朝ドラ「スカーレット」
ネタバレあらすじ感想
2019年11月18日(月)放送
スカーレット第8週テーマ
「心ゆれる夏」
【スカーレット】ネタバレ8週43話|あらすじを最終話までお届け!
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昭和33年(1958年)冬
絵付師・深野の九番弟子、『キュウちゃん』になった喜美子。
修行に近道はないと言う師匠・深野の教えを守り、寝る間も惜しんで、ひたすら技術の習得に明け暮れました。
その成果もあり、ついに深野から認められ、絵付けで給料をもらえるようなります。
絵付師のスタート地点に立つことを、父・常治も自分の事の様に喜んだのでした・・・
昭和34年(1959年)夏
21歳になった喜美子。
深野の弟子になって3年経ち、運命が大きく変わる夏がやって来ました。
『丸熊陶業』では深野心仙デザインの絵付け火鉢が、年々右肩上がりの売れ行きを見せ、忙しい日々を過ごしていました。
社長の秀男も自ら『絵付係』の作業場に顔を出し、増産の相談をするのでした。
絵付係作業場にて・・・
喜美子は、深野に、今年の新しいデザインについてたずねました。
そして、深野が描いたデザインを見た喜美子と、兄弟子・池ノ内と磯貝は、その出来栄えに目を輝かせるのでした。
すると深野が、思わぬことを言い出しました。
「キュウちゃんもひとつ、やってみるか?」
絵付けは兄弟子達に追いついてきたので、残りはデザインだと深野は勧めます。
池ノ内と磯貝は、今年はデザインを出さないといいます。
社長の秀男は、深野のデザインにこそ価値があると考えていました。
そして、弟子のデザインは採用する予定はないと、通告していたのです。
喜美子もそれを知っていたため、「採用・・・していただけますかね・・・」と、自信がありません。
すると深野は「打たぬ鐘は鳴らぬ」と、喜美子の背中を押すのでした。
フカ先生の教え・・・
深野は、この先、絵付けを一生の仕事としてやっていくつもりかとかと、喜美子に聞きます。
喜美子は、きっぱりと「はい」とうなずきます。
「ほなやってみたらええ」
深野は、ものづくりは一生修行だから、デザインが採用されるまで何回でも取り組めばよいと、喜美子を励まします。
「分かりました、挑戦してみます!」
すると深野は、デザインは一点ものの芸術品を作るのではないと言います。
そして、絵がうまいか下手かではなく、大量生産に向いていて、みんなに「ええなぁ」と言って求められる、それがデザインだと助言するのでした・・・
その後・・・
喜美子は、仕事中も家でも、デザインのことを考え続けます。
誰からも買ってもらえるようなデザインを考えることは、なかなか難しいことでした。
「どんなデザインやったら、買うてくれるやろか・・・」
喜美子は、身近な人が火鉢を使ってくれることを想像します。
ふと思いついたのは、大阪で過ごした日々でした。
『荒木荘』の面々の笑顔を思い浮かべると、自然とペンが走り出すのでした・・・つづく
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【スカーレット】ネタバレ8週43話|感想を最終話まで!
さて、月日は3年スキップ!
フカ先生の9番目のお弟子さん『キュウちゃん』は、努力の甲斐あって、絵付師の卵として認められました。
食堂の仕事を続けながら、休憩時も、自宅でもひたすら筆を走らせる日々。
紙ではなく焼き物ですから、練習台となる材料集めも重労働でした。
遊び盛りの年ごろなのに、よくぞ頑張りましたよね。
フカ先生はもちろんですが、一番さんも二番さんも穏やかな人たちで、喜美ちゃんを温かく見守り、ノビノビ育てたくれましたよね。
仮に、以前『丸熊陶業』に居た絵付師チームに喜美ちゃんが弟子入りすることができたとしても、ブラック修行時代を送ったかもしれませんね・・・。
そして、絵付師・川原喜美子にチャンス到来です。
喜美ちゃんに課せられた条件は、大衆に支持され、量産に向いているデザインです。
美術学校主席や、大臣賞の絵の腕前でも通用しない・・・プロの世界の厳しさをあらためて感じますね。
「滋賀県で金賞」は井の中の蛙だと知った喜美ちゃんが、どんなデザインを用意するのか期待したいと思います。
ところで、デザインに頭を悩ます喜美ちゃんのアイデアの基となったのが、『荒木荘』の面々!
回想シーンでしたが、さださん、大久保さん、ちや子さん、圭介さん、雄太郎さんが久々に登場してくれました。
『荒木荘』での日々は、喜美ちゃんの人生にとってかけがえのない大切な思い出ですから、今後も、定期的に登場してくれることを期待しましょう。
そして、今話より、三女の百合子ちゃん役として、福田麻由子(ふくだまゆこ)さんが登場しました。
恐らく中学生と思われる百合子ちゃんは、今や喜美ちゃんより料理の腕は上のようですね。
ますます忙しくなる喜美ちゃんを、しっかり支えてくれることでしょう♪
ではでは