NHK朝ドラ『なつぞら』に満を持して『田中裕子さん』の登場です。
高橋秀子(たかはしひでこ)役
田中裕子(たなか ゆうこ)
第21週で、なつが女の子を出産します。
田中裕子さんは、なつを担当する産婦人科医師の『高橋秀子』を演じます。
もくじ
札幌育ち?の田中裕子さん(プロフィール)
日本を代表する女優の田中裕子さん(アニマ出版所属)は、現在64歳(2019年8月現在)です。
芸名での読み方は「ゆうこ」ですが、本名は「ひろこ」とのことです。
引用:https://www.asahi.com/
田中さんは1955年(昭和30年)4月29日に大阪府池田市で生まれ、中学2年生から北海道札幌市で過ごします。
札幌西高校を卒業後に、女優を目指して明治大学文学部演劇学科へ進学。
大学在学中に劇団『文学座』へ入り、女優のキャリアをスタートします。
1983年の朝ドラ『おしん』でヒロインの青年期を演じて国民的女優へ。
その後、現在まで、映画・テレビ・舞台など幅広く活躍中なことはご存知のとおりです。
長年の活躍が認められ、2010年には紫綬褒章を受章しています。
夫は「ジュリー」の愛称で親しまれる、歌手・俳優の沢田研二(さわだけんじ)さんです。
引用:https://toyokeizai.net/
ちなみに、田中さんと沢田さんの間には、お子さんはいないとのことですよ。
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朝ドラ史上に見る田中裕子さん
田中裕子さんは『なつぞら』で朝ドラ出演5作目となりますが、ヒロイン経験者としてはトップの朝ドラ出演回数を誇っています。
田中裕子さんの朝ドラ出演作品
第23作/1979年(昭和54年前期)放送
『マー姉ちゃん』ーヒロインの妹・磯野マチ子役
第31作/1983年(昭和58年全期)放送
『おしん』ーヒロイン田倉しん役(青年期)
第71作/2004年(平成17年後期)放送
『わかば』ーヒロインの母・高原詩子役
第92作/2015年(平成27年前期)放送
『まれ』ーヒロイン家族の大家・桶作文役
第100作/2019年(令和元年前期)放送
『なつぞら』ーヒロインの担当産婦人科医・高橋秀子役
出演作品数もさることながら、主人公と関わりのある重要な役ばかりで驚きますよね。
ななちゃん
全世界が涙した、朝ドラ『おしん』
田中裕子さんの出世作『おしん』(脚本:橋田壽賀子)は、1983年4月から一年間に渡って放送されました。
2019年現在、毎朝NHK-BSで再放送中(2019年4月1日〜2020年3月、毎週月~土曜日7:15-7:30)のため、『なつぞら』の前に、ご覧になっている方もいらっしゃるのでは?

引用:https://www.nhk.or.jp/
上記写真は、『おしん』のヒロインを年代別に演じた3人(写真左から:中高年期・乙羽信子さん、少女期・小林綾子さん、青年期・田中裕子さん)。
『なつぞら』山田天陽の母・タミ役の小林綾子さん(画像中央)は、日本中を涙の朝にしてしまった張本人ですよね。
また、『雪月』の雪次郎の母・妙子役の仙道敦子さんも、おしんの姉・はる役(少女期)で出演していました。
社会的ブームを生んだ『おしん』は、番組最高視聴率62.9%、全297話・平均視聴率52.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。
日本のテレビドラマ史上において歴代第1位の記録は現在も破られていません。
また、日本だけでなく世界68の国と地域で放映され、世界で最もヒットした日本のテレビドラマとして知られる作品です。
朝ドラ・次回作『スカーレット』にも関係!?
次回作『スカーレット』(9月30日スタート)のヒロインのヒントになったのは、女性陶芸家の草分けの神山清子(かみやまきよこ)さんと発表されています。
神山さんの半生を描いた映画『火火(ひび)』(2005年公開、監督:高橋伴明)では、主役を田中さんが演じました。
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なっちゃんと『anone』で共演
田中裕子さんは、『なつぞら』なつ役の広瀬すずさんと日本テレビ系ドラマ『anone』(2018年放送、脚本:坂元裕二)で共演しています。
広瀬さん演じる社会からはぐれた少女・辻沢ハリカと、田中裕子さん演じる老齢の女性・林田亜乃音(はやしだあのね)を中心にした物語は大きな反響を呼びました。
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歴代ヒロイン11人目の田中裕子さん|まとめ
歴代ヒロイン11人目として『なつぞら』に登場する、視聴率60%超えの女優・田中裕子さん。
ベテランの女医として、なっちゃんの初産を手助けする役どころです。
出演時間はあまり多くないのかもしれませんが、『なつぞら』の中でも印象深いシーンになることは間違いなさそうですね♪
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同