NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレ19週109話あらすじ感想
2019年8月5日(月)放送
なつぞら第19週テーマ「なつよ、開拓者の郷へ」
なつぞらネタバレ19週109話|あらすじを最終回まで!
昭和41年(1966年)秋。
なつと坂場は、結婚の報告をするために北海道の柴田牧場にやって来ました。
柴田家にて・・・
柴田家全員が神妙な面持ちで見つめる中で、坂場は緊張しながら挨拶を済ませると「お嬢さんを僕に下さい!」と、手をついて頭を下げました。
「ふつつかな娘ですが、どうかよろしくしくお願いいたします」育ての親・富士子と剛男は、なつと坂場の結婚を喜びます。
黙ったままの泰樹に「何か言うことはないの?」と富士子が催促します。
すると泰樹は「なつを本当に幸せにできるのか?」と坂場に聞きます。答えに窮する坂場に、「なしてすぐに返事できねえ!」と泰樹は語気を強めます。
坂場は「しあわせにします。きっと・・・」と絞り出すように答えると、「きっとってなんじゃ。」と怪訝な顔になる泰樹。
先のことは誰にも分らないからと助け船を出すなつに、泰樹は「分からんから約束しとるんじゃ」と言い、「きっと」が引っ掛かると言います。
焦った坂場が「実は、堂々と言えない事情がありまして・・・」と言いはじめるので、なつは慌てて止めようとします。
「事情ってなんじゃ?」その言葉に、泰樹が迫ります。
坂場は、ひと呼吸すると「会社を辞めたんです」と、正直に泰樹に伝えるのでした。
突然、無職になったことを坂場が明かすので、その場の一同も驚きます。
泰樹は、男にとって結婚はけじめだ「仕事もなくてけじめがつけられるか!」と言い、さらに「仕事を見つけてからここに来るのが筋だ」と席を立ちます。
その時でした。
「もうどうでもいいでしょ、そったらことは!」と剛男が泰樹に向かい大きな声を上げると、なつが選んだ結婚相手に文句があるのかと、めずらしく食って掛かりました。
そして、「なつの見る目に狂いはないと私は信じてます。お父さんの孫でないですか!」と泰樹に迫るのでした。
夕見子が「よく言った父さん。私も父さんに賛成」と声を上げると、皆も賛成します。
なつが改めて「じいちゃん、お願いします」と頭を下げると、坂場も「なつさんを必ず幸せにします。約束します!」と、今度ははっきりと言うのでした。
「初めからそう言やいいべや・・・」泰樹はつぶやくように言うと、肩を落として一人牧場へと向かうのでした。
その背中に向かってなつが言います。「ありがとう、じいちゃん」。
集乳所にて・・・
泰樹に堂々とものを言えるようになった父・剛男を、なつは見直したと話します。
悠吉が、剛男は音問別農協の専務になって貫禄がついたと褒めると、息子の菊介は、同じ農協に就職した夕見子に恥ずかしいところは見せられないと言います。
夕見子は大学を卒業後、父・剛男と同じ音問別農協に就職していたのでした。
そして、組合長の田辺にも信頼されていると、兄・照男は誇らしげになつに話すのでした。
そんな時、興味深そうに悠吉たちの仕事を見ていた坂場が言います。
「皆さんの仕事は、いいですねぇ」と目を輝かせて言うと、生産の美を追求できるこの暮らしこそが人間の美徳だと、難しいことを言い始めました。
「牛飼いだからしかたなくやってるだけだ」と投げやりに言う菊介を、坂場は真っ向から否定し菊介を怒らせてしまいます。
それでもかまわず、牛飼いをすることで人に喜びを与えることができるからこそ、「牛飼いに誇りを持てるのではないか」と熱く語るので、一同は唖然とするのでした・・・。
そのいきさつを、泰樹は外で黙って聞いていたのでした。
夕食にて・・・
砂良の父・弥市郎の撃った熊の肉の鍋を囲んで夕食が始まりました。
泰樹は弥市郎の冗談に乗るほど笑顔を取り戻したので、なつと坂場は胸をなでおろします。
なつは農協で活躍している夕見子に仕事のことをたずねました。
夕見子は十勝の全農協を集めて、バターを作る乳業メーカーを作ろうとしていると話しはじめました。
なつの大好きな故郷にも、新しい風が吹いているのでした・・・
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なつぞらネタバレ19週109話|感想を最終回まで!
◆柴田家の面々にほっこり
いきなり牛の糞で滑って転ぶイッキュウさんを見て、なっちゃんと同じく「大丈夫なの?」と不安な幕開けでしたね。
とにかく無事に結婚が認めてもらって良かったー!
結婚の報告をするために北海道へやってきたなっちゃんとイッキュウさん。4月の北海道ロケでのオフショット。中川大志さんは今回のシーンで『なつぞら』北海道ロケに初めて参加しました。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #中川大志 #北海道ロケオフショット pic.twitter.com/tBFDj3vSVz
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) August 4, 2019
とはいえ、なっちゃんのことが大好きな泰樹じいちゃんが、家族に押し切られた形になってしまい、寂しそうにしていたのが気になりました。
それでもイッキュウさんから「必ず幸せにします」と引き出したことは、さすがじいちゃんですね。
鉄拳か、弥一郎さんの銃で抹殺されなくてよかった(笑)
それにしても、柴田家は相変わらずほのぼのとしていて、見ている私もほっこり癒されました。
結婚の形にこだわって、芝居じみたことを大真面目にする富士子さんと、やや威厳が出てきた剛男さん。
鋭いツッコミを入れる夕美子ちゃんと、年頃のお嬢さんになった明美ちゃん。
照男さん、砂良さん、ちーくん親子。
映画がつまらなかったとバッサリ切り捨てたちーくんは、今後もなっちゃんの作るアニメに、忖度しない厳しい批評を届けてもらいたいものです。
そして、悠吉さんと菊介さん親子も、柴田家には絶対に欠かせないスパイスということを改めて知らされましたね。
熊肉を持ってきてくれた弥一郎さんが、熊を撃った理由を打ち明けた時に、菊介さんプロデュースの喜劇じみた照男兄ちゃんのプロポーズ(第10週60話)を思い出しましたね。
新しい家族が増える時ってとっても嬉しくなりますよね♬
◆ブレないイッキュウさん
悠吉・菊介さん親子に、小難しいこと言い出したイッキュウさん。
どんな相手にもブレない姿勢に、ある意味で頭が下がります。
「こんなとこで言わなくても!キッー」と叫びたげな、なっちゃんの気持ちが痛いほどよくわかります。
泰樹じいちゃんも話を聞いていましたけど、なんて思ったのでしょうね?
イッキュウさんを見直したのか、イラっときたのか気になるところでした。
ところで、イッキュウさんは十勝でもこんな調子でいくのかと思うと少し先が思いやられます。
北海道へ来て洗礼を受けると思っていましたが、カルチャーショックを受けるのは、イッキュウさんではなく柴田家の人たちかも。
そんな中で、魂の倉田先生は話が合うかもしれませんね♬
つかの間の北海道編の週が始まりました!
一番の目的の結婚報告をクリアした二人は、この後、十勝をどう満喫するのでしょうか。
それと、夕見子の計画も楽しみですね。
それでは今週もどうぞよろしくお願いいたします♪
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同