NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレ16週92話・あらすじ感想
2019年7月16日(火)放送
なつぞら第16週テーマ「なつよ、恋の季節が来た」
なつぞらネタバレ16週92話|あらすじを最終回まで!
『風車』にて・・・
高山は、なつに「高山昭治(しょうじ)です」と名乗り握手をしてきました。
夕見子と駆け落ちしたというその男は、泰樹のような風貌でした。
夕見子は家族写真の泰樹を気に入り、ひげを生やしだしたとなつに教えます。
そこに咲太郎が、雪次郎とレミ子を連れて帰ってきました。
夕見子は、「高山とは同志だ」とみんなに紹介しますが、みんなは理解できません。
なつが付け加えるように、ジャズ評論の物書きだというと、亜矢美がジャズのレコードを掛けると言い『グレンミラー』『ベニーグッドマン』の名を出します。
すると高山は、好きなのはモダンジャズだと言い「コルトレーンかガーランドがあれば掛けてください」と言うのでした。
さらに高山は、そこに居合せた皆が、流行りのモダンジャズを知らないことがわかると「それを知らなきゃ古い」と、ぶしつけに言い放ちます。
しゃくに触ったなつが反論すると、高山は「それでも映画を作ってる人?」と呆れられる始末です。
そして、古いものに固執することを古いと言って何が悪いと言うと、夕見子に「やっぱりいつものジャズ喫茶で待っている」と言い残し出て行ってしまうのでした。
その言動は、まさに夕見子と通じるものがあり、『同志』の言葉が似あう二人なのでした。
作画課にて・・・
下山が出社するなり、今日から自分も原画を描くとなつたちに伝えます。
いつもとは違う下山に違和感を感じた麻子は「何があったんですか?」と迫ると、下山は観念し、昨夜の会議の様子を話しはじめました。
(昨夜の会議の話)
坂場は、子供達のための漫画映画を作るべきとする仲の考えを「古い」と言ったのでした。
そして、漫画映画を他の映画以上に『作品として』質を高めていかなければ、未来に残らないと持論を語ったと言います。
仲は、「純粋に子供が楽しめる漫画映画にしてくれ」と坂場に迫り、それが出来なければ高い理想を掲げても、評価されないと話しました。
さらに、井戸原は「それができなければ君は失格だ!」と言い残し、部屋を出て行ったというのでした。
下山は、どうしても麻子となつに原画で成功してほしいと訴え、みんなにも協力を頼むのでした。
中庭にて・・・
なつは、仲に「考えが古い」と言い放った坂場が許せなく、中庭に呼び出しました。
坂場は、仲たちを否定したわけではないと前置きしたうえで、仲たちとは違うものを作るのは僕らの使命だとなつに語ります。
そして、世界の表も裏も描ける、現実を超えた現実を丸ごと子供たちに体験させることができる、そんなアニメーターになってほしいと言います。
さらに、僕もそういう演出家になりたいと続けると「一緒に作ってほしい、一生かけてもあなたと作りたい・・・」と、真剣な眼差しでなつに訴えるのでした・・・
◆ランド♬いんふぉめ♬
*ネタバレ予告時点での「いんふぉめ」です。感想は放送後の掲載となります。
東京に来ている夕見子が『風車』で働く?
つかの間のお手伝いなのか、それとも腰を落ち着けて勤めるのか?
とりあえず、働き先が見つかるまでとは言っていましたが、本当に東京で暮らし続けるのでしょうか?疑問です。
そして、ついにお待ちかねの恋人?同志?高山の登場です。
泰樹じいちゃんに似ているという予告でしたが、ん~・・・今のところ世間の反応は賛否両論というところですね。
高山くんは、いいとこボンボンのインテリさんという感じですが、実態はまだわかりませんね。
意外と、胡散臭い出だしの人って、ほんとはいい人だった的になるパターンが多いので、とにかくそちらに期待ですね。
やっぱり、夕見子には幸せになってほしですもんね。
なんか予告編では、泰樹おじいちゃんが誰かをガツンってやってたシーンがありましたけど、高山くんじゃないことを祈っています~
さて、短編映画の制作も何やらあやしい雲行きです。
コチラも、新旧の人間模様をベースに「古い」「新しい」の話で盛り上がります。
『なつぞら』は今、昭和34年(1959年)に差し掛かったところ。
そういえば皇太子・明仁親王と美智子さま、現「上皇」「上皇后」のご成婚もこの年だそうですね。
前年、昭和33年には「東京タワー完成」「1万円札発行」等、新しい日本への象徴的時代だったようで、地方から都会への人口移動も急伸する、そんな時代背景があるようです。
そんな時代の中で、なつはどんなふうに生きてゆくのでしょうか?奥原なつ22才の「なつぞら」です。

スポンサーリンク
なつぞらネタバレ16週92話|感想を最終回まで!
