NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレ17週101話・あらすじ感想
2019年7月26日(金)放送
なつぞら第17週テーマ「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」
なつぞらネタバレ17週101話|あらすじを最終回まで!
蘭子の自宅にて・・・
雪次郎が、蘭子に好意を伝えて今後も一緒に芝居をしていきたいと告白したものの、蘭子は「何か勘違いさせた?」と困惑の表情を見せます。
雪次郎は、虻田ら若手劇団員から誘われたが、蘭子と芝居をすることが夢だから「迷わず断った」と話します。
そして、新しい演劇を創るなら蘭子と創りたい「俺は蘭子さんを絶対に裏切りません!」と、愛情と尊敬が入り混じる熱い思いを蘭子に伝えるのでした。
それを静かに聞いていた蘭子。
しばらくすると急に笑いだし「あなた、やっぱり勘違いしてるわ」と、一瞬に険しい表情になります。
そして、今夜呼んだのは「ダメ出し」するためだったというのでした。
その言葉に雪次郎は起立をし、子弟の距離に戻ります。
すると蘭子は、「演技は最低最悪で気持ちが悪いから、もう一緒にはできない。」と言い放ちます。
そして、虻田の劇団に行け「アマチュアはアマチュアらしく」と、一方的にののしり「早く出てって!」と、大女優の貫禄で雪次郎を追い出すのでした。
雪次郎は、恋心も、俳優としても、欄子から全否定されたことのショックで、口もきけないまま部屋を出ていきます。
その後、蘭子がどんなにつらい表情をしていたのかも知らずに・・・
『風車』にて・・・
雪次郎は呆然とした顔つきで『風車』にやってきました。
心配するなつやレミ子をよそに、黙々と酒をあおり続けます・・・。
(・・・翌朝)
カウンターで酔いつぶれた雪次郎が目覚めると、なつもカウンターで寝ていました。
雪次郎の声に目覚めるなつ。
雪次郎は、蘭子を傷つけてしまったと悔やみます。
そして、虻田たちに誘われて本当は心が動いたが、その迷いを吹っ切るために蘭子に告白したのかもしれないと言い、それを見抜かれて怒らせてしまったのだと続けました。
さらに「蘭子を好きなことも、ずっと一緒に芝居がしたかったことも本当だ」と声を詰まらせながら打ち明けます。
ひとしきり聞いていたなつが、もう一度正直な気持ちを伝えたらどうかと話します。
すると雪次郎は、「もう一緒にはできないとはっきり言われた」と、絶望に顔をゆがめ涙を流すのでした。
「それは、嘘なんじゃないかな」奥で聞いていた亜矢美がカウンターに入ってきました。
そして、虻田たちの劇団に雪次郎を行かせるためについた「蘭子の嘘」ではないかと言うのでした。
「俺もそう思うな」と、咲太郎も顔を出します。
そして、雪次郎の力を認めたからこそ、精一杯の愛情を示したのだろうと、亜矢美は雪次郎に説くのでした。
なつも、蘭子は「自分といたら雪次郎が不幸になる」誰も犠牲にしたくないのではと、蘭子の女優としての生き方を推し量ります。
「かなわねえよな」雪次郎は、一生かかっても女優・蘭子に並ぶことすらできそうにないと、しみじみと感じたのでした・・・
帰り際にて・・・
「これからどうするの」と、なつが聞きます。
すると、雪次郎は「もう一度正直な気持ちを考えてみる」と、力なく答えるのでした。
「何があっても私らは、お互いを応援し合う仲間だからね」
なつの言葉に、雪次郎の表情が少し明るくなります。
すると、雪次郎がおかしなことを言い出します。
「亜矢美さんは、咲太郎さんのこと好きなんでないかい?男として」
「変なこと言わんでよ」と、なつは一蹴します。
しかし、雪次郎の後ろ姿を見送りながら、なぜか『もやもや』とした感情を覚えるなつなのでした・・・
スポンサーリンク
なつぞらネタバレ17週101話|感想を最終回まで!
◆愛情深い蘭子さんのやさしさ
雪次郎くんの熱い気持ちをバッサリと切り捨てる、蘭子さんの迫真の演技でしたね。
あんな言い方されたら、相当なダメージを受けそうです。
雪次郎くんは相当辛かったでしょうが、蘭子さんのほうがもっと辛かったはずですね。
このままいけば、雪次郎くんがダメになると考えて突き放す・・・。
蘭子さんは恋に溺れてダメになった役者を何人も見てきたのでしょうね。
愛情深い蘭子さんの優しさを、ひしひしと感じます。
蘭子さんの家でのシーンを撮影した直後の鈴木杏樹さんと山田裕貴さん。山田さんはこのシーンの撮影にとても緊張したそうで、終わってホッとしているところをパチリ。#朝ドラ #なつぞら #鈴木杏樹 #山田裕貴 pic.twitter.com/cry3npkltj
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) July 25, 2019
奇しくも、亡くなった蘭子の大切な方と同じことを口にしていた雪次郎くん(99話)。
蘭子さんは、雪次郎くんに大きな期待をかけていたはず・・・。
また大事な人を失ってしまいました。
もしも、雪次郎くんが「好きです」なんて言わなければどうなっていたでしょうか?
蘭子さんが雪次郎くんを自宅に呼んだ本当の理由は、今となってはわかりません。
勝手な想像ですが、次々と若手劇団員が離れていき『赤い星座』は、良くも悪くも蘭子のための劇団と化してしまい、蘭子位には危機感があったのではないでしょうか。
そこで、良い役者になった雪次郎くんに、劇団の変革を頼みたかったのではないかと思いますがいかがでしょうか。
雪次郎くんが去った後に、肩を震わせながら歌を口ずさむシーンで、私も胸が詰まりました・・・。
♬「愛の言葉は眠らせないでね 夢と・・・」
◆年上女性の魅力がわかる雪次郎くん
なつと同い年22歳の雪次郎くん。
蘭子さんの年齢は明かされていませんが、勝手な見立てでいくと10歳以上の年の差があるのではないでしょうか。
そして、亜矢美さんの咲太郎への恋心を指摘した時に「亜矢美さん、あんなに魅力的なのに…」とさらっと言うのを聞き、ピンときてしまいました。
どうやら雪次郎くんは、年上の女性がお好みのようです(多分)
なつとは幼なじみであり親友、今や家族のようにも思えますね。
お互いを心配し、励まし合う姿をこのままずっと見続けたいのですけど・・・。
なつぞら101話はいかがだったでしょうか。
ほろ苦い結果になった雪次郎くんは、今後どうなる?
大きなカバンを持って『雪月』に帰るとのことですが、果たして!?
17週の最後も見逃せませんね♪
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同