NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレ23週134話あらすじ感想
2019年9月3日(火)放送
なつぞら第23週テーマ「なつよ、天陽くんにさようなら」
なつぞらネタバレ23週134話|あらすじを最終回まで!
天陽のアトリエにて・・・
徹夜で描き上げた馬の絵を見つめた天陽は、何かを成し遂げたかのように満足の表情をうかべます。
隣で絵に見とれていた靖枝ですが、我に返り病院に戻るようにと天陽を促します。
天陽は「大丈夫だ」と口にすると、畑の様子を見てくると言い出すのでした。
一緒に行こうとする靖枝に、天陽は両親や子どもたちを頼むと、「ちょっと行ってくるだけだから。すぐ戻る」と言い残し出て行きました。
靖枝は心配そうに見送るのでした・・・
畑にて・・・
立派に育っているジャガイモ畑に足を踏み入れた天陽は、満足そうに笑みを浮かべます。
そして、十勝の大地を確かめるように土に手を入れると、うつろな表情で「あったかいな・・・」とつぶやきます。
おもむろに立ち上がった天陽は、麦わら帽子を空に向かい投げ飛ばしました。
その瞬間、天陽は畑に倒れこむのでした。
それは、夏の終わりのことでした・・・。
『東洋動画』にて・・・
なつのもとへ、深刻な顔をした陽平がやって来ました。
なつは、陽平もマコプロに行くのかと冗談を言いますが、陽平は重苦しい口調で「なっちゃん・・・落ち着いて聞いてくれるか」と切り出しました。
「天陽が死んだんだ・・・」
「何を言ってるんですか?」なつは受け入れられません。
陽平も信じられないと口にすると、「どうも嘘じゃないみたいだ…」と呆然としています。
なつは、頭の中が真っ白になるのでした・・・
柴田家にて・・・
9月に入り、ようやくまとまった休みを取れたなつは、優を連れて柴田家に帰ってきました。
優は2歳の頃以来で、物心がついてからは初めての十勝です。
「おばあちゃんただいま!」優は富士子の胸に飛び込ました。
集乳所にて・・・
なつと優を、歳を重ねた泰樹や照男らがを歓迎します。
恥ずかしがってなつの陰に隠れてていた優も、すぐに泰樹の膝の上に座ります。
天陽の話になり、なつは「忙しいのもあったけど・・・びっくりし過ぎて、本当になるのが怖くてすぐに来られんかったわ・・・」と胸の内を明かします。
泰樹はゆっくりしてから天陽に会いに行けばよいと、傷心するなつを気づかいました。
なつは皆の優しさに、心が救われるのでした。
その夜・・・
家族から大歓迎を受けて疲れ果てた優の寝顔を見ていたなつは、仕事を辞めるかもしれないと富士子に打ち明けました。
驚く富士子に、なつは「自分が何をしたいのか、分からなくなって・・・」と告げます。
そして、今は優といられる時間を、一番に大切にしたいと思っていると話すのでした。
天陽の家にて・・・
翌日、なつは、天陽の位牌に線香をあげました。
その後、なつはアトリエを見せてほしいと言い、優と二人天陽のアトリエに入りました。
しばらくアトリエに並んだ絵を見ていると、優が「あ、ママ! 本物だ! 本物のお馬さんがいるよ!」と興奮します。
なつもその力強く描かれた馬の絵に見とれるのでした・・・
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なつぞらネタバレ23週134話|感想を最終回まで!
◆天陽くん安らかに…。
いきなりこのシーンからですか~!!
北海道で収録されたじゃがいも畑のシーン。このシーンは、スタッフ全員がとても大切に時間をかけて撮影に臨みました。#朝ドラ #なつぞら #吉沢亮 pic.twitter.com/Sa9X75CMxT
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 3, 2019
サブタイトルから、すでに気が付いていたとは言え、つらいですね。
ここで生きると決め、自ら切り開いたジャガイモ畑での天陽くんの表情は、切ないほどにはかなげで美しかった!
そして、土に触れつぶやいた「あったかいな」の言葉と、『さよなら』と言うようにゆっくりと飛ばされた麦わら帽子は、彼の死をさらに悲しくもの語っていました。
十勝の大地に包まれて逝った天陽くん。
「天陽くんの死を本当にするのが怖かった…」というなっちゃんの気持ちが、よく理解できます。
万感、胸に迫りますが今は、ただただ安らかにと祈るのみです。
天陽くんゆっくり休んでください。
作:山田天陽#朝ドラ #なつぞら pic.twitter.com/vIx2aDPYOh
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 2, 2019
◆優ちゃんと一緒の里帰り
冒頭の切なく、つらい天陽くんとの別れを癒し、何とか気持ちを立ち直させてくれたのは、我が愛する泰樹じっちゃんの好々爺ぶりです。
今では曽じっちゃんになった泰樹さんの、優ちゃんを見守る眼差しが半端ない!
ただただひたすら嬉しそうに可愛いものを眺める。
あの仕草は優ちゃんの無垢さ加減に負けないほどの、無垢な思いにあふれています。
剛男おじいちゃんちゃんと泰樹じっちゃんの、優ちゃんの取り合いでは、やはりいまだに剛男じっちゃんの分が悪い…。
さらに富士子おばあちゃんとの優ちゃん争奪戦にも、やはり勝てそうにない剛男おじいちゃん。
少しかわいそうだけど、この三人の関係性が柴田家の平和の象徴なんですよね。
そして、泰樹じっちゃんは、なつを育てた日本一のじっちゃんです。
強くて優しくて、そのくせ可愛らしい泰樹じっちゃんを、優ちゃんも大好きになるに違いありませんね。
天陽くんのことがなければ、今回の里帰りでは優ちゃんの3人の従兄弟たちとのご対面が楽しみの一つでしたが…。
何はともあれ、中学生になった照男兄ちゃんの息子・チーくん(地平くん)が、自家製タンポポ牛乳の成果なのか、大きくなっていたのにはびっくり。
なっちゃんに抱かれていた次男・拓男くん(ターくんかな?)とチーくんには会えましたから、小畑家の雪見くんにも会いたいですよねぇ。
乞うご期待ですね♪
134話は、いかがだったでしょうか。
農業と絵にこだわっていた天陽くん。
大好きな馬の絵を描き上げ、みんなで開墾した畑で命果てるというのは、天陽くんの最期に相応しいものでした。
天陽くんの遺作からなっちゃんは何を感じ取るのでしょうか・・・
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同