朝ドラ「エール」
ネタバレあらすじ感想
2020年5月1日(金)放送
エール第5週テーマ
「愛の狂騒曲」
【エール】ネタバレ5週25話|あらすじを最終話までお届け!
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『演奏会』当日・・・
『演奏会』の初日を迎えました。
3日間の全公演が満席となり、興行師・鶴亀は追加公演を裕一に持ち掛けるほどです。
ところが、開演時間が迫る中、音が不安な顔を浮かべていました。
音は前日の練習で歌い過ぎてしまい、のどの調子を悪くしていたのでした。
裕一は、音の震える手を握り「僕も一緒だ。大丈夫だから」と、落ち着かせます。
ステージにて・・・
プログラムは順調に進み、最後の音の歌になりました。
ステージに登場した音は、手と足が一緒に動くほど緊張しています。
音の歌は、亡き父・安隆に捧げる『晩秋の頃』で、妹・梅が作詞をしました。
「家族のために最高の歌を!」
そう誓った音でしたが、歌の途中でやめてしまいました。
のどの調子が悪く、高い音が出なくなってしまったのでした。
音の歌・・・
「音楽は心だ。心から思いを乗せて歌えばきっと伝わる」
音を励ました裕一は、満員の客席にも、音の事情を説明します。
裕一の堂々とした振る舞いのおかげで、音は落ち着きを取り戻しました。
再び演奏が始まり、音は、無事に最後まで歌うことができました。
その歌声に観客は胸を打ち、御手洗などは人目もはばからず大号泣するほどでした。
音の母・光子は、普段の頼りない裕一と、堂々とした音楽家・裕一の違いに驚き、改めて見直すのでした。
関内家にて・・・
演奏会から数日後の事。
「大変!大変!」
大慌てで帰宅した音が、家中に響き渡るほどの悲鳴を上げました。
「鶴亀が・・・金、持ち逃げした~!」
なんと、演奏会の収益金を、興行師・鶴亀が持ち逃げしてしまったのです。
音は、その金を上京への資金にあてこんでいたため、悔しさを爆発させます。
母・光子は、最初から上京の資金は出すつもりだったと意に介しません。
裕一も、音と舞台に立てて「楽しかったら、いいんじゃない?」と、のんきに言うのでした。
海辺にて・・・
亡き父・安隆に近況報告をしようと、みんなで父の遺灰をまいた海に出掛けました。
海に向かって、姉・吟は、東京で結婚相手を見つけると誓い、妹・梅は必ず作家になると宣言します。
そして、音は思いを込めて『晩秋の頃』を歌い、歌手を目指し励んでいる姿を報告するのでした。
「お父さんもきっと喜んどるわ…」
母・光子は、3人の娘の成長に目を細めました。
そして翌日、音と吟は東京に旅立ち、裕一は福島へと帰って行くのでした。
とある邸宅にて・・・
「先生、こちらの記事、お読みになりましたか?」
秘書らしき男が、裕一の演奏会の成功を伝える新聞を差し出しました。
先生と呼ばれる男は、日本作曲界の重鎮・小山田耕三(おやまだこうぞう)でした。
記事は、『小山田の後継者がようやく現れた』と、大絶賛しています。
秘書は「よかったですね、いつも若い人たちが出てこないと嘆いていらっしゃたので」と、喜びます。
しかし、小山田は「本物かまがい物か・・・楽しみだね」と、苦々しそうに言うと新聞を卓上に放るのでした・・・
つづく
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【エール】ネタバレあらすじ5週25話|感想を最終話まで!
志村けんさんに号泣・・・
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主人公・裕一の人生を左右する重要なキーマン役で志村けんさんが登場しました。
2020年3月29日に永眠された志村さんにとって、【エール】は俳優としての遺作となります。
出演をとても楽しみにしていたのですが、オープニングの「謹んで哀悼の意を表します」の追悼テロップを見た途端に胸が詰まりました。
ドラマの最後に志村さんが出てきた途端に、グッときて・・・。
本当にバカ殿様やっていた人だとは思えないぐらい、渋くて貫禄の演技でしたよね。
映画の主演も決まっていただけに、本当に残念で仕方ありません。
出演回数が多いわけはないですが、重要キャラとして今後も出演が予定されています。
俳優・志村けんさんの姿をしっかりと焼き付けたいと思います。
演奏会収益の持ち逃げは実話!?
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3会場で開催された『演奏会』は大成功で幕を下ろしました。
チケットは完売でスポンサー収入も集まり、さぞかし収益が上がったはずでしたが、まさかのオチでした!
おめでたい名前の興行師・鶴亀は用意周到な詐欺師でしたね。
高い勉強代になりましたが、裕一くんにとっては、お金には代えられない貴重な体験となりましたね。
ところで、この『演奏会』のエピソードは、ドラマ用のフィクションかと思いきや、実話だそうです。
裕一くんのモデル・古関裕而さんが、音ちゃんのモデル・内山金子さんに会うために、初めて豊橋を訪ねた際に、演奏会を開催しました。
主催は地元の新聞社だったそうですが、お金を管理していた担当者が、持ち逃げしてしまったそうですよ。
実話だったとはビックリですよね。
古関ご夫妻にとって、忘れられない思い出になったことでしょうね。
豊橋ウィークが終了
みんなでお父さんに会いに豊橋の海に来ました!
記念にパチリ📷#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#薬師丸ひろ子#松井玲奈#森七菜 pic.twitter.com/f2Sv2TmJw3— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 2, 2020
豊橋を舞台に繰り広げられた『愛の狂騒曲』は無事にまとまりました。
天国の安隆父さんにも、音ちゃんと裕一くんの思いが届いたことでしょうね。
次週の第6週は、福島と東京を舞台に、やきもきする展開となりそうです~♪