NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレ17週98話・あらすじ感想
2019年7月23日(火)放送
なつぞら第17週テーマ「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」
なつぞらネタバレ17週98話|あらすじを最終回まで!
昭和38年、日本でも本格的な連続テレビ漫画が誕生しました。
フルアニメーションの映画と違い30分のアニメを毎週作り出すために、止まった画を使ったり、動く部分を減らすなど様々な手法が生まれていました
会議室にて・・・
テレビアニメの制作方法への議論が続いています。
坂場が険しい表情で「形だけ真似をして慣れてしまったら、日本のアニメーションはそこから後戻りできなくなる」と訴えます。
仲は「たとえそうだとしても、やる価値はある」と話します。
そして、アニメを見る子供たちにとって技術論は関係ない「面白いか面白くないか、それだけだからね」と話すと「坂場くんもそう思わないか」と、同意を求めます。
坂場も、その言葉に反論の余地はありませんでしたが、納得はできないようでした。
中庭にて・・・
一人ベンチでうつむく坂場に、なつが声をかけます。
すると坂場は「僕はもう、漫画映画を作れないんだろうなぁ」とつぶやきます。
そして、演出の仕事からは干されているし、なつたちと手掛けた短編映画もお蔵入りしたままだと言い「僕が嫌われているから・・・」と、弱音を吐くのでした。
「何をすねてるんですか、あなたらしくない!」と、なつはそんな坂場にイラつきます。
すると坂場は、自分のせいでなつまでも巻き込んでしまったかもしれないと、さらに悔しがります。
そして、「1本くらいは君と長編漫画映画に挑戦してみたかった」と話し、この会社にいてもその可能性はもうないだろうと投げやりに言うのでした。
坂場は、会社での人間関係に完全に混乱していました。
突然、「まだ分かりませんよ」と声が・・・
二人が振り返ると、そこに露木部長がいました。
坂場をテレビの演出に押したという露木は、新しい環境で演出家になった方が伸び伸びできるとその理由を話し、坂場を激励します。
そして、露木は去り際に「内助の功でしっかり支えてやってくれ」となつに言い、二人が噂になっていると口にするのでした。
「噂?」なつには何のことかさっぱりわかりません。
坂場もまったく意に介さず、仕事の事で頭はいっぱいだったのでした。
二人の関係は、周りが思うほどには近づいていないようです・・・
『赤い星座』の稽古場にて・・・
その頃、雪次郎にも人生の転機が訪れていました。
次回公演で、主役に選ばれたのです。
発表と同時に、劇団員の虻田が異議を唱えると、その異議に賛同する劇団員が次々と立ち上がりました。
すると蘭子は、「できないという人に無理に参加してもらうことはない」と、言い放つのでした。
発表後の稽古場にて・・・
雪次郎の配役に異議を唱えた劇団員達が、雪次郎を呼び出しました。
蘭子との恋仲の噂に、雪次郎は「蘭子さんに失礼です」と否定します。
すると、虻田は雪次郎の実力を認めていると言い「一緒に新しい劇団を創らないか?」と誘ってきたのでした。
しかし、雪次郎は初めて蘭子の演劇を見て感激した時のことを思い出すと、その誘いを断わるのでした。
『風車』にて・・・
雪次郎と蘭子の恋仲の噂をする咲太郎たちに、なつは、雪次郎の気持ちは純粋に芝居だけに向かってると懸命に弁護します。
それでも「名優と若手の恋」と、面白おかしく勝手なことを言い出すので、「そんな失礼なこと言わないでください!」と不機嫌になるなつ。
なつがムキになるのは、自分にも降りかかっている『恋の噂』に、いささかイライラしていたからなのでした・・・
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なつぞらネタバレ17週98話|感想を最終回まで!
◆露木部長は、本当はいい人!?
坂場くんの頭をたたいた露木部長。
「パチン」といい音がしていましたが、あれは本気でドついていましたよね。
突然のことで、なっちゃんもびっくりしていましたけど、坂場くんも痛かったのではないでしょうか。
でもあれは「愛の鞭」ならぬ「愛の鉄拳」。関西の方だから「愛のドつき」ですね、きっと。
4年の年月が東洋動画をずいぶん変えています。
若手がどんどん育っているので、露木部長も現場で指揮を執ることは減っているようですが、板場くんのことを本気で考えていてくれています。
言葉はきついですが、坂場くんもいい上司に恵まれていますよね。
露木部長を演じる木下ほうかさんの、口角を少し上げたシニカルな演技が大好きですが、実物はきっといい人に違いない!
今日の放送で突然関西弁になった、製作課・露木を演じる木下ほうかさん。待ち時間に、広瀬すずさんから差し入れのいちごをもぐもぐ。#朝ドラ #なつぞら #木下ほうか#なつぞらもぐもぐタイム pic.twitter.com/hJKz7O5Vns
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年7月22日
◆雪次郎くん…どうするの?
雪次郎くんが主役に抜擢された途端に、若手劇団員から「一人の俳優の私情によって演目と配役が決められている」と厳しい批判の声が上がりました。
それを認めるように毅然とする蘭子さんは、さすが看板女優の迫力でしょうか。
『赤い星座』は蘭子さんの意向がとても強いということを、的確に表したシーンでしたね。
若手劇団員の反旗もわからなくもないですが、純粋に演劇に打ち込む純情派の雪次郎くんからすると辛い立場でしょう。
劇団員も、雪次郎くんの演劇に対する思いや演技力は認めているので、何とか上手くまとまる解決法はないものでしょうかね。
「頑張れよ」と雪次郎の頬をポンポンする虻田役の栗原英雄さん。これはもしかして「真田丸」のシーンの再現?わかる方は“超~マニア”です!#朝ドラ #なつぞら #栗原英雄 #山田裕貴 #真田丸 pic.twitter.com/lKNOHZ7Yfw
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年7月23日
そして、『風車』に集まるみんなは、なっちゃん以外は二人の噂をどこか楽しんでいる様子。
咲太郎に至っては「やっぱり噂は本当だったのか」だなんて・・・。
私は、なっちゃんと同じく雪次郎くんを信じています。
雪次郎くんのピュアさがいいですね!
ことあるごとに、いろんな登場人物が集う『風車』でのシーンが大のお気に入り。
毎回見たいけど、それは無理かな・・・!?
98話はいかがでしたでしょうか。
テレビ班の制作進行に、怖そうな荒井さんという方がやってきました。
『東洋動画』では異彩を放つタイプで、坂場くんと絶対にぶつかりそうで、今から不安が立ち込めます。
明日も静かに見守りたいと思います♪
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同
