NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレあらすじ感想15週88話
2019年7月11日(木)放送
なつぞら第15週テーマ「なつよ、ワクワクが止まらない」
なつぞらネタバレあらすじ感想・最終回まで!15週88話
『風車』にて・・・
なつが会社から帰ると、カウンターは賑わっていました。
劇団『赤い星座』の看板女優・亀山蘭子をはじめ、劇団員の雪次郎とレミ子、さらに、常連の茂木社長もいました。
咲太郎はなつに、『白蛇姫』に声優出演した蘭子に、「外画(がいが)」と呼ばれる外国のテレビ映画の吹替の仕事がたくさん舞い込むようになったと話します。
続けて、テレビの世界では外画の吹替の仕事が増えていてチャンスだと口にすると「劇団を辞めて、声優プロダクションをはじめる」と宣言するのでした。
そして、蘭子が所属第1号だと言い、雪次郎とレミ子も『声の俳優』になると続けます。
劇団を辞めるのかと心配するなつに、咲太郎は3人とも劇団を続けながら声優をすると言い、日本の劇団と食えない役者を救うことができると、得意気に構想を話します。
意見を求められた茂木社長も「いいところに目を付けた」として、テレビは一家に一台の時代になると理由を添えます。
「テレビの時代ですか・・・」なつには、まだピンときていな様子でした。
そこに、藤正親分が「咲太郎に頼みがある」と、咲太郎の昔の仲間の島貫と松井を引き連れて来ました。
松井は、咲太郎が数年前に『盗品の腕時計』で警察に捕まった、その原因を作った因縁のある男でした。
藤正親分は、昔のことは水に流して二人を新しい会社で面倒みてくれとごり押しします。
過去の恩がある親分の頼みに、咲太郎は二人を引き受けるはめになってしまうのでした。
『東洋動画』会議室にて・・・
季節は初夏を迎えました。
なつたちは、短編映画『ヘンゼルとグレーテル』の結末が決まらず、産みの苦しみを味わっていました。
まとめ役の下山は、この遅れは「上層部から中止の判断が下されてもおかしくない」と深刻な表情をします。
「もう限界よ!」
イラ立つ麻子は、私たちは作家ではなく所詮は絵描きだと言い放ち、早く従来の形で脚本を作るよう意見します。
そんな殺伐とした空気の中、「森なんですよ…」と坂場がつぶやきます。
「子どもたちがいかに森を信じられるか」と、この結末の詰めどころを伝えると、「森・・・」と皆は考え込むのでした。
作画課にて・・・
なつは、夜遅くまで十勝を思い浮かべながら森のイメージを描いていました。
うとうとしたなつは、吹雪の夜に砂良の父・弥市郎に助けられたことを夢に見ます。
坂場に起こされたなつは、あの時の経験からアイデアを思いつきます。
それは、魔女が魔法を使い森の木を怪物に変えて、ヘンゼルとグレーテルを守るという結末でした。
木彫り師の弥市郎の言葉「自分の魂を木に込めるんだ」からヒントを得たのでした。
「あなたを信じましょう」と、なつに賭ける坂場。
なつはイメージを描き、坂場はストーリーを作り、二人の作業は朝まで続きました。
翌朝の事・・・
出社したスタッフたちに、なつと坂場は、森に平和がおとずれる物語の結末を説明します。
「面白い!」神地が皆を代弁するように声を上げます。
「これで進めてくれ」と言う下山の号令のもと、それぞれが仕事に取り組みはじめました。
一方で、何も言わずに黙って聞いていた麻子は、所在なき様子でした・・・

◆ランド♬いんふぉめ♬
*ネタバレ予告時点での「いんふぉめ」です。感想は放送後の掲載となります。~♬
咲太郎はかねてより、声優の可能性について口にしていました。
映画『白蛇姫』に声を吹き込んだ時(第64話)、『川村屋』で海外ドラマの日本語版を見ている時(第65話)など、「おもしろい」と興味を示していました。
ずっと構想を練っていたのですかね。
そして、咲太郎自身が声優になるのではなく、声優を束ねる側なんですね。
プレーヤーではなく、マネージャー。これも、咲太郎らしいところですね。
咲太郎の活躍と合わせて、蘭子さんが日本の声優の第一人者になっていく様子が、今後描かれていくのかしれませんね。
さて、「雪次郎の乱」を経て晴れて役者になった雪次郎は、声優でもよいのか少し不安になりますが、今後の展開を楽しみに待ちたいと思います。
一方で、アニメの新作のストーリーが、なかなかまとまらないというなつたち。
独自のやり方で突き進む坂場に対して、麻子さんがものすごくストレスをためているのではないかと心配になります~
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なつぞら 感想・最終回まで!15週88話
感想記事は、放送後掲載させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。