朝ドラ「エール」
ネタバレあらすじ感想
2020年4月3日(金)放送
エール第1週テーマ
「初めてのエール」
【エール】ネタバレ1週5話|あらすじを最終話までお届け!
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古山家にて・・・
裕一の担任・藤堂先生が、古山家にやって来ました。
藤堂先生は、裕一の両親を前に、裕一には音楽の才能があると伝えます。
そこへ、裕一が帰宅しました。
藤堂先生は、「得意なものが見つかったんじゃないか?」と、微笑みます。
そして、人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできることが「お前の得意なことだ」と話すのでした。
さらに、「それが見つかればしがみつけ、必ず道は開く!」と、先生は熱く語りました。
裕一は、目を輝かせ、大きな声で「はい」と答えるのでした。
教室にて・・・
裕一の音楽の才能は、学校中の噂となりました。
放課後には、自分の詩に曲を付けてくれと頼む生徒が集まるようになりました。
さらに、藤堂先生の勧めでハーモニカ部にも入りました。
憂鬱だった今までとは一転し、裕一の充実した学校生活が始まるのでした。
下校中・・・
「君、気を付けろよ。急に人気者になったから、妬むやつはいるぜ」
クラスメートの久志が、裕一に忠告してきました。
その時です。
「ふさけんじゃねえ!」
怒鳴り声の方を見ると、『乃木大将』こと鉄男が農家の男に突き飛ばされていました。
鉄男は、父・善治を手伝って魚を売り歩いていますが、その魚が腐っていたというのです。
男が去った後、鉄男は裕一と久志に気付くと、無言で立ち去っていくのでした。
裕一は、鉄男が落としたらしい本を拾います。
『古今和歌集』という本でした。
すると、久志が「彼、学校やめるってうわさだ」と教えるのでした。
喜多一にて・・・
番頭の大河原が、店主・三郎に帳簿を見せて現状を伝えました。
その頃の『喜多一』は、急激な不況の影響で、経営不振に陥っていました。
さすがの三郎も、名門のプライドを捨て銀行に融資を申し込みます。
しかし、恫喝しても土下座しても、どこからも借りることはできませんでした。
応接間にて・・・
「お義兄さんに融資を頼もうと思う・・・」
窮地に陥った三郎は、力なく、妻・まさに打ち明けました。
まさは、頼む前に伝えておかなければいけないことがあると神妙な顔をします。
そして、兄・茂兵衛の要求『一人を養子に』という話を伝えるのでした。
ある日の事・・・
三郎は、裕一を連れ楽器店に行くと、高価な『楽譜』を買ってあげました。
大喜びする裕一を見て三郎は笑顔を見せますが、すぐに顔が曇ります。
店の危機が頭をかすめるのでした。
やがて、父・三郎と別れ一人で帰る裕一。
すると、いじめっ子の太郎と史郎に出くわしました。
裕一の楽譜に目をつけた二人は、逃げる裕一を追い回し、誰もいないお寺で楽譜を奪いました。
裕一は、「返せ!」と威勢よく立ち向かいましたが、歯が立ちません。
その時、「やめろ!」と声が響きました。
鉄男でした。
鉄男は楽譜を奪い返すと、二人を追い払いました。
「初めて本気で声出したな」と鉄男は言うと、その声に免じて助けてやったと立ち去るのでした。
鉄男の家へ・・・
しばらくして、裕一は、鉄男の落とした本を届けようと家を訪ねました。
「ふざげんなっ!」
鉄男の父・善治が鉄男を殴っていました。
裕一は、『いいひと』だと思っていた善治の別の姿を見て、驚くのでした・・・
つづく
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【エール】ネタバレ1週5話|感想を最終話まで!
リトル三羽ガラス集結!
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いずれ、福島の三羽ガラスとして名をはせる、裕一くんと鉄男くんと久志くんの3ショットが実現しました。
大人びた久志おぼっちゃまと、孤高の鉄男大将、そしてボンボン気質のあどけない裕一くん。
この三人は、舞台を東京に移してから『福島三羽ガラス』となって音楽の界隈で名をはせていきます。
鉄男くんが詩を書き、裕一くんが曲をつけ、久志くんが歌うレコードをリリースするようになるんですよ。
まだまだ先のことになりますが、今から楽しみですよね♪
天才作曲家の、はじめの1歩!
音楽の神様が降りてきて、初めての作曲を手掛けた裕一くん。
ついに、天才作曲家の第一歩を踏みしめましたね。
スクールライフは、嘘のような変わりようで、いじめっこの史郎くんや太郎君の悔しがる様子が面白かったですね。
主人公・裕一のモデルとなった、天才作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)さんは、その生涯において、約5,000曲を作ったそうです。
少年時代から作曲を始め、やがてプロの作曲家へ!
ヒット歌謡曲、映画音楽、舞台やラジオドラマの曲など幅広いジャンルの楽曲を手掛けました。
その中でも、スポーツ関係の行進曲や応援歌が特に有名です。
夏の高校野球『栄冠は君に輝く』、1964年東京オリンピック入場行進曲『オリンピック・マーチ』、阪神タイガースの歌『六甲おろし』、巨人軍の歌『闘魂こめて』など今でも愛されている楽曲がたくさんありますよね。
時代が変わっても、良い曲は歌われ続けるとはまさにこのことですよね。
▼日本の夏『栄冠は君に輝く』
ところで、古関さんは楽器を使わずに作曲をしていたそうです。
机に向かって、文章でも書くように作曲していたとか。
頭の中で奏でるメロディーだけで作曲するとは、やはり天才は違いますよね♪
ではでは