NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレ16週91話・あらすじ感想
2019年7月15日(月)放送
なつぞら第16週テーマ「なつよ、恋の季節が来た」
なつぞらネタバレ16週91話|あらすじを最終回まで!
新作『ヘンゼルとグレーテル』のストーリーがようやく決まり、『風車』では制作スタッフの決起集会が開かれていました。
『風車』にて・・・
アルコールも入り、いつも以上に遠慮なく言い合うなつと夕見子を見て、麻子が「本当の姉妹みたい」だと言います。
「本物以上の嘘のない姉妹」と答える夕見子に、なつは嘘をつくなとにらみ「今どこで誰といる」と詮索します。
しかし、夕見子は「嘘と隠しごとは違う」と、相変わらずの論法でなつを煙に巻きます。
「駆け落ちでもしてきたの?」と、煙カスミが冗談ぽく言います。
すると夕見子は「世間一般の目から見たらそういうことになる」と、サラりと答えるので皆が目を丸くします。
相手は同じ大学で「世間と関係なく生きて行きたいから駆け落ちした」と、夕見子は悪びれることなく言うのでした。
呆然と聞いていた雪次郎が「その男を愛しているのか?」と問いかけると、夕見子は「愛とは志」と切り出すと、恋愛について持論を語り始めるのでした。
酔った堀内が「合理的な愛」に聞こえると夕見子に反論すると、愛の不合理さを認めるから女は不幸になる「それはもう古い!」と堀内をやりこめるのでした。
「若いってすばらしい」と、カスミと亜矢美は若者たちの情熱に感心するのでした。
なつの部屋にて・・・
酔いが覚めたなつは「私にもわかるように話して」と、上京の理由と相手のことを問いただします。
夕見子は、男は「物書きを志してる」と告げると、騙されていないから心配しなくていいと言い「会えばわかる」と意味ありげに言うのでした。
会議室にて・・・
井戸原、仲、下山が坂場を呼び出していました。
険しい顔の井戸原が、短編映画に「社会風刺」の意図は入っていないかと坂場を問いただします。
坂場は、そういう意図はないと前置きしながらも「受け止め方は自由」と言います。
仲は「それは自由だが、子供が楽しめるものにしてほしい」と諭しました。
すると坂場は、「漫画映画は、子供が見るものだと決めつける考え方は古い」と持論を語り、その場には緊迫感が立ち込めるのでした。
アニメーターにも、演出家にも「新しい風」が吹き始めているようでした。
作画課にて・・・
夜、麻子となつの二人だけが残っていました。
ふいに麻子は夕見子の考え方は間違っていないと言い出すと「女は何を一番に考えるかで生き方が決まってしまうんだから」と、自分自身に問いかけるようにつぶやきました。
なつが、仕事か結婚を選ぶ事かとたずねると、麻子は「どんな選び方をしても、人から責められることはない…」と口にし、再び手を動かし始めるのでした。
いつもと違う雰囲気の麻子を、不思議そうにみつめるなつ・・・
『風車』にて・・・
なつが遅くに帰宅すると、カウンターの奥には夕見子がいました。
亜矢美の好意で、仕事が見つかるまで夕見子は『風車』で働くことになったのです。
ふとカウンターを見ると、一瞬北海道の祖父・泰樹に似た風貌の青年がいました。
不思議そうな顔をするなつに、夕見子が言います。
「会わせてやったよ」
突然の夕見子の恋人の出現に、なつは、ただただ驚きの表情を浮かべるだけなのでした・・・
◆ランド♬いんふぉめ♬
*ネタバレ予告時点での「いんふぉめ」です。感想は放送後の掲載となります。
第16週は、夕見子がメインに話が進みます。
前回90話にて、ふらっとあらわれて風のように去って行った夕見子が再び『風車』にやってくるところから「夕見子お嬢様の乱」が本格的に始りそうですね。
夕見子の語る恋愛論とは、どんなものなのかとても興味深いところですが、亜矢美さんと夕見子は共感し合える関係になるのではないかと勝手に想像してみます。
ところで、なつと夕見子と雪次郎の3人がそろうのは、送別会(第8週43話)以来。
3年以上の時を経た3人の成長ぶりを見られるのが楽しみですね。
なお、その送別会の場で雪次郎くんが「夕見子ちゃんに美味しいと言ってもらえる十勝のお菓子を作る」と抱負を語っていましたが、まだ夕見子への思いがあるのか気になるところです。
一方で、夕見子を囲む場に、なぜ坂場くんが一緒にいるのかが不思議。
考えられるのは、短編映画のヒントをくれた夕見子の真意を坂場くんにうまく伝えられないなつが、夕見子から直接聞かせようと誘ったのかもしれませんね。果たしてその理由は??
