朝ドラ「スカーレット」
ネタバレあらすじ感想
2020年3月16日(月)放送
スカーレット第24週テーマ
「小さな希望を集めて」
【スカーレット】ネタバレ24週139話|あらすじを最終話までお届け!
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川原家にて・・・
昭和59年(1984年)2月。
仏壇に向かい、喜美子は手を合わせます。
喜美子のドナー適合検査の結果が出る日です。
白血球の型が一致すれば、『骨髄移植』への道が開かれます。
喜美子は、思いを巡らせながら病院へと向かうのでした。
病院にて・・・
「残念ですが・・・」
大崎医師は、武志と喜美子の白血球の型は、一致していなかったと話します。
喜美子は、覚悟をしていたものの肩を落とします。
大崎医師は落胆する喜美子を心配しますが、「一致せんかったもんはしゃあない!」と、喜美子は気丈に答えるのでした。
そんな喜美子に、大崎医師は、同じような境遇の親達が運営する『白血病の患者と家族の会』を紹介するのでした。
工房にて・・・
帰宅した喜美子は、武志に病院に行ってきたと話します。
「あっ分かった!」
武志は、間髪入れずに答えると「あかんかったんやろ?」と、明るく返します。
武志は、母・喜美子に、悲しい顔はさせたくなかったのでした。
そして、「検査を受けてくれてありがとう」と、感謝します。
喜美子は、何も言わずその場を後にするのでした・・・
数日後・・・
病院で検査結果を聞いた八郎が、喜美子に報告しました。
「参ったな、ハチさんもあかんかったか」喜美子の嘆きが工房に響きました。
八郎は、診察室で結果を知らされた後、どうやって帰ったのか覚えていないと落ち込みます。
すると喜美子は、今後、後ろ向きなことを言ったら罰金を取ることにしようと言い出します。
そして、空瓶を八郎の前に置きました。
前向きな喜美子の言葉に、八郎は苦笑いで返す事が精いっぱいなのでした。
川原家にて・・・
照子と信作、百合子がやって来ました。
照子は、夫・敏春と検査を受けると言い、娘たちにも声をかけると話します。
信作も、役場の人にも聞いてみると言います。
「他にも、力になってくれる人がいるで、きっと!」と、照子が元気づけます。
喜美子と八郎は、親友たちの申し出に深く感謝し、心強く思うのでした。
ゲームセンターにて
アルバイトを続ける武志は、話があると言って親友の大輔と学を呼び出しました。
「白血病や…」
武志は病名を明かすと、3年から5年は治療が続くと話しました。
そして、大輔にその先はどうなるのかと聞かれた武志は、「どうなるんやろな・・・」と、顔を曇らせます。
てっきり、真奈との交際報告だと思っていた二人は、愕然とするのでした。
川原家にて・・・
大輔と学、そして、真奈は、喜美子を訪ねると、ドナー検査の協力者を募る活動を始めてくれるといいます。
さらにその輪は広がり、多くの人々がドナー検査に名乗りを上げてくれるのでした。
「ありがたいなぁ」
武志は、協力者名簿の大勢の名前を見つめて、希望に胸を熱くするのでした。
数日後・・・
協力者たちから、続々と検査結果の連絡が届きました。
「あかんなあ、全滅やな…」と、喜美子。
武志は結果を受け止めると、協力者の名簿に向かい心から感謝しました。
そして、落ち込むことなく前向きに生きようとする、そんな武志の姿を見て、喜美子は頼もしく思うのでした。
ある日の事・・・
一人苦悩する喜美子のもとに、突然、ちや子から連絡が入りました。
「気分転換にちょっと出てけぇへん」
サニーからの電話でした。
ちや子の声を聞いた喜美子に、さっと笑顔が広がるのでした・・・つづく
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【スカーレット】ネタバレ24週139話|感想を最終話まで!
ドナー探しの険しい道が始まる

親子間におけるHLA型継承モデル
最もドナーの可能性が高かった喜美ちゃんとハチは不適合でした。多くの協力者たちも・・・。
『骨髄移植』を実現するためには、同じ白血球の型を持つ人を探さねばなりません。
上記の図のように、父親が持つ一対の遺伝子が『AとB』、母親が持つ一対の遺伝子が『CとD』です。
夫婦から生まれる子供に現れる遺伝子は4パターンのため、同一の両親から生まれた兄妹ならば一致する可能性は25%です。
とはいえ、四人ともバラバラの場合や、2人兄妹でも同じ可能性もあるそうです。
しかし、親で1%未満、他人ならば、数百から数万人に1人レベルという僅かな確率だそうです。
とはいえ、広い砂漠の中から、粉々になったガラスの欠片を探すような大変なことのようです。
武志くんの病気をキッカケにドナー登録について学んでみました。
◆ドナー登録できる条件
・趣旨を理解していること
・年齢が18歳~54歳の健康体
・体重が男性45kg以上、女性40kg以上(過度の肥満のNG)
ご興味があれば『日本骨髄バンク』などでお問い合わせください。
喜美ちゃんと武志くんは前向き!
残念な結果が続く中で、喜美ちゃんにも名簿に「ありがとう」と言える武志くん。
武志くんが生きようとする姿に、勇気をもらっている人がいっぱいることでしょうね!
そして、後ろ向き発言のたびに『罰金』と取ると言い出した喜美ちゃん。
『めおと貯金』の復活でしょうか♪
逆に捉えると、弱音を吐きたくなったら罰金を払って辛い気持ちを吐き出して気持ちを一新できそうです。
喜美ちゃんの優しさが詰まったルールとも言えそうですね。
そして、喜美ちゃんの心強い味方・ちや子さんが信楽へ!
ちや子さんは、穴窯で成功した喜美ちゃんを、全国的に知らしめた敏腕記者&市議会議員です。
明日は、ちや子さんに期待したいです。小さな希望が、もっともっと、たくさん集まれ~!
それと、どうでもよいことですが、豆まきの『鬼の人選』はミスだと思いました。だって、ハチさんでは全然迫力がない~♪
ではでは