朝ドラ「エール」
ネタバレあらすじ感想
2020年4月6日(月)放送
エール第2週テーマ
「運命のかぐや姫」
【エール】ネタバレ2週6話|あらすじを最終話までお届け!
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鉄男の家にて・・・
裕一は、『乃木大将』こと鉄男が落とした『古今和歌集』を届けるために、家を訪ねました。
ところが、鉄男は家の前で父・善治から殴られていたのでした。
裕一は、固唾を飲んで見守ります。
「おめえは魚屋だ。色気出すんでねえ!」
善治は鉄男にそう吐き捨てると、紙の束を投げつけました。
それは、鉄男の書いた詩の数々でした。
その中の1枚が、裕一の足元に落ちました。
「空にかかれし満月の 地上に落ちてはかなくも 光里包みて紅燈の 小袖を濡らす涙雨」
裕一は、その美しい詩に心を奪われました。
その時、裕一を見つけた鉄男が「何見てんだ!」と、すごみます。
裕一は届けに来た本をカバンの中から取り出そうとしますが、鉄男は怒りに任せてそのカバンを取り上げ、地面に叩きつけました。
裕一は、恐怖のあまりその場逃げ出してしまいます。
そこには、裕一のカバンと壊れたハーモニカが残されていました・・・
翌日・・・
登校の道すがら、鉄男が誰かを待っていました。
そこに裕一が通りかかります。
鉄男が裕一を呼び止めると、裕一は再び恐怖に身をすくめます。
その時です。
「俺は筋を通す男だ・・・悪かった」と、鉄男は裕一に深々と頭を下げるのでした。
ハーモニカは、紐で巻いて修理してありました。
鉄男が直っているか吹いてみろというので、裕一はハーモニカ吹いてみます。
その調子の外れた音に、二人の心は和らぐのでした・・・
『喜多一』にて・・・
その頃、店主・三郎が肩を落として店に帰って来ました。
古くから取引のある『郡山東銀行』に融資を断られたのでした。
残るは、義兄・茂兵衛の経営する『川俣銀行』しか頼るところがありません。
しかし、茂兵衛に頼むということは、二人の息子のどちらかを養子に出さねばなりません。
そして、三郎は決断しました。
家中の骨董品やレジスターを売り払い、当面の資金を作ることにしたのでした。
お寺にて・・・
裕一と鉄男が、お互いのことを話しています。
鉄男は、昔の歌や詩が好きだと明かしました。
「すごっ!将来は詩人だね」裕一は目を輝かせながら言います。
そして、「しがみつけば必ず道は開く、大将、詩人になれるよ!」と、藤堂先生の言葉を使って鉄男を励まします。
すると鉄男は急に険しい目をして言うのでした。
「馬鹿を言うな…」明日の食べ物を心配する毎日だと言い、立ち去ろうとします。
そして、寂しそうに「俺は詩を書くのが好きだ。でも、それじゃあ飯は食えねえ」と、肩を落とすのでした。
裕一は咄嗟に、鉄男の詩に曲を付けてもっていくと約束します。
しかし鉄男は、何も言わずにその場を後にするのでした・・・
日曜日のこと・・・
昼下がりの穏やかな日差しと音楽に包まれ、ごろりと横になっている父・三郎と裕一。
そこに、母・まさが駆け込んできました。
「起きて、大変!」
魚屋の善治と鉄男の家族が、借金をしまくって夜逃げしたというのでした。
夕暮れの丘にて・・・
「大将出来たよ、聴いて」
裕一は、鉄男の詩に曲を付けた『浮世小路行進曲』を口ずさみます。
それは、裕一が生涯で初めて人のために奏でる『エール』でした。
一方その頃。
豊橋では、裕一の運命の人が波乱万丈な人生を歩き出していました・・・つづく
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【エール】ネタバレ2週6話|感想を最終話まで!
ギャップが素敵・乃木大将!
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喧嘩が強くて、誰もがひれ伏す『乃木大将』こと鉄男くんは、筋を通す男でした!
「づくだれ(意気地なし)」が大っ嫌いで、徒党は組まず、運動会では王様状態。
さらに、『古今和歌集』を愛読する詩人だった・・・。
このギャップが何ともカッコいいですよね♪
一方で、怖い父親・善治に日常的に暴力を振るわれ、詩まで禁止。
それでも、幼い弟・典男や母のために頑張る勤労少年でした。
しかも、借金をしまくった父のせいで、学校を退学して夜逃げ・・・。
「もー、善治ムカつく~!!」とテレビに向かって唸ってしまいましたよ。
鉄男くんは将来作詞家となり、裕一くんと一緒に曲を作ることになります。
鉄男くんのモデルは、名作詞家と言われる野村俊夫(のむらとしお)さんとされています。
裕一くんのモデルとなった古関裕而さんとコンビを組んで、『福島行進曲』など数多くの名作を世に送り出すことになります。
藤堂先生から言われて感銘を受けた裕一君が、鉄男くんにそれを伝えましたが、その答えは、近い将来に明らかになるようですよ。
そして、藤堂先生が鉄男くんに渡した名刺は、鉄男くんの将来に何か影響を与えます。
今後の展開で明らかになる時に、覚えておく必要がありますね。
ところで、鉄男くんの詩に、裕一くんが曲を付けた『浮世小路行進曲』は、鉄男くんに披露することがあればよいですね♪
『喜多一』の暗雲
福島県内有数の老舗呉服店の『喜多一』に暗雲が立ち込めています。
不況の影響と、三郎父さんの『どんぶり勘定』経営が響いていますね。
裕一くんの誕生記念で購入したレジスターや、古山家に代々伝わる骨董品を処分してまいました。
ひとまず急場しのぎは出来ましたが、すべて解決とは程遠い感じです。
歯ぎしりする茂兵衛さんの逆襲があるのか・・・今後の展開が気になります~。
ではでは