【追記】
上記、「夕見子を囲む場に、なぜ坂場くんが一緒にいるのかが不思議」の件は、作画課の懇親会に『風車』を訪れたら、そこに夕見子や雪次郎たちがすでにいたんですね。
それで、前回90話は歌と踊りで盛り上がったわけで、今日の出だしはその延長線上の物語りでした。
とにかく、第16週も次から次へと何か起こりそうですよ~♬
スポンサーリンク
なつぞらネタバレ16週91話|感想を最終回まで!
ついに夕見子と駆け落ちしてきた高山くんが登場です!
いでたちは泰樹じいちゃん風ですが、照男兄ちゃんにも似ているような・・・。
夕見子が駆け落ちした相手・高山(須藤蓮)が、なつには泰樹さんに見えたようです。高山と同じ服を着た草刈正雄さんをパチリ。#朝ドラ #なつぞら #草刈正雄 pic.twitter.com/tWG3DDiWhb
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年7月15日
小説やジャズの評論の物書きとのことですが、いまのところ「あやしい」としか言葉がでてきません・・・。
今週じっくりと見定めてみましょう♪
◆ついに、世代間の価値観のギャップが浮き彫りに!
仲さん・井戸原さんVS坂場くんの会議の場は、緊張感が充満していましたね。
下山さんは、どちらの意見もわかるという存在だったのではないでしょうか。
しかし、井戸原さんがなつぞらの中であんなに険しい表情をするのを初めて見ました。
ほぼほぼ子ども向けのアニメしか存在しないあの時代に、「アニメは子供だけが見るものではない」という坂場くんの主張が、長い時間をかけて現代のアニメに発展していくのでしょうね。
坂場やなつたちの創り出す『ヘンゼルとグレーテル』を通して、新しい価値観が認められていくようになればよいですね。
◆麻子さんの次なる行動のフラグか!?
夕見子の結婚観に、麻子さんが反応を示していましたね。
麻子さんのモデルではないかと囁かれる中村和子さんの史実を見ると、そろそろ結婚して仕事をやめてもおかしくない時期です。
今週96話のハイキングの場で、麻子さんは皆に何か発表するようですが、結婚&退社のことではないかと予想しています。
ですから、なつに「女は何を一番に考えるかで生き方が決まってしまうんだから」という言葉は、マリッジブルーのような状態のゆれ動く心を表していたのかもしれませんね。
今週の麻子さんの言動から目も耳も離せませんね。
◆神っちと茜ちゃんに恋の季節か!?
麻子さんより「神っち」と命名された神地くんが、茜ちゃんに好意を寄せるようなやりとりがありましたね。
今週のテーマの「恋の季節」のつぼみのような場面だったのではないでしょうか。
史実ですと、二人のモデルと囁かれる宮崎駿さんと大田朱美さんは夫婦になります。
ドラマではどうなりますでしょうね~♬
91話はいかがでしたでしょうか。
夕見子と高山くん、仲さん・井戸原さんと坂場くん、麻子さんの憂い・・・。
そして、なつの「恋の季節」が本当にくるのか興味はつきません。
今週も濃厚な話が展開されそうで楽しみです♪
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同