朝ドラ「スカーレット」
ネタバレあらすじ感想
2019年10月12日(土)放送
スカーレット第2週テーマ
「意地と誇りの旅立ち」
【スカーレット】ネタバレ2週12話|あらすじを最終話までお届け!
川原家にて・・・
「大阪で働け!春からお前は大阪や」
突然の展開に、喜美子は言葉を失いますが・・・
「ほな、うち大阪行くわ!」
精一杯の笑顔を浮かべ、家族のために大阪行きを受け入れたのでした・・・
翌朝・・・
常治は、家族全員の前で、あらためて喜美子の大阪行きのことを話しました。
『荒木商事』の女社長・荒木さだは、親戚だから心配はいらないと言うので、喜美子は安心します。
これからは、妹の直子と百合子が家の仕事を手伝うことを約束しました。
喜美子が妹達に、何か欲しいものがあるかかとたずねると、二人はテレビジョンをせがみました。
「ほなみんなで頑張ろう!」
喜美子の掛け声で、家族が一致団結するのでした・・・
その翌日・・・
喜美子の担任・寺岡先生が、川原家をたずねてきました。
寺岡は、絵だけではなく勉強も優秀な喜美子は、無償で高校進学することができるかもしれないと言います。
しかし、常治は「女に学問は必要ありませんわ」と切り出すと、家の苦しい家計事情を明かし、大阪へ行き仕送りする以外の道はないと口にしました。
喜美子は、黙って聞くことしかできないのでした・・・
卒業式の後・・・
中学の卒業式を終えた喜美子が、信作と帰り道を歩いていると、血相変えた照子が追いかけて来ました。
大阪行きを認めたくない照子は、「行くなら、うちを倒してから行け!」と、立ちはだかるのでした・・・
道場にて・・・
『草間流柔道』の教えどおり、礼をしてから道場に足を踏み入れた喜美子と照子は、試合をはじめます。
「とやあ~!」
喜美子の投げ技が見事に決まりました。
照子は、戦死した兄の代わりに『丸熊陶業』を継がねばならず、婦人警官になる夢を諦めていました。
「うち性格悪いさけ、友達ができひんかった」と口にすると、高校へ行っても友達ができないから喜美子がいないと困ると照子は嘆きます。
そして「あんたいいひん信楽は、想像できひん・・・大阪行ったらあかん。一生許さへんで!」と迫ります。
照子の言葉を、信作も思いつめた表情で聞いています。
喜美子はメソメソ泣き出す照子におどけながら「元気でな~、あんあたのこと忘れへんで~」と別れを告げるのでした・・・
川原家にて・・・
喜美子は風呂焚きをしながら、入浴中の常治に話しかけます。
信楽に来たばかりのころ、よそ者を化かすというタヌキに会って以来、今はさっぱり見ていないと言います。
そして、「うちはもうよそもんちゃう、信楽の子や、信楽が好きや」と、胸の内を明かしはじめると、一気に寂しさがこみあげてきます。
「うち・・・大阪行きたない!ずっと信楽にいたい!みんなとここで暮らしたい!」
喜美子は泣きじゃくりました。
黙って耳を傾けていた常治は、タヌキに出会った道の先にある、夕日のきれいな場所へ行くように告げます。
「大阪行ったら、もう見られへんで・・・」それが、父・常治の答えでした。
信楽の夕日・・・
喜美子は、父に教えてもらった、信楽を見渡せる見晴らしの良い場所に出かけました。
見事な夕日が浮かぶその光景を瞳に焼き付けると、憑き物が落ちるかのように悲しみが消えました。
そして、ふと足元で見つけた焼き物のかけらを夕日にかざすと、 色鮮やかな『緋色(ひいろ)』に輝きます。
喜美子は、この『かけら』を信楽の思い出として、旅の供にするのでした・・・
つづく
【スカーレット】ネタバレ2週12話|感想を最終話まで!
喜美ちゃんが落ち込んでいる間に、常治父さんが駆けずり回って大阪に就職先を見つけて来ました!
【連続テレビ小説『スカーレット』第12回・矢部太郎さん】本当に思っていることは、なかなか口にできません。柔道場でキミちゃんに一本取られて天を仰いだ照ちゃんが言う「友達……続きは https://t.co/Y5qskdGS1l #スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/QRXjpNHytn
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) October 11, 2019
何が何でも喜美ちゃんを就職させるという、常治父さんの気迫を感じます。
突然、大阪行きを告げられたにも関わらず、快諾する喜美ちゃんは健気で、涙が出てきそうです。
幼い時から家族第一で生きてきた喜美ちゃんですから、「NO」と言う選択肢はないですね。
そして、信楽と別れを告げるシーンの一つ一つが切なすぎますね・・・。
照ちゃんや信作くんとのお別れは、本当に胸をうたれました。
あの強がりな照ちゃんが、寂しい胸の内をさらけ出す姿は涙が止まりませんでした。
この三人は、生涯の友としていつまでも本音を言い合える仲でいてもらいたいものです。
そして、信楽の夕日を目に焼き付けるシーンも名場面でした。
信楽を離れたくないけど、家族のためには行かなくてはいけない。
揺れ動く心を抑えながら、大阪行きを受け入れていく・・・。
きれいな夕日によって迷いが吹っ切れたこのシーンは、今後も幾度かプレイバックするかもしれませんね。
さらに、足元で見つけた焼き物のかけらは、今後の様々な出会いを生む、重要なアイテムになるとのことですよ。注目です~♬
ではでは
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