NHK朝ドラ「なつぞら」
ネタバレ23週136話あらすじ感想
2019年9月5日(木)放送
なつぞら第23週テーマ「なつよ、天陽くんにさようなら」
なつぞらネタバレ23週136話|あらすじを最終回まで!
雪月にて・・・
『雪月』のある通りは、すっかりモダンな商店街となっていました。
そして、洋菓子喫茶風の『雪月』に、なつと優がいました。
「お待たせー」パテシエ姿の雪次郎が現れます。
「雪月ロールとシュークリーム、そして、おバタ餡サンド」と言いながらテーブルに並べました。
息子の雪見(ゆきみ)君は、優が美味しいと言うと「よかった~」と嬉しそうに満面の笑顔をうかべます。
そんな、談笑の中で雪次郎の母・妙子が加わり、天陽の話になります。
皆が気づかう中、なつは、天陽は今も変わらずに居るような気がすると言います。
「俺もそうなんだわ、なっちゃん。」雪次郎も天陽がいなくなったとはどうしても思えないと話します。
やがて、とよばあちゃんと、店主・雪之助も顔を見せます。
雪之助は、一瞬考えるそぶりを見せた後、「なっちゃんに見てほしいもんがあるんだわ」と言い出します。
それは、亡くなる前に天陽が描いてくれたという『雪月の包装紙』でした。
それを見たなつの目から、一瞬にして涙が溢れます。
それは、十勝の雄大な景色にポツンとひとり立つ少女の絵でした。
それはまさに、幼い頃のなつの姿でした。
雪之助が、その時の話を伝えます。
天陽は、なつの開拓者精神から、天陽の十勝での暮らしが始まっていると話したと言います。
そういう出会いを、雪月のお菓子にも込めたいと言うと、雪之助も感激し「それを聞いたら、なっちゃんも喜ぶだろうね」と目を細めたのでした。
そして、なつが何かでくじけそうになった時には、「雪月のお菓子をその包装紙に包んで送ってやってください。」と言っていたといいます。
「天陽くんは、子供のころの思いをずぅっと大切にしていたんだね…」
なつはその天陽の思いに、ふたたび涙があふれるのでした。
そして、『雪月の思い』と『天陽の思い』に包まれたお菓子を、「東京のなっちゃんへ…」と手渡されると、なつは北海道で過ごしたすべての時と、すべての人たちの思いを受けとめるのでした・・・
柴田家夕食にて・・・
砂良の父・弥市郎が来ていました。
弥市郎は、「あいつは作品そのものになったんだ」と芸術家天陽を語ります。
なつの父・剛男は、天陽は寿命を知りながらも、自分は作品と共に生き続けることを家族に教えたくて、病院を抜け出して帰ってきたかもしれないと、話します。
皆が口々に天陽の事を話す中、泰樹がぼそりと言います。
「なつ、おまえは大丈夫なのか…」
なつと天陽を誰よりもずっと見続けてきた泰樹は、なつの気持ちを察します。
「うん…大丈夫」と泰樹に笑顔を送るなつ。
そして、今も天陽はみんなの心に生き続けている「きっと、それが答えだね…天陽くんの」と言い、天陽の死をようやく受け入れるのでした。
寝室にて・・・
なつは坂場から渡された『大草原の小さな家』を、優に読み聞かせていました。
やがて寝付いた優。
その寝顔を見たなつは、おもむろにスケッチブックにペンを走らせます。
物語りを読んでいるうちに、登場人物のイメージがふつふつと湧いてきたのでした。
そして翌朝のこと、
優がそのスケッチブックの絵を見て「これ見たい、優ちゃんこれが見たいよママ!」と、なつを揺り起こします。
「優これ見たいの?」と、なつの顔が輝きます。
そして飛び起きると、急いで電話に走ります。
ダイヤルを回すなつの顔からは、もう迷いは消えていたのでした・・・
◆視聴率60%超えのあの朝ドラを一気見できるんです。もちろん無料ですよん♬~
スポンサーリンク
なつぞらネタバレ23週136話|感想を最終回まで!
◆とよばあちゃんは役者が一枚上!
雪月を訪ねたなっちゃんと優ちゃん母子を、小畑家の面々が勢ぞろいでお出迎え。
がんばれ…なっちゃん#朝ドラ #なつぞら #吉沢亮 pic.twitter.com/hlizXnfUZP
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 5, 2019
雪之助さんと妙子さん夫妻の頭にもすっかり白髪が増え、それだけ月日は流れているのだと気づかされます。
でも、とよばあちゃんのギャグは、相変わらずひねりが効いていました。
なっちゃん母子の顔を見るなり「相変わらずメンコイね、なっちゃんは~」と、優ちゃんの頭を撫でる大ボケをかましましたよね。
皆を煙に巻き、オロオロするのを見て楽しむ余裕まである、そんなとよばあちゃんは役者が一枚上!流石です。
威勢が良く口八丁の『十勝のおしゃべりばあさん』まだまだ健在、元気です。
少し足腰が弱っているようでしたが、泰樹じぃちゃんととよばあちゃんには絶対、元気で長生きしてほしいですよね♪
◆心に刺さる名言のオンパレード!
今日、なっちゃんに語り掛けたとよばあちゃんの言葉。
「残された者はつらいけど、先に逝った者、大切な思い出に恥ずかしくないように生きなければ…」
さすがに、開拓の時代を生き抜いたとよばあちゃんの言葉には、真実と強さがあります。
さらに、柴田家で夕食を摂りながらの弥市郎さんが語った言葉。
「天陽の人生は、長いも短いもない。ただそこにあるだけ…。あいつは作品そのものになった」は、画家・山田天陽を見事に表現していますよね。
世代は違っても、弥市郎さんは同じ芸術家として、天陽くんをとても評価していたことがうかがい知れる一幕でした。
それだけでなく、今日は心に沁みるセリフが多く、天陽くんがデザインした雪月の包装紙のシーンもそうでした。
あの包装紙欲しい~♪
136話は、いかがだったでしょうか。
まさか、三日も続けて天陽くんに泣かされるとは思いませんでした・・・。
結ばれることのなかったなつと天陽くんですが、魂の繋がりはこれからも永遠に続くことでしょうね。
なっちゃんの次なる動きが楽しみですね♪
ではでは
朝ドラ♪ランド♬一同
◆10代の天陽となつの雪原での別れをもう一度観るならコチラから▶