では考えられないほど過酷な環境でしたが、2人で協力し合って明るい雰囲気の職場を心がけたと大工原さんは話しています。

大工原さんは温厚な性格で、動画スタッフたちの腕を信じて任せる面があり、宮崎駿や高畑勲、そしてなつのモデルである奥村玲子など多くのアニメーターを輩出しました。

奥村玲子さんは実際に「ハチャメチャなほど大胆で自由に任せてくれた」と大工原さんの思い出を語っています。

『なつぞら』の井戸原も、言い争いをして険悪になったスタッフの間に、突然大笑いしながら割って入り、上手くその場を治めるというシーンがありましたが、大工原さんのそんな性格が反映されているのでしょうね。

文化功労賞を受賞!

その後も大工原さんは精力的な活動を続け、『少年猿飛佐助』では演出家に色々と注文をつけていたら、演出欄のクレジットに自分の名前があり、上映を観るまで知らなかったというエピソードもあります。

(功労賞のレセプションパーティーにて)

そして2006年には文化庁メディア芸術祭功労賞を受賞されています。

 

【なつぞら】井戸原昇のモデルは誰?まとめ

日本の伝説的アニメーターを、数多く輩出した大工原章さんのプロフィールの一部を紹介いたしました。

(大工原氏の色紙1950年代)

『白蛇伝』を大ヒットに導いた大工原さんが、リーダーシップを発揮し部下を育て上げた様子は、確かにドラマの井戸原と重なりますね。

脚本家・大森氏は、当時の大工原さんをモデルとして、井戸原を描こうとしているようです。

井戸原が今後どのようにアニメを作り上げ、そしてなつを育てていくのか、こちらの視点からもこれからの『なつぞら』楽しめそうですね。

 

 

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