NHK連続テレビ小説「あさが来た」
ネタバレあらすじ1週
2015年9月28日(月)放送
あさが来た1週テーマ
「小さな許嫁(いいなずけ)」
あさが来た ネタバレあらすじ 1週・1話
第1回目のシーンは、日本で初めて開校した日の出女子大学校の講堂から始まります。
1901年、今から114年前の明治34年の事でした。
この物語の主人公、白岡あさが白い西洋服を身にまとい、朗々と開校の挨拶をしています。
「みんなが笑って暮らせる世の中を作るには、女性のね、柔らかい力が大切なんです!」
そして、場面は主人公・あさの幼少期へと一気にさかのぼり、この物語が紐解かれます。
時は、江戸末期、幕府を中心とする武家社会が衰退し、やがて開国、明治へと変遷する時の荒波が押し寄せようとする、その前夜。
その嵐の前の静けさの中で、朝ドラ史上一番裕福なヒロインとまで言われる、京都の豪商・今井家の次女として“あさ”は育ちます。
姉のはつは、慎ましく凛とした評判の娘。一方、妹のあさは、蛇を振り回しながら道を歩き、丁稚と相撲を取っては投げ飛ばし、とまったく正反対の性格でしたが、二人はとても仲良しの姉妹なのでした。
そして、
この姉妹にはすでに「許嫁(いいなずけ)」が親同士の間で決められていたのでした。
京都随一の商家・今井屋の娘たちは、代々、大阪の両替屋に嫁ぐことが決まっていました。
二人の姉妹もしきたり通り、姉・はつは大阪一の老舗両替屋「山王寺屋」に、妹のあさも大阪有数の両替屋「加野屋」に、嫁ぐことが決まっていました。
今日は、妹のあさの許嫁・新次郎が父親と共にが大阪からやって来ました。
そんなことは露とも知らず、あさはいつものやんちゃ街道をまっしぐらに・・・
「あっ、パチパチはんや!」と、そろばんを見つけてはカシャカシャと振り踊りだしてしまいます。そんなあさを、ちょうど通りかかった新次郎が見ていると、目が合ってしまいます。
さらに、あさの父・忠興もやって来て、その様を見て叱りながらお尻を叩くのでした。
あさは、恥ずかしいやら痛いやら、初めての新次郎との出会いは最悪~だったようです・・・
つづく
□白ヘビの最初の恐怖シーンは?(10話)
□あさが五代と再会した場所は? (15話)
あさが来た 1週・1話・感想まとめ
さて、2015年下期の朝ドラ「あさが来た」が、いよいよ始まりました。
今回の物語のモデルとなったのは、知る人ぞ知る女性実業家の祖・広岡浅子さんです。
まだまだ女性の地位が確立されていないこの時代に、探鉱事業や銀行事業、生命保険事業などの経営者として名を馳せた広岡さん。
中でも、とりわけ大きな評価を得る仕事に、日本初の女子大学・日本女子大の創設があります。
ドラマのスタートシーンは、やはりその学校の開校式から始まりました。ドラマの中では「日の出女子大学校」となっていましたね。
と、まあ経歴を挙げますと途方もないお方であることは、間違いないのですが、ドラマは大いに楽しませていただけるとの番宣通り、快調な滑り出しを見せてくれました。
ドラマの設定では、あさは今井家の次女として生まれ、15歳で大阪の両替屋・加野屋の次男・新次郎に嫁ぎ、白岡あさとしての大活躍??が始まるわけですが、今週はその幼少期11歳頃のひと時が描かれます。
子役は、あさ役に鈴木梨央(すずきりお)ちゃん。その姉・はつ役に守殿愛生(もりどのまなせ)ちゃんの組み合わせで、跳ねっかえりのあさにしとやかなはつの二人が、愛くるしく演じられていました。
梨央ちゃんは、2008年NHK大河「八重の桜」で、主人公・八重の幼少期を演じて大注目をされて以来、ドラマ・CM・バラエティーと大人気です。
もう子役なんて呼べないほどの、経験豊富なキャリアを持っています。
今回も、はらはらワクワクのあさを見せてくれて、まさに朝から元気になってきます。
どんな悪さをしようとも、あの屈託のない笑顔でにっこり~、なんてやられたらもう叱る気も失せちゃうんじゃないですかね。
そして、愛生ちゃんの透明感のあるあのたたずまい。どことなく、成長したはつを演じる宮崎あおいさんに面影がダブります。
この二人の姿が、今週で見られなくなるのはホント残念~!!という声が、早くもあちこちで上がっています。
この姉妹の幼少期物語は、本編終了後のスピンオフ企画の筆頭でしょうね、きっと。
さてさて、まだまだ前半の主要登場人物があす以降どんどん登場します。これから登場するキャスト陣に、期待しつつ明日へとつづきます。
ではでは