泰樹の風貌をする夕見子の恋人・高山の実態が少し明らかになりました。
収録の出番待ちをしていた、夕見子役の福地桃子さんと、一緒に駆け落ちしてきた高山昭治役・須藤蓮さん。高山は泰樹さんを意識しているそうですが…似てますか?#朝ドラ #なつぞら #福地桃子 #須藤蓮 pic.twitter.com/dxA0hjogmH
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年7月15日
ここで、今日までに明らかになった高山の情報を整理してみます。
- 高山昭治(たかやましょうじ)
- 夕見子と同じ北海道大学に通う
- 年齢と学年は不明
- 北海道では車を乗り回していた
- 初対面の際のあいさつは、人によって握手する
- 夕見子が泰樹似を選んでのではなく、高山が泰樹を真似ている
- 泰樹を真似るのは、表面的な部分
- 東京では先輩宅に身を寄せている
- ジャズ好きで、モダンジャズに傾倒
- 入り浸るジャズ喫茶がある(恐らくモダンジャズの街の新宿内)
- 「物書き」を志している
- 大学の同人誌でジャズの評論を書いている
- 時代によって変化するものを見極める力がある様子?
- 夕見子曰く「同志」という関係
- とある金持ちの跡継ぎ
- 親の決めた「いいなずけ」がいる
今日の高山くんを見る限りですが、好青年とは言えそうにないです・・・(^^;
特に、泰樹を真似ている話では「開拓者1世にしかない雰囲気がある。今ならジャズを聴きながらウイスキー片手にナッツでもつまんでいれば似合いそうだ」と言っていましたが、薄っぺらな男に見えてしまいました。
なつだけでなく、誰もが夕見子のことを心配するのではないでしょうか。
本当の彼は、良い青年であることを期待したいのですが・・・。
◆魂の演劇をふたたび?
夕見子の駆け落ち相手の高山くんは、新しいものを知ろうとせずに古いものに固執する価値観を否定。
そして、なつが尊敬する仲さんのことを、坂場くんは考えが古いと否定します。
ここずっと、世代間の考えの違いが浮き彫りに描かれていますよね。
そういえば、同じようなことが北海道時代の「牛乳の出荷先の対立」の件で、農協なのか、メーカーなのかという論争がありましたよね。
あの時のなつは、演劇を通して泰樹じいちゃんの心を動かすことで、しこりを残すことなく解決させましたが、東京でも何かやってくれるのでしょうか!?
◆坂場の発言は、愛の告白?
坂場くんがなつに「一生かけてもあなたと作りたい」は、愛の告白なのでしょうか?
正直なところ、まだ判断しかねる状況だと考えますがいかがでしょうか。
第86話で、戦争孤児だったことを打ち明け「困難と戦って生きていく子どもを描きたい」とするなつに共感し、背中を押した坂場くん。
彼もまた、空襲で生死をさまよっていたことを踏まえると、なつと一緒に子供たちに何かを伝えていこうというメッセージにも聞こえました。
仮に告白だとすると、夕見子の言う「愛とは志」という言葉が意味をもってくるのかもしれません。
なつと坂場くんから目が離せませんね。
◆レミ子の片思いは継続中!? 咲太郎の恋は?
咲太郎の恋人かと聞かれたレミ子ちゃんが「咲ちゃんなんてもういいわ。臆病だからとっくに飽きた」と強がると、咲太郎は「あー良かった」と胸を撫でおろしましたね。
ニンマリする咲太郎をものほしげな顔で見つめるレミ子ちゃん。
あの顔を見れば、まだまだ片思い継続中なことは一目瞭然ですね。
彼女の「突き放し作戦」は、見事に失敗に終わりました。
レミ子ちゃんが、咲太郎に貸したままの「心の操」(第45話)は、返してもらう日がくるのでしょうか!?
(女の子に限って)同情と愛情の垣根がない優しい咲太郎に、恋の話があるのか今後に期待したいことのひとつです♪
92話はいかがでしたでしょうか。
今週のテーマは「恋の季節がきた」です。
夕見子と高山くんだけではなく、恋愛に発展するのではないかと思えるような場面が頻繁に出てきているような気がします。
そのため一場面ごとに、すみからすみまで目と耳を凝らしています(^^
恋の芽を見逃さないでくださいね♪
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同